海上保安庁「すずか」「拓洋」因島大橋航行
令和2年3月19日、点検整備を終えた「すずか」と「拓洋」が15分ほどの時間差で因島大橋を通過して任務地へ向かいました。
先ずは三原瀬戸から因島大橋に向かって「すずか」がやって来ました。
「すずか」はウォータジェット推進なので船尾に白波が立ち、力強く航行しているように見えます。水上バイクと同じ原理で海水を後方に噴射して進みます。船名からも分かる通り三重県の尾鷲海上保安部に配属されています。
PL型(1,000トン型)巡視船総トン数:1,300t、全長:89m、幅:11m、スペックは海上保安庁H.Pからの引用です。
「すずか」は船首の形状に特徴が有ります。通常の船は正面から見ると滑らかなカーブに成っていますが「すずか」はアンカーのラインで角度を変え角ばった断面に成っており、これをナックルラインと言ってこの部分で波を打ち返し波浪の時でも波が甲板に打ち上げないようにしています。深さ:5m
測量船HL02「拓洋」のHLは「Hydrographic Survey VesselLarge」の略です。総トン数:2,400t、全長:98m、幅:14.2mです。「拓洋」は航海の安全や領海の権益などの調査を行っています。
コメント