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2021年7月

2021年7月 9日 (金)

海上保安庁 巡視船PL-03「くだか」因島出港 令和3年7月

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那覇海上保安部、所属のPL-03「くだか」が6月初旬、入港し約1か月の点検整備を終え7月2日、母港へ向け出港しました。

Dsc_05951 2隻のタグで船首と船尾を曳き離岸します。

Dsc_05991 離岸前には既に発電機を運転し自船内の電気を給電しています。離岸したこのタイミングで1号主機を起動しました。続いて2号主機を起動。

Dsc_06011 船舶の場合は船首に近い配置から1号・2号とし左右対称に同じ位置にある場合は右舷側を1号機とします。ディーゼルエンジンの場合は起動した時や低負荷時には写真の様に黒煙が出易くなります。ディーゼル機関では小型の船舶を除き殆どの船舶は圧縮空気を使用したエアー起動です。

しばらくしアイドリング状態に成るとこんな感じです。

Dsc_06021 目の前で離岸作業を行った造船所のドッグマスター、作業員が離船します。

Dsc_06071 いよいよ那覇に向け出港です。

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造船所の見送りの方達への挨拶の後、我々にも同じ様に帽子を振って頂けました!。

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「くだか」のスペックは以下の通りです。

総トン数:1,200t、全長:91.4m、幅:11m、速力:20kt

兵装:船首35mm単装機銃、船橋前20mm多銃身機銃

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「くだか」の入港、入渠の写真を貼ります。

6月7日、はるばる沖縄からやって来ました。土生アンカーに錨泊です。

Dsc_06481 翌日、まさかJMU因島工場に入港するとは思っていなかったので急いで出動!。

Dsc_06621 自走でタグのサポートを受けながら入港。そして岸壁に接岸。

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Dsc_06842 2日後、入渠です。

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Dsc_07031 後日の乾ドッグの状況です。

Dsc_07041 船首に2基のバウスラスターが有るのが分かりますね。アンカーも取り外されチェーンも同時に点検整備されているようです。

Dsc_07052 今回も楽しいお見送りが出来ました。

船長を始め乗組員のみなさん有難うございました。

PL-03「くだか」のご安航をお祈り致します。

 

2021年7月 5日 (月)

「さんふらわあ きりしま」因島出港 令和3年6月

Dsc_06041 6月18日、JMU因島工場に点検整備のため入港し26日には出港しました。

何時ものパターンで出渠し、そのまま燧灘で試運転を行い翌日、母港へと帰って行きます。

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Dsc_05851 急いで堤防に行くと既に目の前に

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Dsc_06101 試運転を行い翌日、母港へと向かいました。

「さんふらわあ きりしま」のご安航をお祈り致します。

「さんふらわあ きりしま」はship of the year 2018 大型客船部門賞受賞しています。

シップオブザイヤーはその年に建造された、各船舶部門に於いて技術・芸術・社会的要素を評価し最も優れた船を表彰したものです。

「さんふらわあ きりしま」の仕様は以下の通りです。

全長:192m、幅:27m、総トン数:13,659t、速力:23kt

旅客定員:709名、大型トラック:121台、乗用車:134台

特徴:二重反転プロペラ(CRP推進システム)とエンジンまたはモータによりプロペラを回すハイブリッド推進システムによる省エネ。(入出港時は電気推進モータにより効率的で細やかな速度制御が行え、航行時はディーゼル機関による推進によるそれぞれの長所を生かした運用による。)

霧雨に霞む「さんふらわあ きりしま」の入港時の写真を貼り付けます。

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最近の長距離フェリーは非日常の船旅を楽しめるように豪華客船の様なゴージャスな吹き抜けのエントランスホールや展望浴場が有り、また客室はプライベート空間を重視した作りに成っており一番安価な運賃でも昔のような雑魚寝のイメージは無く「きりしま」の場合は1人分のスペースごとにマットレスが有りカーテンで仕切られる様に成っており、もう少しお金を出すとカプセルホテルのような個人空間を得られる部屋も有り、とても安くストレスの無い船旅が出来る様に成っています。