「琉球エキスプレス7」進水式 令和4年7月28日
令和4年7月28日、内海造船 因島工場で進水式が行われました。
今回は何時もの船首からの撮影ではなく対岸の生名島からの撮影です。
今回も進水式の事前広報は無く適宜、ブロック積や船首部の状況を踏まえカレンダーの大安を勘案し1日前に外周道路から船台を見ると進水式の準備作業をしているかで、その日が確定されます。式典時間は満潮時間前後です。
今日はこれに乗船し対岸の生名島へ。
進水式の場合、タグはマストに日の丸を掲げる様です。
進水するタイミングは船名がオーナーにより命名され除幕したのち進水作業が始まるので(セレモニー用に船首部の盤木を取り外す)作業終了後の合図で支綱が切断されバルバスバウでシャンパンが割れそのタイミングで作業員が安全装置を解放すると本線が船台を滑り降ります。
満潮の時間と船名幕を見ながら待機です。
こうして待っている間も航路に成っているので島渡しの高速船が行き来しています。通常の航路より避けているのかな?。
進水するタイミングで一斉にタグが汽笛を鳴らし警報するので高速船は余裕で避けれるな~と、思いながら見てました。
汗を拭きながら時計を見ると満潮時間です。そろそろかな?と思っていると船名幕が外されました。
現場では進水準備が行われている様で、あと2~3分で進水だな。
目の前の艤装接岸に接岸されます。
作業船の前に四角い枠で囲っている中にTUGと書かれている所が補強されているので、ここを押します。
アンカーもこのタイミング降ろされました。
船首、船尾ともに右舷側にショアーランプ扉が有るので試験調整などの関係で、この向きでの接舷したようです。
「琉球エキスプレス7」のスペックです。
全長:約191m、幅:27m、総トン数:13,650t、
航海速力:約22.kt(約40.7km/h)
積載能力:トレーラシャーシ187台、乗用車204台、
*RoRo船は基本、自走で荷物を載せる貨物船です。トレーラーの場合は乗船後、運転席部分を切り離してシャーシだけを乗せ効率化を図ります。
そのため、車両甲板には冷凍庫や冷蔵庫用の電源コンセントが装備されています。
内海造船の隣にはJMU因島工場が有り修繕工事専用の工場と成っています。
先日、点検整備で入渠したアメリカ海軍の音響測定艦「IMPECCABLE」です。
「とわだ」の向こうには掃海艇「つのしま」と「みやじま」が接岸しているのですが、もう少し回り込まないと見えませんでした。
帰りのフェリーには、ご当地アイドル「かみりん」の紹介が
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