海上保安庁 巡視船 「あきつしま」因島出港
令和元年12月24日 早朝、海上保安庁 巡視船「あきつしま」がJMU因島工場より点検整備を終え出港しました。今回はドッグ入りはしなかったので塗装によるお化粧直しは無しです。
”あきつしま”のスペックは全長:約150m、幅:約17m、総トン数:6,500トン、主要装備:40mm機関砲x2門、20mm機関砲x2門、ヘリコプターx2機、第三管区 横浜海上保安部 所属。平成25年11月しゅん功です。
PLHはPatrol Vessel Large with Helicopterの略で700トン以上の巡視船でヘリコプターを搭載する巡視船です。”あきつしま”のように特に大型の巡視船では2機のヘリコプターを搭載しています。
出港時間に成り船首・船尾にタグボートからロープが渡され離岸します。
UW旗(ご安航をお祈りします)を掲げ日章旗を振ってお見送りです。
”あきつしま”が汽笛、長音一発を発し別れのシーンを演出し感動を与えてくれるこの瞬間が何とも言えない一時!。おっさんは、車や電車と違ってアナログ的な船の別れが大好きなんです。
両手を振ったり帽子を振ったりしてデッキ(甲板)やブリッジ(船橋:操舵室)に居る人達に、さようなら・お元気でー!とお別れを告げます。それに応えるように乗組員の方達も帽子を振ってくれました。
目の前を通過するこのタイミングで手旗信号でも”サヨウナラ オゲンキデ”を発信すると乗組員の方からも手旗信号での返信がありました。通り過ぎて行く所だったので遠くて内容の判別が出来ず残念でしたが凄く嬉しかったです。有難うございました!。
本船航路へ備讃瀬戸(瀬戸大橋)、明石海峡経由で母港の横浜へ向かいました。
これからも我が国領海の安全・治安の確保をお願い致します。
”あきつしま”のご安航をお祈り致します。
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