海上保安庁 巡視船「なつい」「きたかみ」因島大橋通過
PM58「なつい」手前とPM56「きたかみ」が係船中。2船が因島大橋を通過する所を撮影しました。最近では主流に成っているウォータジェット推進です。推進効率は従来のプロペラに比べ劣りますが高速航行に適しています。また噴射口が2つ有ればその場での旋回や横移動も出来るメリットが有ります。
PMタイプ(500トン型のPatrol Vessel Mediumの略)で噴射口が2つです。
令和2年3月25日は両巡視船は造船所での点検整備を終え母港へ帰港の途へつきました。「なつい」と「きたかみ」は上記写真で見る通り同型船です。なのでスペックも同じです。
総トン数:650トン、全長:72mm、幅:10m、ウォータジェット推進、20mm機関砲、放水銃、船首部に防舷材装備(縦の補強材の様に見えるもの。強硬接舷対応のためかな?)2タイプの警備救難艇を搭載。右舷側は従来のFRP船で左舷と船尾にはゴムボートの様です。
午前中には第二管区海上保安本部福島海上保安部に所属している「なつい」がやって来ました。阿武隈山地を流れる夏井川からの由来です。
「きたかみ」は福島県内を流れる北上川から由来しています。3月10日、造船所へ向かっている写真が撮れました。
3月25日「なつい」に続いて午後には「きたかみ」も造船所での点検整備も終わり奇麗に成ってやって来ました。今回は何時もとは反対側の向島側からの撮影です。
この後、「なつい」を追う様に釜石海上保安部へと向かいました。
「なつい」、「きたかみ」のご安航をお祈り致します。
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