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2015年10月17日 (土)

石鎚山 登山

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10月15日(木)10年以上振りに石鎚山登山をして来ました。\(^ ^)/私としては4度目の石鎚山登山です。写真は、お決まりのアングルで西日本最高峰石鎚山(天狗岳)1,982mです。中国地方の最高峰は鳥取県大山(剣が峰)1,729m、九州地方では登山をしない人でも縄文杉に会いに行きたい屋久島に有る宮之浦岳1,936mです。関西地方では石鎚山と同じ修験道の開祖である役行者ゆかりの地、奈良県大峰山系の八経ヶ岳1,915mです。私も関西に居た頃には大峰山系の山には色々登りましたが八経ヶ岳は未踏峰です。

当日は朝6時に、まるたま君の家に集合と言う事で前日は普通に寝ましたが何故か3時過ぎには目が覚めて、5時までは未だ2時間も有るので寝ようとするも逆に余計目が覚めて寝れないパターンに(´ω`)。まるたま君は遠足に行く時の様にワクワク感からか?1時間も早く目が覚めたー(^―^)と楽しそうに言ってたけど。5分前にまるたま君、家へ着いたら既に2人は準備万端で早く行こう!と言う感じです。私は少しでも荷物を軽くするために事前に1人づつカップラーメン・コーヒーカップ・レーション(行動食:休憩時のエネルギー補給のお菓子類)・水500ccを2人に持たせ途中のコンビ二で各自がオニギリ2個を買いました。

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何時も瀬戸内海側から見る四国山系ですが今日は画面中央にある小島の真上に有る石鎚山を目指します!(v^ー°) 朝6時過ぎに出発し一路、石鎚山登山の表参道にあたるロープーウェイ乗り場を目指しカーナビの指示に従い出発しようとすると、まるたま:昨日ルート設定しようとしたけどルートは有りません!って表示されてダメじゃったー!、あんせい:事前にメールで終点を何処に設定するか、また分かり易い様に過去に行った人の駐車場の写真付きのブログのアドレスで見たら分かったろ~!?、まるたま:検索で石鎚山が出てきたんでそこにしたらダメじゃった=!、あんせい:まさか!車で石鎚山登る訳でも無いんで、そりゃ無理じゃろー!(>д<;)チョッと画面出して、まるたま:石鎚山で検索した画面を出す。あんせい:石鎚山の下に石鎚山温泉って有るやん!ここ・ここ!!。と言う事で事前に調べていた距離と時間でロープーウェイ下に有る駐車場に行ける設定が出来ました。  かくして少しツマヅキながらも出発しました・が、前日までの天候とは裏腹に空は鉛色の厚い、うろこ雲が重なり合い朝日を見る事も出来ず晴天の中で気持ち良く登山したいのに3人共テンションちょっと下がり気味(_ _|||) 事前に山頂の温度や天気予報と天気図を見て今日にしたのにな~。四国に入り高速でも下道でも時間は余り変わらないので一般的な下道を走行しているとカーナビ君が高速を走らせようと私の頭に有るルートと違う方向に指示を出してくるけど無視して進むと新しいルート検索をしてくれるハズなのに、どうしても高速道を指示してくるので、まるたま君に再設定をお願いすると”ワシも使い方よう分からんのよ!”って。(☆゜д゜) あんせい:え~え!じゃあ地図は?まるたま:地図なんか無いでー!あんせい:まあエエかー、大雑把やけどマサカのためにパンフレットの簡単な地図切り取ったの有るし。その後、無視されたカーナビ君は機嫌を損ねたのか当初の予定時間を大幅に超える到着3時間のルートを表示してました。頑固な持ち主に似るんかな~と思いながら・・・T君は後ろの席で昼食のオニギリ食べてるし!そんなこんなで、どうにか予定通りの2時間で到着。駐車場で500円を支払いロープーウェイ乗り場へ。

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ロープーウェイ乗り場の案内ゲートをくぐると最初に現れたのがこの、お堂です。

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そして、お堂の正面には弘法大師と岩座に座り頭巾を被り一本歯の下駄、右手に錫杖そして左手には巻物を持った役行者さんの像が祀られています。

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平日の始発時間の8時20分のロープウェイに予定通り乗る事が出来ました。

Dscf03111今回は国定公園の指定60周年にあたるため?記念の木製ストラップがオマケで付いてました。ラッキー!。 (*^ー゚)v

ここのロープウェイは標高455mから一気に1300mまで登ります。そのため3度ほど耳がツーンとしました。そう言えば穂高に行った時も同じやったな~。(どちらも日本で有数の標高差を持つロープーウェイです。)

石鎚山は西日本の最高峰で中国地方の山より高いため日本海で発生した雪雲が中国山地(1,300mほど)を通り抜けると石鎚山系にあたり雪を降らす事からスキー場も有ります。なのでロープーウェイは通年運行されています。

今日の歩行予定時間はロープウェイ乗り場で貰ったパンフレットにも書かれている標準的な、上り:3時間30分、下り:2時間30分です。

標高差:674m。弥山(1,974m)-ロープーウェイ成就駅(1,300m)

歩行距離:約4,500mです。

ロープーウェイ成就駅(じょうじゅうえき)を8時30分に今日の登山者の先頭で出発し足取りも軽く2人のワクワク感がヒシヒシと感じられます。1kmほどの距離なのに予定時間より10分も早く石鎚神社中宮成就社に着きました。

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早速3人でお参りを済ませ、次は隣に有る遥拝殿では今日の登山が無事に終える様にお願いしました。

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祭壇の向こうに、これから登る石鎚山が見えます。

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心を新たに気を引き締め神門をくぐり抜け、ここからが登山の開始です。

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2人のテンションは高く、しばらくは下り道が続くので速過ぎると思いながらも付いて行くと次の遥拝の鳥居に15分の所、11分で到着。ここは、コレより先、石鎚山に登れない人がここで参拝する所です。何時の間にか天気も回復し、より2人のテンションはUPしました。

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この後も2人の歩行速度は速く、しばらくすると今度は八丁坂と呼ばれる上りに成りました。以前の登山では坂道だったのが延々と続く木製の階段が整備されていました。階段は腿を上げるため坂道に比べメチャ疲れます。行けども行けども階段は続き1/3ほどの行程で私の心は音を立てて折れてしまいました(´Д`) そんなんで、この辺の写真は有りません。まるたま君にザックを交換してもらいヘロヘロに成りながらも2人の後を付いて行ってる状況です。唯一、撮った写真もピンボケです。

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まるたま君に貰った写真↓未だ元気な頃、紅葉を見ながら、またブナの原生林では疲れた身体にパワーを貰おうと大きなブナに抱き着いたり。LOVE注入も欲しいかな?(=^_^=)

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神門から55分で試しの鎖74mに到着です。T君は左手が動かないんでどうしようかな~?と言っていたけど、折角ここまで来たんじゃけー登らんといけんやろー!と無理に引き込みました。

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下がT君、真ん中が私のザックを背負ってる、まるたま君。3人共、無事試しの鎖を上り切り見晴らしの良い夜明かし峠に出ました。屏風のように岩肌が正面に見えるのが山頂です。

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夜明かし峠は、その昔は今の様にロープーウェイも有る訳も無く、また登山道も整備されてない時代に、山頂へお参りに訪れる人達がここで夜を明かした事によるそうです。

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夜明かし峠は標高1,650mほどです。これより少し歩き再び階段状の登山道に成ると標識が有りました。

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成就社からここまで2.6kmを1時間半。あともう少し頑張ろう!。 (^ ^)/

この後、一の鎖33mを難なくクリヤーして土小屋との分岐に有る鳥居を通過します。

Dscf03381_2この鳥居の直ぐ上に二の鎖小屋が有り1年前に立派なトイレも出来ており女子でもトイレの心配無く登山することが出来ます。ここのトイレは環境配慮型の汚水処理がされている様です。山ではトイレの運用のために使用した時にはチップが必要です。ここでは100円でした。大峰山系の行者還岳に有る非難小屋だったかな?でも同じ様なトイレが整備されてました。山に人が入るとトイレによる環境の問題が心配されます。瓶ヶ森方面を見る。

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次は二の鎖65mに挑戦です!。

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 私は岩場に成ると元気が出て2人を追い越して上からもパチリ!。ここも難なくクリヤー!この鎖場の直ぐ上に一の鎖68mが有りますが、鎖場の小屋の改修工事?と山頂での工事とで立ち入り禁止に成ってました。仕方ないので迂回路を行く事にします。

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この鎖場を登りきると山頂:弥山1974mに到達しますが迂回路は立派な階段に成ってます。コレまでの写真で何か気が付きませんでしたか?。何時の間にか先頭が入れ替わっているのを!何時も裏山へトレッキングに行った時は、オイちょっと休憩しょうでー!とか、お前らシンドウ無いんかー!?とか何時もドベ(方言でビリ)で、はぁはぁゼイゼイ言っているのに何故か今回は最後の登りで勢い良く先頭に立ち2人を引っ張って行ってます。まるたま君と2人して不思議な世界を感じてました・・・。(。-_-。)  

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迂回路を上りきると稜線に出ます。そこには開けた石鎚山からの四国の峰々が連なり森林限界のため?緑の絨毯を敷きつめた様に感動の景色が広がります。

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この稜線の直ぐ上が山頂、弥山1、974mなので早速、山頂神社にて3人で手を合わせました。この時11時25分。ロープーウェイの成就駅から4.5kmほどを3時間で登りきる事が出来ました。あ~しんどかった=!(´∀`) 山頂ではTシャツ1枚で十分な暖かさでした。

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少し早いけどランチタイムにしました。持って来たカップラーメンと途中コンビニで買ったオニギリ2個を食べ食後のブラックコーヒーで乾杯し山頂からの絶景を楽しみながら、しばしの至福の時間に浸るこの満足感 (*´∀`*)

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 食後は今日の最終目的の西日本最高峰の天狗岳1,982mに挑戦です!。

Dscf03611_22人とも写真ではピースサインをして余裕の感じですがここまで来るにも結構時間が掛かってます。なんせ高所恐怖症なので手や足を動かすより口ばっかり動かしてるんで。この先には殆どの人が恐怖を感じる岩場が待ち構えています。

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大きな岩が平なのですが写真の様に全体的に傾いていて滑りやすいんです。そしてそこでは先頭を行っていた私が2人をボンヤリ待っていると女子3人と男子1人のグループがやって来ました。男子は1人の女子を誘導すると天狗岳頂上へ行ってしまいました。本命の彼女だけ連れて行ったん!?残された2人は、這いつくばって恐怖で身動きが取れない状態で”きゃー!怖いどうしよう!”と声を上げてました。優しいあんせい君は手はここ・足はそこに置いて次は、ここに手を持って来て、足をそこに置いてと、教えてあげて女子2人は難所をなんとかクリヤーしてお礼と共に頂上に向かいました。私の立っている直ぐ横は断崖絶壁で50m以上は切れ込んでいます。

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我がチームの男子2人はと言うと当然のごとく四つん這いに成って身動きが取れない状態。T君がサッキよりも口での講釈が多くなり手足は固まったまま。T君が先頭なので後ろの、まるたま君もどうし様も無い状態で、余りに高いんでお尻がムズムズして恐ろしいとか言ってるし。そんなんで、あんせい君からは叱咤激励が飛びました!サッキも女子が通過したんやからエエ男が恥ずかしいで=!早よ来んと渋滞するで=!(`Д´*)とサッキの女子とは全然違う対応。(^m^ ) どうにか2人も根性決めて無事に通過し西日本最高峰へ!\(^ ^)/

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    まるたま君と2人で、これより先の南尖峰へ行く事にしました。

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この後、3人共無事、弥山に戻り本当にホッとしました。経験の無い2人を軽いと言いながらもザックを担いだまま危険な岩稜地帯のトラバースをさせたのは大きなミスでした。反省です。

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弥山から瓶ヶ森方面(東)を見ると自分よりも下に雲が有ります。2,000m程の山でも雲を上から見れますよ!。

下山は上りより足腰に負担が掛かります。ただ足を交互に出せば自然と進む事が出来るので周りの景色を楽しみながら降りることが出来ます。紅葉が綺麗です。

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結局下りは山頂を13時40分に出発しロープーウェイ乗り場に着いたのが15時35分。2時間で着きました。車では登山を終えファイト1発で乾杯!     \(^ω^\)

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そして、まるたま君家に着いたのが18時頃。心地良い疲労感を残しながら楽しい1日を3人で分かち合えた日でした!。

Dscf03871そして当日の活動量計の数値です。実質ザックを担いでの登山なので実際はこの数値の何倍あるのかな~?

交通費

 軽ETC往復 :3,840円

 ガソリン代:3,000円

  駐車場代:500円

    合計:7,340円

1人あたり≒2,500円+ロープウェイ代1,950円

その後の後日談。今日も恒例の裏山トレッキングでT君がメチャ元気良かったです!。

\(@^0^@)/行きも帰りも最速記録でした!。どうなったんやろ~!???。

 

 

コメント

おもろい~🎵
「ずっこけ3人組おっさん編」じゃね!
山頂でのコーヒーは最高じゃろな~
「どこでもドア」でそこだけ参加したい!
山頂からの景色を味わいたい‼
晩にゆっくりパソコンで見ます。

ぽちこサン:この記事、楽しんでもらえて良かったです。石鎚山はシーズン的に平日にも関わらず沢山の人で賑わっていました。山は苦労して登った時の達成感が何とも言えませんよ!人生1度は雲を真近で見下ろして見て下さい!感動しますから!!
しかし岩場のインパクトの方が大き過ぎたのか2人の、おっさんは何時もの様に無関心やったな~(ノД`)。煙と何とかは高く登るとか?そんなオッサンもいましたけど。。。このブログはヘンテコな文章が多いのでパソコンで見ないとストレス溜まるかも?。

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