海上自衛隊 練習船YTE14 水中処分母船YDT04 令和4年3月 因島出港
YTE14出港の早朝、同じ造船所にドッグ入りしているYDT04のマストに見たことも無い沢山の信号旗が掲げられました。左端のUW旗は分かるのですが右側に4文字の旗が3列揚がっている内容が読み取れません。
YTE14では回答旗が揚がっています。
8時に成り船尾に国旗が掲揚されました。
点検整備でドッグ中のYTE13の隊員の皆さんが信号旗を振ってお見送りしてます。
続いて4日後、YDT04が出港しました。
造船所、YTE13の隊員の方達へ、そして我々に”右帽振れ!”
仕様は全長:46m、幅:8.6m、深さ:4m、排水量:300t
そして大きな特徴として、掃海艇が機雷や不発弾の処理を行いますがYDT04は、その処理にあたる潜水員の輸送や作業支援を行う事を主な任務としています。潜水作業に伴うリスクとして一般的に潜水病がよく知られていますが病名的には減圧症と言う事が多いらしいです。原因は水中に潜るとその深度に比例して体の周りの圧力が高くなり、急激に浮上した場合や何度も潜水・浮上を繰り返すと血液中に溶け込んでいた窒素が気泡に成り血管を塞いだりする事により発症します。この様な症状を改善するための再圧チャンバーと言われる空気加圧室を装備しています。
YTE14とYDE04の皆さん今日も楽しい1日の始まりを有難うございました!!。
YTE14、YDT04のご安航をお祈り致します。
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