尾道散策 (古寺巡り5)
西国寺の仁王門から続く参道の階段を上り、金堂の有る境内には古寺巡り4でも紹介した、お堂以外にも未だ有ります。このオブジェの向こうに見える向島の岩屋山と今までに紹介した浄土寺・千光寺とも何やら関係が有るみたいです。
このオブジェの隣には鐘楼、手前には十三仏が祀られています。
十三仏は亡くなられた人を極楽浄土に導いてくれる仏様です。法要などで軸が掛けられているのを見た事が有ると思います。
金堂の背面には、子もらい地蔵 が祀られています。
次は金堂の裏手の石積みの高台に向かう階段を上がります。そこには沢山のお堂が建立されています。このお堂は大師堂です。弘法大師が奉られています。逆光なので分かりずらいですが右手前には右手に剣を持った不動明王が祀られてます。
不動堂には不動明王立像が中心に祀られています。左は准胝観音菩薩坐像。
このお堂の前には力石が置かれてました。
試しにチョッと持ったけどウンともスンとも動く訳が無いです!。ヽ(≧Д≦)ノ
通常は開けられていない門の横にはお百度参りの百度石が建てられています。
次はもう少し上に有る三重塔へ行きます。道中や裏山の摩尼山には摩尼山八十八ケ所として仏様が安置されています。
永享元年(1429)足利六代将軍・義教によって建立された三重塔です。
秋の空に映えて美しいです。またこの塔の裏手にはひっそりと五輪塔が有りました。
ここまで来たので千光寺からの光を受けたと言われる頂上付近に有るタンク岩へも行ってみます。道中は先程の八十八仏が案内してくれます。
巨石が連なっていました。一番上に有る岩が平面に成っており尾道水道に面しています。タンク岩の由来は、戦車に似ているから!だそうです。昔話的には合わないな~。(*´Д`)
西国寺の仁王門に掲げられている藁草履は仁王様のたくましい足にあやかろうと願掛けの草履が奉納されスポーツや足腰の悪い方が参拝に来られるそうです。この仁王門から金堂に繋がる参道の両側には桜が植えられており春に成るととても美しいです。昔来た時はまさしく春の陽気に誘われて来ました。その時は沢山の人で賑わっていました。
今日はここまでです。part6をお楽しみに!。\(・ω・)/
コメント