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2021年11月 2日 (火)

海上保安庁 巡視船「あきつしま」「りゅうきゅう」因島出港 令和3年10月

Dsc_12731 令和3年10月26日  早朝、海上保安庁 巡視船 PLH32「あきつしま」がJMU因島工場より点検整備を終え出港しました。

”あきつしま”のスペックは全長:約150m、幅:約17m、総トン数:6,500トン、主要装備:40mm機関砲x2門、20mm機関砲x2門、ヘリコプターx2機、第三管区 横浜海上保安部 所属。平成25年11月しゅん功です。

PLHPatrol Vessel Large with Helicopterの略で700トン以上の巡視船でヘリコプターを搭載する巡視船です。”あきつしま”のように特に大型の巡視船では2機のヘリコプターを搭載しています。

タグボートに曳かれ離岸しました。

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Dsc_12711 岸壁でお見送りしているJMU因島工場の方々に、長声いっぱーつ!と帽子を振ってお別れです。

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そして我々の前に来ると同じ様に帽子を振って頂きました!。

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Dsc_13011 本線航路へと向かい母港である横浜へ帰港しました。

2日後には沖縄を母港とする「りゅうきゅう」が出港しました。

Dsc_13131 造船所の岸壁にはUW旗が掲げられ「りゅうきゅう」は返礼としてUW1旗を掲げています。

Dsc_13151 船首と船尾をタグボート2隻で曳、離岸。

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Dsc_13211 出港作業を行った作業員がタグに下船し、いよいよ出港です。

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Dsc_13441 本線航路を西に取り沖縄へ帰って行きました。

これからも我が国領海の安全・治安の確保をお願い致します。

”あきつしま”、”りゅうきゅう”のご安航をお祈り致します。

2021年7月 9日 (金)

海上保安庁 巡視船PL-03「くだか」因島出港 令和3年7月

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那覇海上保安部、所属のPL-03「くだか」が6月初旬、入港し約1か月の点検整備を終え7月2日、母港へ向け出港しました。

Dsc_05951 2隻のタグで船首と船尾を曳き離岸します。

Dsc_05991 離岸前には既に発電機を運転し自船内の電気を給電しています。離岸したこのタイミングで1号主機を起動しました。続いて2号主機を起動。

Dsc_06011 船舶の場合は船首に近い配置から1号・2号とし左右対称に同じ位置にある場合は右舷側を1号機とします。ディーゼルエンジンの場合は起動した時や低負荷時には写真の様に黒煙が出易くなります。ディーゼル機関では小型の船舶を除き殆どの船舶は圧縮空気を使用したエアー起動です。

しばらくしアイドリング状態に成るとこんな感じです。

Dsc_06021 目の前で離岸作業を行った造船所のドッグマスター、作業員が離船します。

Dsc_06071 いよいよ那覇に向け出港です。

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造船所の見送りの方達への挨拶の後、我々にも同じ様に帽子を振って頂けました!。

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「くだか」のスペックは以下の通りです。

総トン数:1,200t、全長:91.4m、幅:11m、速力:20kt

兵装:船首35mm単装機銃、船橋前20mm多銃身機銃

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「くだか」の入港、入渠の写真を貼ります。

6月7日、はるばる沖縄からやって来ました。土生アンカーに錨泊です。

Dsc_06481 翌日、まさかJMU因島工場に入港するとは思っていなかったので急いで出動!。

Dsc_06621 自走でタグのサポートを受けながら入港。そして岸壁に接岸。

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Dsc_06842 2日後、入渠です。

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Dsc_07031 後日の乾ドッグの状況です。

Dsc_07041 船首に2基のバウスラスターが有るのが分かりますね。アンカーも取り外されチェーンも同時に点検整備されているようです。

Dsc_07052 今回も楽しいお見送りが出来ました。

船長を始め乗組員のみなさん有難うございました。

PL-03「くだか」のご安航をお祈り致します。

 

2021年6月25日 (金)

海上保安庁PLH-31「しきしま」因島出港 令和3年6月

Dsc_0392 海上保安庁最大級の巡視船PLH-31「しきしま」がJMU因島工場に5月初旬入港し6月中旬、点検整備が終わり因島を出港し母港である鹿児島海上保安部へ帰港しました。

2隻のタグボートに曳かれ離岸。

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Dsc_03831 「しきしま」の向こうに見えるのは緊急入港した「あざれあ」です。

対空レーダを備え威風堂々とした姿はカッコいい!。

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見送りに来ている造船所職員の方達とのお別れの挨拶です。

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Dsc_03911 次は私達の目の前に来ると同じように皆さんで手を振ってくれました。

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Dsc_0399 UW1旗もレーダマストに掲げられ雰囲気が盛り上がるな~。

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「しきしま」の仕様は以下の通りです。

総トン数:6,500t、全長:150m、幅:16.5m、深さ:9m

兵装:35mm連装機銃x2基、20mm機銃x2基、

主な装備:ヘリコプター2機搭載、対空捜索レーダ1基。

船首・船尾部の35mm連装機銃、艦橋前部両舷の20mm機銃

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Dsc_077020mm 後部甲板ヘリコプター格納庫上部の35mm連装機銃

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レーダマスト頭頂部のレーダはヘリコプター搭載船には装備される対空レーダ

下部2基は航海用レーダ。その下、海上保安庁唯一の対空捜索レーダ。

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PLH-31「しきしま」がこの様に重装備されているのは今から30年ほど前にニュースでも報じられていたフランスからのプルトニュウム輸送の警護にあたっていたからです。また当然、極秘任務でアフリカ大陸を迂回する無寄港による航海だったそうです。

初めて見たPLH-31「しきしま」は護衛艦と見間違うほどの重厚感のある船体はカッコ良かったです。

船長を始め乗組員の皆さん有難うございました!。

PLH-31「しきしま」のご安航をお祈り致します。

ドッグ入りし、塗装が行われ喫水線下の船底周りのスラスター、舵、プロペラ等の点検整備が終わった「しきしま」が出渠する時の写真を添付します。

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2021年1月 7日 (木)

海上保安庁 巡視船「あきつしま」令和2年12月

Dsc_07021 年の瀬も迫る12月中旬、日本最大級の海上保安庁巡視船「PLH32 あきつしま」が入港しました。船尾のヘリコプター格納庫を見ると分かる通り2機のヘリコプターを搭載出来ます。

Dsc_07081 入港前日にHABUアンカーに錨泊し翌日に入港しました。

Dsc_04581左舷の錨を投錨

Dsc_04591 早朝、自走により入港、タグに曳かれ入渠

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「あきつしま」のスペックは以下の通りです。

平成25年11月竣工

全長:150m、幅:17m、総トン数:約6,500t

主要装備:40mm機関砲x2(船首・船尾)、20mm機関砲x2(船橋両サイド)、ヘリコプターx2、遠隔監視採証装置遠距離(夜間においても捜索監視が出来る能力を持ったカメラを搭載)

点検・整備を済ませ新年に向け仕事納めの翌日に出港しました。

Dsc_06861 造船所のUW旗に対して「あきつしま」がUW1の返礼旗を掲げています。

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Dsc_06901 Dsc_06961 我々もUW旗を掲げ帽子を振ってお見送りです。

Dsc_06971 そうすると「あきつしま」からも帽子を振ってくれました。

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Dsc_07171 面舵を取り本線航路から母港横浜へ向け航行していきました。

「あきつしま」のご安航をお祈り致します。

2020年10月11日 (日)

海上保安庁 巡視船「せっつ」延命工事を終え因島出港 令和2年9月

Dsc_005011 第5管区神戸海上保安部所属のPLH07「せっつ」が約7か月間におよぶ大規模な延命工事を終え9月末にJMU因島工場を出港しました。

延命工事とは、その名の通り通常ではもう退役してもいい年数を経過している船をオーバーホールや最新の機器の増設や置換(更新)を行い延命を図るものです。PLH01「そうや」から始まってPLH07「せっつ」まで7隻のヘリコプター搭載巡視船が35年を経過したタイミングで延命工事を行っています。1年前にはPLH05「ざおう」が同じJMU因島工場で約32億円を掛け(新聞記事)延命工事を行っていますが、今回もほぼ同様な内容での工事を行っていると思います。この様に35年も経過した巡視船を延命工事により使い続けるのはヘリコプター搭載船の建造費が延命工事の10倍以上掛かり、予算の問題で新造船を作るより現状維持の船舶数を確保する為だそうです。

朝早くから堤防で待ち構えているとタグに曳かれてやって来ました。

Dsc_00401 離岸し方向転換しこちらに向かって来ます。

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Dsc_00511 帽子を大きく振って別れを惜しむと操舵室から保安官の方が出て同じく帽子を振ってくれました。*少し撮影のタイミングがずれました。

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Dsc_00671 速度を上げ本船航路へと向かいました。”ご安航をお祈りします”。

冬まだ寒い2月中旬「せっつ」が夕方やって来ました。沖合で錨泊し翌日の入港です。

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_dsc10211 新日本海フェリー「はまなす」出港と入れ違いに入港です。

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UW2(歓迎)旗を掲げ、手を振ると沢山の保安官の方達が手を振ってこたえくれました。

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_dsc10371 接岸する時は右端に見えるウインチでワイヤーロープを巻き取ります。この時タグボートは反対方向にテンションを掛け(沖合に引っ張り)ユックリと接岸させます。

入港して2日後には入渠(にゅうきょ:ドッグ入り)しました。

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_dsc09711 2週間後に乾ドッグの状況を見に行きました。

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_dsc09751 高圧洗浄してます。船首にバウスラスター見えますね。

 コンパスデッキ(操舵室の天井の甲板)上の(サーチライト)探照灯やカメラ、衛星ANT、LED表示板、レーダーマストに設置されていた機器全てが撤去されています。

_dsc09762 撤去前の状態↓(右舷から)、撤去後↑(正面)

_dsc09672 3週間後の3月下旬。操舵室が撤去されています。

_dsc10741 外板も腐食でデコボコに成っているのをパテのような硬化物で面一にしてるんかな?こんな姿を見ると解体しているんじゃ?と思ってしまいます。

_dsc10751 掃海艇「のとじま」が事故で修理不能(退役が近く、修理に数億円掛かる費用対効果の点からも)という事で、今では呉から舞鶴に転籍に成った「あいしま」が点検整備のため入渠するため沖合を曳航されています。

上記写真を撮った翌日、出渠しました。

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_dsc11121 輸送艦「くにさき」の船尾に接岸です。

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4月初旬、接岸位置の移動です。

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_dsc11921 ドッグ脇の岸壁に接岸しました。

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_dsc12891 見れば見るほど廃船かな~と。

ところが!ここから先が凄いんです!!。

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_dsc13101 う・うん!?なんと!!新しい操舵室が=!

_dsc13151 そして、次には!

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_dsc13191 操舵室も一回り大きく成ってその後方に無かった船橋が追加されました。

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4月下旬ドッグ入りです。

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_dsc12341 5月初旬、乾ドッグを撮影。

510dscn02451_2 レーダマストが取り付けられていました。

510dscn02461 9月初旬、全ての整備が終わり出渠です。

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Dsc_00571 遠目に見ると新造船の様に見えます。

9月初旬、燧灘で日帰り試運転を行い帰って来た所。

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Dsc_18071 試運転の旗がはためいてますね~。

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1週間後に再び試運転に出港しました。

Dsc_18161 沖合でタグボートにレーダアンテナの様にクルクル回って曳かれ機器の試験調整をしている様でした。

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Dsc_18181 9月23日、早朝「せっつ」が最後の試運転に出港しました。

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Dsc_18801 本船航路に向かい来島海峡を越え伊予灘で試運転を行いました。

2020年3月29日 (日)

巡視船 因島大橋通過「くにさき」「あぐに」「いしがき」

_dsc1098 2月下旬、向島の造船所から試運転のため燧灘に向かうPL09「くにさき」を撮影することが出来ました。第7管区海上保安本部 門司海上保安部所属。

1,000トン型巡視船「くにさき」のスペックは総トン数:1,500トン、全長:96m、幅:11.5m、兵装:20mm機銃、放水銃:1門。

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試運転の旗をはためかせて航行です。

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_dsc11091 試運転を行うために燧灘に向かいました。丁度この日は海上自衛隊の輸送艦「くにさき」が午後、JMU因島工場に入港しました。燧灘で入港の時間調整をしていた輸送艦「くにさき」と巡視船「くにさき」の2ショットが沖合では見れたのにな~!。

_dsc08591 第十一管区海上保安本部 石垣海上保安部所属のPL89「あぐに」が点検整備のために向島の造船所に向かうため因島大橋で待ち受けしました。

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_dsc08721 PL89「あぐに」のスペックは総トン数:1,500トン、幅:11.5m、航海速力:23kt、兵装:20mm機関砲、遠隔放水銃:1門、2016年配属。

1月下旬、試運転を終え造船所に帰る所を撮影。点検整備を終えた「あぐに」は奇麗に成ってました。

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_dsc10251 「あぐに」と同じ、石垣海上保安部 所属のPL62「いしがき」が昨年末、造船所に係留されていました。未だドッグ入り前のようです。

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Dscf07491 PL62「いしがき」のスペックは、総トン数:1,349t、全長:89m、幅:11m、深さ:5m、航海速力:30kt、兵装:30mm機関砲、放水銃:1門、ウォータージェット推進。

造船所での点検整備も終わり燧灘へ試運転に行った「いしがき」が造船所へ帰る所を撮影しました。

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_dsc08551 船尾に日章旗をはためかせながら走る姿はカッコええな~!。

石垣島に配属されている巡視船は日本領海の正しく最前線で日々過酷な任務に就いています。これからも我が国領海の治安の維持と安全をよろしくお願いいたします。

PL09「くにさき」、PL89「あぐに」、PL62「いしがき」の航海のご安航をお祈り致します。

海上保安庁 巡視船「いよ」

_dsc1091 PM54「いよ」が造船所での点検整備を終え松山海上保安部へ帰港する前に救難救助艇を上架する所を撮影出来ました。

「いよ」は平成29年に配属された最新のPM型巡視船です。スペックは総トン数:650トン、全長72m、幅:10m、ウォータジェット推進、兵装:20mm機銃、

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_dsc10801 遠く百貫島付近で走行試験の様な航行をしていましたが、しばらく見ていると陸地に近いところで漂泊している様だったので急いで場所移動して撮影しました。

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_dsc10841_2 ウォータージェット推進ならではの、その場での旋回をしてます。

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_dsc10901 旋回しながらクレーンを左舷に張り出して?と思ってたら

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_dsc10961 警備救難艇が現れキャッチアップしました。

_dsc10981 その後、180度旋回し松山へ向かいました。

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_dsc11021 珍しい光景を見られて良かったです。

2020年3月26日 (木)

海上保安庁 巡視船「なつい」「きたかみ」因島大橋通過

Dscn01041 PM58「なつい」手前とPM56「きたかみ」が係船中。2船が因島大橋を通過する所を撮影しました。最近では主流に成っているウォータジェット推進です。推進効率は従来のプロペラに比べ劣りますが高速航行に適しています。また噴射口が2つ有ればその場での旋回や横移動も出来るメリットが有ります。

Dscn01061 PMタイプ(500トン型のPatrol Vessel Mediumの略)で噴射口が2つです。

令和2年3月25日は両巡視船は造船所での点検整備を終え母港へ帰港の途へつきました。「なつい」と「きたかみ」は上記写真で見る通り同型船です。なのでスペックも同じです。

総トン数:650トン、全長:72mm、幅:10m、ウォータジェット推進、20mm機関砲、放水銃、船首部に防舷材装備(縦の補強材の様に見えるもの。強硬接舷対応のためかな?)2タイプの警備救難艇を搭載。右舷側は従来のFRP船で左舷と船尾にはゴムボートの様です。

午前中には第二管区海上保安本部福島海上保安部に所属している「なつい」がやって来ました。阿武隈山地を流れる夏井川からの由来です。

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_dsc11511 本船航路へと舵を取り福島へ向かいました。

「きたかみ」は福島県内を流れる北上川から由来しています。3月10日、造船所へ向かっている写真が撮れました。

_dsc09961 本船航路を外れこちらに向かって来ました。

_dsc09991 船首のアンカー周りに腐食が見られますね。

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_dsc10191 三原瀬戸へ向け航行して行きました。

3月25日「なつい」に続いて午後には「きたかみ」も造船所での点検整備も終わり奇麗に成ってやって来ました。今回は何時もとは反対側の向島側からの撮影です。

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Dscn01251 この後、「なつい」を追う様に釜石海上保安部へと向かいました。

「なつい」、「きたかみ」のご安航をお祈り致します。

2020年3月21日 (土)

海上保安庁「すずか」「拓洋」因島大橋航行

_dsc10961 令和2年3月19日、点検整備を終えた「すずか」と「拓洋」が15分ほどの時間差で因島大橋を通過して任務地へ向かいました。

先ずは三原瀬戸から因島大橋に向かって「すずか」がやって来ました。

_dsc1082 「すずか」はウォータジェット推進なので船尾に白波が立ち、力強く航行しているように見えます。水上バイクと同じ原理で海水を後方に噴射して進みます。船名からも分かる通り三重県の尾鷲海上保安部に配属されています。

PL型(1,000トン型)巡視船総トン数:1,300t、全長:89m、幅:11m、スペックは海上保安庁H.Pからの引用です。

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_dsc10971_2 「すずか」は船首の形状に特徴が有ります。通常の船は正面から見ると滑らかなカーブに成っていますが「すずか」はアンカーのラインで角度を変え角ばった断面に成っており、これをナックルラインと言ってこの部分で波を打ち返し波浪の時でも波が甲板に打ち上げないようにしています。深さ:5m 

_dsc1083_2 深さ:7.3mの「拓洋」は通常の一般的な形です。

Photo 15分程して測量船「拓洋」が来ました。

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_dsc11021 測量船HL02「拓洋」のHLはHydrographic Survey VesselLarge」の略です。総トン数:2,400t、全長:98m、幅:14.2mです。「拓洋」は航海の安全や領海の権益などの調査を行っています。

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_dsc11131 「すずか」、「拓洋」の航海のご安航をお祈り致します。

2020年2月 3日 (月)

海上保安庁巡視船 「さど」

_dsc09832 海上保安庁巡視船の”さど”が点検整備のためにJMU因島工場に入港しました。

令和2年1月7日、入港の様子を撮影に行きました。

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_dsc07381_2 外観的には余り錆も浮いて無いようです。

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_dsc07511 掃海艇”みやじま”の向こうに接岸しました。

Dscf08101 数日後、ドッグ入りした様子です。アンカーも取り外されています。

ドッグでの点検・整備も終わり出渠(しゅっきょ:ドッグ出し)です。

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_dsc09431 入港時の岸壁に接岸です。

さど 全長:92m、幅:11m、総トン数:1,250t、

30mm単装機銃x1、高圧放水銃x1

1月下旬、試運転のため出港です。

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_dsc10061 試運転の信号旗を掲げています。

_dsc10131 その後、備後灘で運良く放水試験の様子を見る事が出来ました。

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_dsc09831 この後、燧灘に向かいました。

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そして朝の太陽光が反射する海面を漁業取締船がやって来ました。

_dsc09881 巡視船を追う様に大きな弧を描きながら燧灘に向かいました。

_dsc09931 1月31日、新潟海上保安部 所属の「さど」が母港へ向け出港しました。

何時ものように友人とお見送りに行きました。

_dsc10561_2 岸壁に有るポールにUW旗が揚がっています。巡視船は回答旗としてUW1が掲げられています。「さど」からは出港30分前!の放送。その後もOO運転・停止などマニュアルに沿った出港準備が行われていました。タグボートに曳かれ、いよいよ出港です。

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_dsc10721 180度転回し汽笛、長音1発そして、お見送りしている造船所の職員の方達へ皆で手を振っていました。

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その後、我々の前を通過する時もデッキやブリッジでも同じように手を振って頂きました!。

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_dsc10761 我々も一生懸命大きく手を振りました!。

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_dsc10881 本船航路へと。

巡視船「さど」の乗組員の皆さん有難うございました!!。

これからも我が国領海の治安の維持と安全をよろしくお願い致します。