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2017年6月10日 (土)

「AMBORELLA] 進水式 (内海造船 瀬戸田)

_dsc01202 平成29年6月9日(金曜)10時40分から内海造船 瀬戸田工場でAMBORELLA(アムボレラ)の進水式が有りました。進水式は何時も大潮の満潮時に合わせて行われます。

今日は梅雨の合間に、最近の進水式では久し振りに、とても気持ちの良い晴天に恵まれ青空に真新しい船体が浮かび絶好の進水式日和です。今日も開場時間に現地に赴き何時の通り粉末レモン飲料とレジメをゲット!

_dsc01071 進水式が始まるまでに船首から船尾に向かって写真を撮っていきます。

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_dsc01101 船底では進水式に向かって最後の追い込み作業が行われています。一番後ろの方が塗装、その前の方がケレン作業員です。お二人ともマスクをして完全防備です。

Dscf42331 安全装置とセレモニーで撤去する盤木以外の物を順次撤去しています。ドリルでボルトナットを外し後ろの人が持ってる大きなハンマーで叩いて組んでいる盤木を外します。盤木は手前のように斜めの木材によって組まれているので上からの荷重が掛かっていても崩す事が出来ます。

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次に盤木に載っていた船底には塗装がされていないのでサンダーによるケレンを行い汚れや錆を落とし塗装が付着しやすくします。

Dscf42381左の作業員の方がマスクをしてケレン作業を行っています。

Dscf42401その後、塗装を行います。

入場時に貰ったニュースレターによる内容を記載します。内容は少しアレンジして書いています。

<特徴>

1.本船は、ニューカレドニアを中心に運行するニッケル鉱積専用のばら積貨物船です。(フランス領ニューカレドニアは天国に一番近い島と呼ばれています。南半球ニュージーランドの上方に有ります)

2.本船は、貨物の流動性を考慮した貨物艙形状を採用した完全二重船側構造船です。二重船側構造を採用したことにより、従来船よりも船体強度と外部損傷に対する復原性を向上させたほか貨物倉内のメンテナンスを容易にし、かつ外部損傷を受けても貨物倉内への海水流入および貨物の流出を防ぐ事が出来る(従来は外板に穴が開くと貨物倉内が浸水していたが貨物倉を覆う鋼板がもう1枚有るので浸水のリスクが低減された)。また燃料タンクも二重船側構造により保護されており事故や座礁などでの燃料流出のリスクが小さく成っている。

3.貨物艙は4つに区画されており、荷役装置に30tデッキクレーン3基を備えています。また、揚地の荷役設備にマッチしたオープンハッチサイズを採用して荷役効率の向上を図っています。

4.舵に省エネ付加物としてSSD(燃費3~8%向上)、Surf-Bulb(燃費3~5%)を装備し(舵本体とスクリュー直近に付加された構造物)荒天時の耐航性能向上を目的としたAx-Bow(アックスバウ:斧の形をした船首)(燃費4~6%向上)の船首形状を採用して低燃費化を実現させたエコシップである。

< 主 要 目 >

 全      長              約160.80m

 長      さ(垂線間)          154.50m

    幅    (型)             26.00m

 深      さ(型)             14.00m

 計 画 満 載 喫 水(型)               9.88m

 総 ト ン 数              約16,800トン

 載 荷 重 量 (構造喫水にて)     約27,200 t

 貨  物  艙  容  積              約20,800m3

 乗   組   員                   24名         

 主  機  関 日立ーMAN B&W 6S42MC7.1型  1基         

         最大出力      4,900kw x 128.0min 

         常用出力(85%) 4,165kw x 121.3min

 速     力 試運転最大  約14.5ノット(約26.8km/h)

 航 海 速 力        約13.5ノット(約25.0km/h)

 船     級             N K (日本海事協会)

 船  籍  国                   パ ナ マ

 起 工 年 月 日       平成27年12月 7日

 進 水 年 月 日       平成29年 6月 9日

 完 工 年 月           平成29年9月上旬引き渡し予定

そろそろ進水式の時間に成ったので船首方向に陣取って、くす玉の割れるのを待ちます。隣ではビデオカメラを三脚にセットし、首にはミラーレスのデジカメをぶら下げている結構歳を取られた方が居ました。同じ趣味なので直ぐ意気投合し写真談議に花が咲きます。デジカメを買うと撮影した写真や動画を編集出来るようにCDの加工ソフトが付属されていますが、ある程度パソコンを使えないと無用の長物に成ってしまうんじゃないかと言う話にも成りましたが、この方はパソコンでデータの整理整頓や色んな事もしているとか。私は晩年に成ってからはデスクワークが主な仕事だったのでパソコンは其れなりに使えますが”好きこそ物の上手なれ”と言われるコトワザ通り歳は関係なくパソコンと言う高いハードルも乗り越えるスキルを身につ付けている事に感心してました。パソコンは興味が無いと扱うの難しいからな~。

そうこうしてると進水式が始まりました。瀬戸田工場は船台の下に我々見学者が居るので式場が非常に見えずらいので音声のみで行事進行を見守ります。シャッターチャンスを逃さないようにファインダーを覗きます。

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Dscf42531 今日も楽しいセレモニーに参加出来、大変楽しかったです。

NISSHO SHIPPING PANAMA INC.さん、内海造船さん有難うございました。 

Dscf42631帰りにも振り返って、艤装岸壁に曳航される所をパシャリ。青い空と青い海に浮かぶ新しい船が生まれました!。

9日は年に1度のピンク色の満月”ストロベリームーン”です。太陽の光が吸収されて、赤色だけが月に反射されることでピンク色になるそうで米国でイチゴの収穫期に見える事から言われる様に成ったようです。地球から1年で最も離れているので小さく見える満月です。月の満ち欠けを月齢で表す事も有りますが今日は14.3です。新月を0として1日ごとに1が足されます。約30日周期で満ち欠けしているので15日前後が満月と成ります。

行き当たりばったりで20時過ぎに写真を撮りに行きましたがレンズの問題と知識の無さでイメージ通りの写真は撮れませんでした

Dsc_01291_2

平凡な写真に成ってしまいました。

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