宮崎カーフェリー ろっこう 進水式 令和4年3月30日
今回も一般公開はされないので日時も公開されてませんが大安の満潮時間と言うパターンが基本なので見逃す事も無く場外からの撮影が出来ました。
進水式場への参加者の入場は先ず観光バス2台で神戸からやって来た一般の人達?そして宮崎から観光バス1台で同様に一般の人達が入場。
そして最後に内海造船の社長と主賓が乗った乗用車が到着します。
エスコートの内海造船の社長を先頭に宮崎カーフェリーの社長、そして支綱切断をする映画監督の河瀨直美さんです。
左端に内海造船、その隣に宮崎カーフェリーの社旗が掲げられています。
いよいよ進水作業の始まりです。
セレモニー用の船首盤木の取り外しに掛かります。
いよいよ河瀨直美さんによる支綱切断です。(残念ながら撮影出来ず)
進水すると船首で緑の旗を振っている人と護岸の先端で黄色の旗を振っている人が居ました。
進水式の後は参加者による記念撮影です。
撮影に来たメンバーの一人が手を振るとナント!河瀨直美さんが手を振って答えてくれました。
”フェリーろっこう”の仕様です。
総トン数:約14,200t、全長:142m、幅:27.6m
航海速力:23kt(約43km/h)、最大出力:8,570kw X 2
旅客定員:576名、搭載車量:トラック163台、乗用車81台、
車両甲板:4層、
・2機2軸2舵
・船首はバルバスバウ、船尾は双胴船型:推進性能と耐航性の向上。
・フィンスタビライザ、バウスラスター2基、可変ピッチプロペラ
・車両の搭載は船首・船尾の左舷ランプドア
・バリアフリー構造とし、車両甲板と乗降口にエレベータを設置。
写真で見る通り船の先端部分は絞られているのでバランスを崩しやすいので付属物を取り付け一緒に進水していきます。また船首部のテンションをこの部分で進水台に掛けます。↓
建造中の状態はこの様に沢山の盤木で支えられていますが進水式の時には盤木は外され上記写真の様に付属物で支えられています。下記写真↓
建造中はこんな感じです。
進水式の時にはベアリングが敷かれ付属物と台がワイヤーで固縛されテンションが掛かっています。船尾方向はこの様な構造物は付加されていないので満潮で浮いた状態で進水します。
船台の上にはボールベアリングが敷き詰められています。進水後はベアリングのみ残されてます。
こんな風にして進水していくのでゴーッという轟音がします。この音も進水式の迫力の一つです。
建造中のブロックの状態です。一般的に建造する時はブロックを上下逆さまで作っていきます。下向き作業なので天井に造作する配管、ケーブルラック(ケーブルを配線し支える・梯子の様に見える物)なども取り付け易く成ります。
フィンスタビライザの試験調整?
掃除機の電源コードの様にこれ以上引き出し注意・禁止の表示と思います。
通常は白色で規定mを現しているので。
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