海上自衛隊 訓練支援艦「くろべ」出港をお見送り
令和元年12月18日 早朝JMU因島工場から訓練支援艦「くろべ」が出港しました。
船上では乗組員の方達が慌ただしく出港の準備をしています。離岸は2隻のタグボートにロープを渡し船首・船尾から同時に沖に向かって平行に曳きます。
自衛艦なので今日もUW旗に加え旭日旗を掲げて見送りに来ている我々にも気が付いてくれているようです。
合図のラッパが鳴り響き”出港用意!”の指令の元、いよいよ離岸します。艦上では乗組員の方が両舷に整列され、岸壁に居るJMU因島工場の方達の見送りに対し”帽フレ!”の答礼をします。(船上の白い作業服は離岸作業中のJMUの職員です)
タグボートにより180度転回中。良い感じで転回出来たので見送りの人達の真横に位置しバッチリなタイミングで”帽フレ!”をしていただきました。
このタイミングで手旗信号を送りました。
クロベ ノミナサン ニンムガンバッテクダサイ サヨウナラ オゲンキデ
”くろべ”は遠ざかり手旗は目視出来ないため発光信号をいただきました。
離岸に携わったドッグマスターや白い作業服のJMU職員の方達が船尾に着けたタグボートへ乗り移ります。
その後、沖に向け速力を増し本船航路へ向かいました。
「くろべ」のご安航をお祈り致します。
私が初めて自衛艦の見学会で初乗船したのが”くろべ”です。なので思い入れが有ります。その時は操舵室内部を見学出来るなんて思ってもいなかったので感動したのを今でも覚えています。
若い頃、造船所へ出向し電気設計に携わり先輩の指導の下、大型船の操舵室内の機器配置などの図面も書いた事も有り、何度か操舵室も見たので昔の事を思い出しながら目を皿のようにして色々見学していたのを覚えています。
ある日の、補給艦 ”とわだ” 訓練支援艦”くろべ” 海上保安庁 巡視船 ”あきつしま”
おっさんも20代の頃に戻れたら、こんな船に乗りたいな~。
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