本因坊秀策 (因島 外浦町)
自転車で隣町に有る知る人ぞ知る有名な史跡を訪ねて来ました。本因坊秀策の石碑に相応しい碁盤の上に碑が鎮座しています。この石碑は大正時代の物で秀策生誕の地である、現在は因島石切神社の境内に有ります。
これより少し山手に行った所に本因坊秀策囲碁記念館が有ります。入館料:大人300円です。一人で喫茶店にも、よう入らない気が弱い?私なんでパスしました。
次は直ぐ近くに有る本因坊秀策のお墓が有るお寺さんにお参りに行きます。
地蔵院(曹洞宗)の入口に建つ阿吽の仁王さんです。階段を上がり本堂へ。
本堂の手前左手には因島八十八ヶ寺の二十四番札所”最御崎寺”がありました。
薬師堂と言う事で薬師如来が祀られています。薬師如来は一般的には左手には薬壺(くすりつぼ又は、やっこ、と言います)を持っており、その御利益は病気を治してくれる事から、薬の無い・お医者さんの居ない時代には最も信仰された仏様だったようです。現在でも加齢に伴う疾病でお年寄りや、色んな病気・怪我や精神的に辛い病で多くの人達が御参りされている事と思います。 四国八十八ヶ所霊場の最御崎寺は空海と最も縁のあるお寺です。空海が青年の頃、室戸岬の突端に有る洞窟で厳しい修行をしていた時、明けの明星が口に入り悟りを開いたと言われる洞窟の程近い所に、後に空海が最御崎寺を創建しました。この洞窟を御蔵洞と言い洞窟から外を見ると、そこには空と海しか見えずそこから空海という名前に成ったとも言われています。 お参りは薬師如来の真言”オン コロコロ センダリ マトウギ ソワカ”を3度(正式な回数として3返または7返)唱えました。
境内の案内標識に従って本因坊秀策さんの墓に向かいます。
ここに書かれている御城碁とは将軍の御前試合の事でこれ以外にも、現在までに未だ2人しか居ない碁聖の中の一人に数えられています。正しく囲碁をする人から見ると、ここは聖地ですね!。
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