大王海運 進水式 内海造船 因島工場
令和3年1月14日(月)12時10分より内海造船因島工場で大王海運株式会社の新造船が進水しました。写真を見ても分かる通り船名が表示されていません。私も何度か進水式を見学しましたが、船名の命名が無い進水式は初めてです。これもコロナ第3波のせいで船主・来賓関係者自粛のせいでしょうか?。
それでも新しい船の誕生として一通りのセレモニーが行われました。
今回もコロナのせいで進水式は一般には解放されていませんので撮影は島内の周回道路から工場の塀越しに撮影しました。
従来通りの手順で、最初に国旗掲揚が行われ(船名の命名が行われず)
盤木の撤去など進水作業が行われ最後に支綱が切断されシャンパンが割れました!。
建造中の写真が少し有るので貼り付けます。
この船の特徴としてバルバスバウ(球状船首にして造波抵抗を低減する構造)の上部に台形状の構造物により波浪中の波による抵抗増加の低減を図る”省エネ装置STEP”と言われる物が装備されています。自船のみで横移動が出来るように船首にはバウスラスター、船尾にはスターンスラスタが2基装備されています。
船首甲板上には錨を揚げたり係船ロープを巻き取るウインドラスが装備されています。
進水式も迫り最後の追い込みです。TUGが押すことが出来るエリアのマークを描いています。
ファンネルマークをアップで見ると大王海運(株)の船と言う事が分かりました。
平成27年6月2日には内海造船 瀬戸田工場で同じ大王海運(株)の「第3はる丸」が進水式を行っています。
と言う事で、本船の船名は「第〇はる丸」と成りそうです。
現在、第1・2・3はる丸、が運航されています。
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