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2021年5月

2021年5月26日 (水)

RoRo船「第六はる丸」進水式 内海造船 因島工場 令和3年5月25日

Dsc_0416 令和3年5月25日(火曜)大安吉日の今日、RoRo船「第六はる丸」の進水式が行われました。

先日、竣功した「第五はる丸」の二番船となるそうで、その仕様と運航形態などは同一と思われます。船主、管理者および運航者は「第五はる丸」と同じとすれば大島海運(株)船主、東洋商船(株) 管理(春山海運 株式会社のグループ会社)、大王海運(株)運航と成ります。Dsc_03791 今日も新型コロナのせいで非公開での進水式と成りました。

でも進水式の日は基本的に大安で、道路から造船所内が見渡せるので新造船が、くす玉や紅白の幕、満艦飾に飾られ明日が進水式というのは分かるのと、式時間は満潮に合わせてるので時間も予想出来ます。今日も予想通り満潮時間頃から始まりました。

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Dsc_03801_2 写真を見ても分かる通り厳粛な雰囲気の中、来賓が入場し、主賓ご夫妻を内海造船の社長がエスコートし拍手で迎えられました。

Dsc_03841 何時も通り国旗掲揚から始まりました。

Dsc_0387 左から内海造船(株)・東洋商船(株)・大王海運(株)・日章旗が掲揚されています。

*東洋商船(株)は春山(しゅんざん)海運グループ会社と言う事で同一の社旗を使っています。

Dsc_0390 続いて盤木の撤去です。そして安全装置の解除行われました。

Dsc_03861 白旗で確認しながら手順通り進行していきます。

上で走っている人が安全装置へ向かっています。(この人がシャンパンが割れたタイミングでロックを解除すると船が船台を滑り降りて行きます。)

Dsc_03881 いよいよ主賓ご婦人による支綱切断によりクライマックスの始まりです!。

Dsc_03851 重りの綱が切断されリボンが結ばれているシャンパンが割れます。

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Dsc_04371 日章旗を始め、各社の社旗も進水式を祝うかのようにはためいています。

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Dsc_04521 船体を直接タグが押すことが出来るエリヤで押しています。

沖合で旋回し、左舷で艤装岸壁に接岸しました。

その頃、記念撮影が行われていました。

我々が撮影している所を見て関係者の方が手を振ってくれ、挨拶のお辞儀までして下さいました。(写真を撮るの忘れてました。)有難うございました。

Dsc_04471 今回、進水した「第六はる丸」はつい先日、15日に竣功した「第五はる丸」の2番船に成るようです。*このブログに「第五はる丸」の出港の風景を記載しています。

「第五はる丸」のスペックを記載します。

全長:177.9m、幅:27.4m、深さ:23.3m、

総トン数:12,500t、車両搭載能力:13mシャーシ(トレーラーの荷台)160台

乗用車:258台、速力:21kt、船級:NK(日本海事協会)

建造中の撮りためた写真が有るので貼り付けます。

227dsc_14411船首のバウスラスターが分かります。

310dsc_12411 横揺れ低減装置のスタビライザーです。↓(フィンは船体に収納状態)

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プロペラと舵は未だ装備されてません。2基のスターンスラスタが設置されてます。

310dsc_12391 船首のバウスラスターとで横移動が行えるので離岸・接岸が自船のみで行えそうです。

311dsc_12491 船首の開口部から見えているのはバウスラスターの電動機かな?。

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420dsc_02641 船名の下書きしてます。↑ 

進水式10日前です。↓錨が未だ装備されていませんね。

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船名の下に三角柱の様な構造物が取り付けられていますが、これはSTEPと言って波浪時における船体に当たる波をここで受け止め両サイドに撥ね除け荒天時における航行中の抵抗を低減出来る省エネ装置です。(特許取得済みだそうです)

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今回も新しい船の誕生に立ち会え感動しました!。

「第六はる丸」進水式おめでとうございました。

そして今は、「第六はる丸」の船出をUW旗を掲げ、お見送りしたいので「第五はる丸」が進水式から丁度4か月で竣功したので「第六はる丸」の竣功は9月下旬の大安吉日かな?と予想してます。

2021年5月19日 (水)

第3掃海隊「えたじま」「みやじま」因島大橋通過 令和3年5月8日

Dsc_0304 2021年3月16日「あわじ型」の3番艦として引渡しが行われMSO-306「えたじま」が掃海艦として就役しました。

今回初めて因島大橋を通過する所を待ち受けしました。私にとっても初めて見る「えたじま」にワクワクです。

第3掃海隊は令和2年6月12日、掃海艇「あいしま」が舞鶴地方隊隷下の第44掃海隊に編入されました。それにより掃海母艦「ぶんご」と掃海艇「みやじま」の編成に成りさみしい思いをしていました。そして10月1日には掃海菅制艇「ながしま」「ゆげしま」が任務を終え除籍され、それによって101掃海隊も解隊され因島大橋を通過する掃海艇は「みやじま」だけに成りショックでした。

それが掃海艦「えたじま」が第3掃海隊に編入され初めての因島大橋通過の雄姿を見る事が出来ました。

Dsc_02911 「えたじま」と「みやじま」の編隊により三原瀬戸から布刈瀬戸にやって来ました。

Dsc_02981_3 自衛艦旗とUW旗を掲げお見送りです。

Dsc_02991 「えたじま」の艦橋から自衛艦旗を携え我々に向かって大きく振ってくれてます。

モチロンこちらも大きく帽子を振っています。

そうすると操舵室から”右帽振れ!”の号令が掛かりました!。

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Dsc_03051 最高な気分です。

Dsc_03081 このタイミングで手旗信号で”ニンム ガンバッテ クダサイ”と短いメッセージを送ると「えたじま」から”受信しましたよ!”の返信が有りました!!.

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Dsc_03151そして”アリガトウ ゴザイマス”の返信を頂きました!。

「えたじま」のマストには桜星1つに三角の切れ込みが入った隊指令旗(甲)がはためいています。これは1等海佐である第3掃海隊指令が乗り組んでいる事を表しています。

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艦尾には掃海装置一式が装備されています。

Dsc_032011 掃海艦艇は機雷を除去する事を任務としていますが「えたじま」は潜水艦をターゲットにする深深度機雷を除去する能力・装備を有しています。

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MSO(掃海艦)-306「えたじま」主要要目は海上自衛隊のH.Pからの記載です。

基準排水量:690t。

主要寸法:長さ:67m、幅:11m、深さ:5.2m、

主機械:ディーゼル2基2軸

馬力:2,200PS

速力:14Kt

主要兵装:20mm遠隔管制機関砲x1、掃海装置一式

乗員:約50人

続いて掃海艇「みやじま」がやって来ました。

Dsc_03251 「みやじま」からも艦橋から自衛艦旗を大きく振って我々の応援に答えてくれました。同じ様に手旗信号を送ると「みやじま」からも受信確認と”アリガトウ ゴザイマス”の返信を頂きました!。

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下の写真は”ア”の一画目を現しています。

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下は”サ”の一画目です。Dsc_03281 掃海艦「えたじま」、掃海艇「みやじま」の信号長による手旗信号は写真でも見て分かる通り手が真っ直ぐ伸び、またハッキリとした角度で現され相手に分かり易く表示されている事が分かると思います。今回も友人が撮ってくれた動画を見ると、流れるような動きで流石プロの手旗は違うな~と感心しきりです。

以前、友人が撮ってくれた自分の手旗の動画を見ると隊員の皆さんに注目され緊張し、また頭で文字を手旗に変換しているので途中で止まったりギコチナイ動きに成って笑ってしまいます。頭で考える事なくスーッと体が自然に手旗信号を発信出来る様に成るにはマダマダ練習が足りないようです。

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Dsc_03391 「みやじま」は先月、点検整備を終えJMU因島工場を出港した際にもお見送りをしました。こんなに早く再会出来るとは思っておらず嬉しかったです。

「みやじま」は「えたじま」の航跡をトレースするように2隻は備讃瀬戸に向かいました。

Dsc_03421 第3掃海隊指令をはじめ「えたじま」艦長、「みやじま」艇長および隊員の皆さま今回も何時もの様に神対応、有難うございました!。

掃海艦「えたじま」、掃海艇「みやじま」のご安航をお祈り致します。

2021年5月13日 (木)

大王海運(株)新造船 第五はる丸 因島出港 令和3年5月13日

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1月14日、進水式をした「第五はる丸」が大安吉日の5月13日の今日、竣工し内海造船 因島工場から出港しました。

昨日からの雨も朝には小降りに成り、降ったり止んだりして新造船「第5はる丸」のお見送りの準備もカッパを出したり仕舞ったりしながらどうしようかな~?と、パソコン画面の雨雲レーダーと出港のタイミングを計るためタグボートの動きを見ながら出動。

お昼頃には朝の雨も止み、青空が広がり正に船出を祝うお天気と成りました。

今日もUW旗を掲げ待っていると遠く向こうで出港の汽笛が聞こえてきました。少しすると自走でユックリとやって来ました。

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Dscn04121 UW旗に気付いてくれた乗組員の方がコンパスデッキに上がり返礼のUW1旗を掲げてくれました!。

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Dsc_03861 我々の目の前で、造船所岸壁から出港作業をした造船所職員が下船していきました。

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いよいよ出港です!。

帽子を振り、処女航海のご安航を祈りました。

そうすると操舵室から乗り組員の方達が出て来て大きく手を振ってくれました。

そして汽笛、長音一発を頂き感激です!!。映画のワンシーンの様です。

このアナログ的な時間の流れと乗り組員の皆さんとのコミュニケーションが最高なシチュエーションを演じてます。

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Dsc_03981 堤防では我々2人だけですが、この様な対応をして頂き有難うございました!。

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Dsc_04141 この後、燧灘に向かい母港である四国中央市へ入港しました。

「第五はる丸」の船長を始め乗組員の皆さん有難うございました!。

「第五はる丸」のご安航をお祈り致します。