因島水軍まつり (島まつり) 平成29年6月25日(日)
因島水軍まつり(3部構成の島まつり・火まつり・海まつり)のオープニングとして島まつりが6月25日(日)しまなみビーチで行われました。つい1時間ほど前まで梅雨の雨空にヤキモキしていましたがオープニングが始まる頃には青空も覗くように成り天気も回復しました。島まつりは水軍まつりの成功と先人に感謝するまつりです。 ホラ貝の音と共に水軍陣太鼓にて威勢良く島まつりの始まりです!
最後に六代当主、村上新蔵人吉充公の入陣です。
全隊の入陣整列に続いて安全祈願祭が執り行われました。地元、大浜町の厳島神社の宮司さんによる祈願です。
吉充公による玉串奉奠(たまぐしほうてん)二礼、二拍、一礼です。
水軍まつりの成功と同時開催されているランニングバイクの安全祈願が滞りなく執り行われました。
七つの地に因んだ七つの文字の想いと、その地の誇りを守り伝えよう。
灯:幸崎城(大浜町)、港:長崎城(土生町)、願:美可崎城(三庄町・椋浦町)、田:青影城(田熊町)、水:大江城(中ノ庄町・外浦町・鏡浦町)瀧:青木城(重井町)、竜:茶臼山城(原町・洲の江)
火渡しの儀:因島村上の先祖を守る菩提寺より聖なる火を因島村上当主村上新蔵人吉充公が受け取り矢の抽選により一番隊の美可崎城主から順に各城主に分け与えます。殿(しんがり:隊列や順番の一番最後)は大江城が受け持つ。
親方さまから御神灯を授かる時に陣容による各隊の持ち分を拝命する。
この後、昨年優勝した小早レースの各部の優勝チームと跳楽舞の優勝チームから天・地・人の木玉が返還されました。*孟子の教え「天の時、地の利、人の和」天の恵みの絶好のタイミングは地の利には及ばない。その地の利でさえ、人々の団結力には及ばないと言う意味で戦に勝つには、この3つの条件が必要だといわれてます。
続いて今年、小早レースと跳楽舞に参加するチームに割符が授与されました。
出陣に際して三献の儀を行う:(水軍兵法書にある出陣の儀式)因島では勝ち栗、のしイカ(延ばす)、昆布(喜ぶ)などをつまみ、共に水盃をあける。水杯(ミズサカズキ:二度と会えないかもしれない別れのときなどに、互いに杯に水を入れて飲み交わすこと)
村上新蔵人吉充公が下知(ゲジ・ゲチ:支配下の家臣たちに直接下す命令のこと)を読み士気を高めました。
吉充公が因島水軍まつり出陣の勝鬨をあげ、喜びを分かち合う祭りを誓いました。エイエイお=! x3
ゆるキャラのはっさくんも水軍バージョンで参加!跳楽舞は踊りを知らない子供も大人も見様見真似で飛び入りで参加出来る楽しい踊りです。会場では多くの人が参加していました。
因島アメニティー公園ではランニングバイク選手権も行われていました。ランニングバイクは自転車のペダルが無く足で地面を蹴りながら進む競技です。公園内の敷地を広く使いコースを作っているので走行距離が有りスピードが落ちて来ますがゴールまで皆、一生懸命頑張っていました!。
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