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2021年6月

2021年6月25日 (金)

海上保安庁PLH-31「しきしま」因島出港 令和3年6月

Dsc_0392 海上保安庁最大級の巡視船PLH-31「しきしま」がJMU因島工場に5月初旬入港し6月中旬、点検整備が終わり因島を出港し母港である鹿児島海上保安部へ帰港しました。

2隻のタグボートに曳かれ離岸。

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Dsc_03831 「しきしま」の向こうに見えるのは緊急入港した「あざれあ」です。

対空レーダを備え威風堂々とした姿はカッコいい!。

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見送りに来ている造船所職員の方達とのお別れの挨拶です。

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Dsc_03911 次は私達の目の前に来ると同じように皆さんで手を振ってくれました。

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Dsc_0399 UW1旗もレーダマストに掲げられ雰囲気が盛り上がるな~。

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「しきしま」の仕様は以下の通りです。

総トン数:6,500t、全長:150m、幅:16.5m、深さ:9m

兵装:35mm連装機銃x2基、20mm機銃x2基、

主な装備:ヘリコプター2機搭載、対空捜索レーダ1基。

船首・船尾部の35mm連装機銃、艦橋前部両舷の20mm機銃

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Dsc_077020mm 後部甲板ヘリコプター格納庫上部の35mm連装機銃

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レーダマスト頭頂部のレーダはヘリコプター搭載船には装備される対空レーダ

下部2基は航海用レーダ。その下、海上保安庁唯一の対空捜索レーダ。

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PLH-31「しきしま」がこの様に重装備されているのは今から30年ほど前にニュースでも報じられていたフランスからのプルトニュウム輸送の警護にあたっていたからです。また当然、極秘任務でアフリカ大陸を迂回する無寄港による航海だったそうです。

初めて見たPLH-31「しきしま」は護衛艦と見間違うほどの重厚感のある船体はカッコ良かったです。

船長を始め乗組員の皆さん有難うございました!。

PLH-31「しきしま」のご安航をお祈り致します。

ドッグ入りし、塗装が行われ喫水線下の船底周りのスラスター、舵、プロペラ等の点検整備が終わった「しきしま」が出渠する時の写真を添付します。

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2021年6月23日 (水)

名門大洋フェリー「ふくおかⅡ」「きょうとⅡ」出港 令和3年6月

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 JMU因島工場に名門大洋フェリーの「ふくおかⅡ」と「きょうとⅡ」が点検整備のため最後のドッグ入りをしました。

名門大洋フェリーのホームページを見ると2隻の代替船が建造中で「きょうとⅡ」の代替船は既に5月13日に「命名・進水式」が行われており「フェリーきょうと」と命名され12月には就航予定です。「ふくおかⅡ」の代替船は2022年3月に就航予定だそうです。船体も一回り大きく成った、新しい船を早く見てみたいですね。

5月下旬に、まず「ふくおかⅡ」が入港しました。

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Dsc_04511 造船所への入・出港は沖合でドッグマスターが乗り込み船長の代わりに操船指揮を行います。

大型船の場合はタグ3隻がセットで行動します。1隻は常に船尾でブレーキ役です。本船が微速前進で自走している場合は両舷のタグはロープを渡しておりイザという時に備えます。

Dsc_04541 入港に際し歓迎のUW2旗を掲げました。

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Dsc_04641 この後、接岸せず直接ドッグ入りです。

後方に見える橋は”ゆめしま海道”の1つ「生名(いきな)橋」です。

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Dsc_04731 この後、スムースに入渠しました。

1週間ほどした6月初旬に出渠、出港しました。

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再塗装され綺麗に成っていますが工期も短く、車で言うところの12か月点検と言ったところでしょうか?。

いよいよ出港です。

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Dsc_05311 小高い山の上から駆け下り何時もの堤防で待ち受けていると日新丸の向こうからやって来ました。

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Dsc_05411 出港に際してのUW旗に対してUW1旗を掲げてくれます。

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Dsc_05491 この後、燧灘で試運転を行い定期航路へと帰って行きました。

「ふくおかⅡ」と入れ替わりに「きょうとⅡ」が翌日、入港しました。

Dsc_06081 何時もの様にUW2旗でお迎えしました。

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Dsc_06171 我々の掲げたUW2旗に気が付いて返礼のUW1旗を掲げてくれました。

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Dsc_06311 急いで小高い山に登り入渠の様子も見ます。

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Dsc_06441 ドッグ入りの時は両サイドに有るガイドレールに遊動滑車を取り付けワイヤーを船体でターンさせドッグ後方の中央に設置されたウインチで巻き取ります。この時、本船後方のタグでテンションを掛けながら本船の位置を調整しながらウインチでワイヤーを巻き取ります。

出渠の場合はタグで引っ張りウインチでテンションを調整しながらワイヤーを送り出します。そうする事により本船が安定して出し入れ出来ます。

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Dsc_06471 いつも通りスムースにドッグ入りしました。

10日程して出港です。

あいにくの雨と風で撮影は大変でした。

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 雨の中、デッキに出て我々の見送りに応えて頂きました!。

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Dscn04641 燧灘で試運転を行い定期航路へと向かいました。

今回も感動させていただきました。

「ふくおかⅡ」、「きょうとⅡ」の船長を始め乗組員の皆さん有難うございました!。

「ふくおかⅡ」、「きょうとⅡ」のご安航をお祈り致します。

2021年6月17日 (木)

第42掃海隊「なおしま」因島出港 令和3年6月15日

Dsc_04541 海上自衛隊 阪神基地所属の掃海艇MSC-684「なおしま」がJMU因島工場での点検整備を終え出港しました。

マストには桜星1つの隊指令旗が掲揚されていました。1等海佐である第42掃海隊指令が乗り組んでいる様です。第42掃海隊は掃海艇「つのしま」と「なおしま」の2隻で編成され阪神基地を母港としています。

我々が待ち構えている場所から少し離れている、造船所の見送りの方達への出港の合図である汽笛、長音一声が聞こえてきました。

しばらくすると緊急入港した新日本海フェリー「あざりあ」の向こうからやって来ました。

Dsc_04441 係船位置が遠くだったので速度も上げ右側航行に倣い我々の位置から遠目に航行しています。

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Dsc_04481 自衛艦旗とUW旗を掲げた我々にも気が付いて頂き艦橋から”左帽振れ!”の号令により甲板に居る隊員の皆さんから大きく帽子を振って頂きました!。

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Dsc_04691 燧灘で試運転を行い本線航路から来島海峡を経て呉に向かいました。

MSC(掃海艇)-684「なおしま」主要要目は海上自衛隊のH.Pからの記載です。

基準排水量:510t。

主要寸法:長さ:54m、幅:9.4m、深さ:4.2m、喫水:3.0m

主機械:ディーゼル2基2軸

馬力:1,800PS

速力:14Kt

主要兵装:20mm機関砲x1、掃海装置一式

乗員:約45人

2月中旬、本線航路から外れ備後灘に向かっているのを知り写真撮影に向かいました。

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Dsc_12831 こちらに向かって来ました。回答旗を掲げてくれました。

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投錨しました。どうやら錨泊のようです。

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Dsc_13041 何時もの様に自衛艦旗とUW2(歓迎)を掲揚しました。

翌、早朝JMU因島工場に入港しました。

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Dscn03271 翌月、入渠しました。

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乾ドッグの状況を見に行くとこんな感じに成っていました。

煙突の上部が無いようです。エンジンのO.Hのために排気管などと一緒に取り外したんでしょうか?。

51_1 今回も掃海艇「なおしま」の入出港を楽しませていただきました。

第42掃海隊指令、艇長および隊員の皆様ありがとうございました!。

「なおしま」のご安航をお祈り致します。

2021年6月16日 (水)

「日新丸 」因島出港 令和3年6月11日

Dsc_0748 令和2年12月8日の入港から半年に及ぶ長いドッグ入りを終え6月11日、造船所の人達に見送られながら出港しました。

今回の出港は近年では珍しく事前に広報され通常の出港風景を見る事が出来ました。

これから太平洋の日本EEZ内(200海里)でナガスクジラ科の体長14mのニタリクジラ150頭と体長18mのイワシクジラ25頭の商業・調査捕鯨を行います。

Dsc_0719 タラップが取り外されいよいよ出港です。

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Dsc_07211 離岸し向こうに見えるのは海上保安庁で最も大きいPLH31 「しきしま 」です。

Dsc_07251 見送りの造船所の人達と、お別れの挨拶です。

我々もUW旗を掲げお見送りです。

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Dsc_07331 我々にも沢山の人達に大きく手を振って頂きました!。

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Dsc_07551 本線航路へ向かい太平洋へ。

今日、何時もの様に?保安庁の「みちなみ」が通り過ぎて行きました。

対岸にはパトカーが止まっていました。

Dsc_0708 何時も出港の日は色んな動きを見て、そろそろかな?と予想しています。

食料・物資の搬入

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Dsc_059867 燃料の補給 信号旗のB(給油中)が掲げらタンカーが横付けしてます。

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Dsc_065768 これで、いよいよ出港も近いな!と思っていると意外にも初めてネットで出港日を知る事が出来ました。我々の様に一般の人も見送りに来るのかな?と思っているとメンバー以外に男性2人が来ました。

実は去年の8月初旬にも入港し9月下旬に出港しています。

入港時の様子です。

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Dsc_16481 向こうに見えるのは海上自衛隊 訓練支援艦「てんりゅう」です。

この時も保安庁の巡視艇「うきかぜ」が巡行してました。

Dsc_16381 ドッグ入りの様子です。

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数か月後に再入港のため?ドッグ入りしたのにケレン塗装がされず出港しました。

Dsc_00281 地味に出港です。

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Dsc_00361 3か月も経たない12月初旬に入港です。

Dsc_04371 待っているとアレ!?保安庁の船じゃないな~。

Dsc_04231 今日の入港とは関係無い漁業取締船「うわかぜ」でした。

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Dsc_04441 このタイミングで目の前を広島県警の「せとちどり」が通り過ぎて行きました。

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Dsc_04481 今回も我々の目の前に接岸するようです。

そうすると何時もの様に海上保安庁の巡視艇「からたち」が。デッキから我々を見ている?撮影?している様です。

Dsc_04521 我々は純粋に入港の歓迎と撮影に来ているだけなので問題ありません!。

Dsc_04564202 8月の入港時と同じ訓練支援艦ですが「てんりゅう」は点検整備を終え既に出港し、入れ替わりに同型艦のATS-4202「くろべ」がやって来てます。

この後、滞り無く接岸しました。

後日の入渠です。全塗装されて久し振りに綺麗に成りました。

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Dsc_11641 後ろも、ピカピカです。

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今日も、とても感動するお見送りが出来ました!

船長を始め乗組員の皆さん有難うございました!!。

「日新丸」のご安航をお祈り致します。