「フェリーおおさかⅡ」入出港の風景 令和3年1月
名門大洋フェリーの「おおさかⅡ」が令和3年1月中旬、JMU因島工場に入港しました。
早朝、目的地の九州新門司港に到着後、Uターンで瀬戸内海航路を東進し、お昼過ぎにやって来ました。
外観的には特に錆も浮いていないので今回のドッグ入りは短そうです。
おおさかⅡの主要項目は以下の通りです。
総トン数:15,000t、全長:183m、幅:27m
航海速力:23kn、旅客定員:713人
航路:大阪南港~北九州新門司港(瀬戸内海航路:12時間30分)
1週間後、出渠し燧灘で試運転をして問題が無ければそのまま出港と成ります。
甲板上にはアンカーを巻き取ったり係船するためのウインチが見えます。(専門用語ではウインドラスと言います。)
出渠の方法は船首に繋がれているロープはドッグの手前にあるウインチでテンション掛けながらタグボート2隻でユックリ曳きながらバックします。
船首で1隻のタグが曳き後ろでは2隻のタグが両舷に別れブレーキ役で付いています。
レーダマストでは出港に対する返礼旗と試運転の旗がはためいています。
見送る仲間が揚げたUW旗と皆で帽子を振って見送ると乗り組み員の方が操舵室から出て我々に手を振ってくれました!。”ありがとうございます。!”
こんなサプライズが有るので、お見送りがやめられません!。
名門大洋フェリー「おおさかⅡ」のご安航をお祈り致します。
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