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2015年8月 6日 (木)

いんのしま水軍まつり(島まつり)

Photo8月2日(日)10時より水軍城下の駐車場にて因島水軍まつり3部構成の1部として”島まつり”が行なわれました。島まつりはオープニングと位置付け、因島水軍まつりの成功と、先人に感謝する祭りです。皆が集い「いざ出陣」の勝鬨(カチドキ)をあげ、喜びを分かち合う祭りを誓いました。また、火まつりを2部として8月29日(土)火に照らされた夜の砂浜に鎧武者が集結し大松明の練りまわしがあり水軍太鼓に合わせ水軍跳楽舞(ちょうらくまい)が披露され、クライマックスに大筒花火などが打ち上がります。そして8月30日の海まつり、〆の3部として村上水軍が伝令船として使用した木造船「小早(こはや)」による競争レースが行われます。櫂のこぎ手14人と舵取りの船頭、太鼓を打つ人の計16人が乗り込み約1kmのコースで競われます。

写真は”ゆるキャラグランプリ2014”で137位/1,699で広島県内では1位の”はっさくん”の村上水軍衣装バージョンの後姿です。

 

本日の”島まつり”としてまず因島各町の城(公民館など)において出陣の儀式を行ないました。

1こちらは中ノ庄公民館にて行なわれた出陣式後の記念撮影の様子です。

この後、因島村上水軍の主な城跡から城主が集結します。青木城(重井)、幸崎城(大浜)、大江城(中ノ庄)、青景城(田熊)、美可崎城(三庄)、長崎城(土生)、茶臼山城(原・洲の江)。この中で行った事の有るのは月に1度以上トレッキングで行く青影山と今はお洒落なレストランと宿泊施設に成っている長崎城跡位です。その内、全ての城跡を制覇したいです。

 

Photo_2水軍城へは順次各隊が到着し報告。

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各隊が到着すると因島村上当主村上新蔵人吉充公が入場し公を中心に各城主が左右に整列。前列は吉充公護衛隊。

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火渡しの儀:因島村上の先祖を守る菩提寺より聖なる火を因島村上当主村上新蔵人吉充公が受け取り、弓矢により先陣隊を選び順に各城主に分け与えます。先陣:長崎城隊

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木玉返還:昨年、小早で優勝したチームから木玉(木の球)が各城主へ返還されました。

割符授与:各城主より、小早レース及び跳楽舞参加のチームに参加許可の割り符が与えられました。

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三献の儀:(水軍兵法書にある出陣の儀式)因島では勝ち栗、のしイカ(延ばす)、昆布(喜ぶ)などをつまみ、共に水盃をあける。水杯(ミズサカズキ:二度と会えないかもしれない別れのときなどに、互いに杯に水を入れて飲み交わすこと)

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村上新蔵人吉充公が先ず三献の儀を行なった後、各城主と一緒に三献の儀を行なう。

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 下知(ゲジ・ゲチ:支配下の家臣たちに直接下す命令のこと)を読み士気を高める。

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吉充公が因島水軍まつり出陣の勝鬨をあげ、喜びを分かち合う祭りを誓いました。

 

因島村上水軍陣太鼓:迫力ある大太鼓の鼓動が会場全体に響き渡り、マサシク身体全体が空気の振動と共に響くのに感動しました!。生で感じるこの迫力。

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跳楽舞(飛び跳ねながら踊る)

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 跳楽舞は踊りを知らない子供も大人も見様見真似で飛び入りで参加出来る楽しい踊りです。会場では多くの人が参加していました。

 

会場は数日来続く炎天下の中、”はっさくん”や甲冑で正装した水軍武者の人達は大変だったと思います。

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