「さんふらわ さつま」の入出港の風景 令和3年2月
「さんふらわ さつま」が2月中旬、点検・整備のためJMU因島工場に入港しました。
沖合からドッグマスター(入出港するパイロットの役目を行います)の指揮のもと自走でやって来ました。
1年振りの点検・整備ですがアンカー本体の錆が船首に目立つ位で他に目立つ様な錆は余り浮いていないですね。
この後、入渠しました。
「さんふらわ さつま」の主要目は以下の通りです。
総トン数:13,659t、全長:192m、幅:27m、
航海速力:23kn、旅客定員:709名、
航路:大阪南港~鹿児島 志布志(太平洋航路)
航行時間=大阪南港⇒志布志:15時間、志布志⇒大阪南港:13:45分
航行時間の違いは太平洋の黒潮の影響により順方向の上りが速く到着します。
約1週間後の2月27日、出渠・出港です。
今日は沖合に錨泊し、明日、試運転を行い目的地へ出港と成ります。
沖合に向かっていると「さんふらわ さっぽろ」が燧灘に向け航行しているのが見えました。
「さんふらわ さっぽろ」は前日に尾道造船での点検・整備を終え出港し、因島沖に錨泊していました。出港の準備中です。遠く向こうに見えるのは常石造船です。
総トン数:13,816t、全長:199.7m、幅:27.2m
航海速力:24kn、旅客定員:590名、
航路は茨城県の大洗と北海道の苫小牧を結びます。
「さんふらわ さっぽろ」はこの後、燧灘で試運転を行った後、大洗へ向かいました。
「さんふらわ さつま」は錨泊し翌日、燧灘で試運転を行い大阪南港に向かいました。
「さんふらわ さつま」、「さんふらわ さっぽろ」のご安航をお祈り致します。
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