「豊洋丸」進水式 (内海造船 因島)
令和2年2月7日(金)10時から内海造船 因島工場で福寿船舶株式会社発注/トヨフジ海運株式会社 用船ロールオン/ロールオフ一般貨物船「豊洋丸」総トン数14,000トンの進水式が行われました。
入場時には何時もの瀬戸田レモンを使った粉末ジュースを頂きました。
入場前に会場全体が見渡せる所からパシャリ。この船台ではマダマダ大きい船が建造出来そうですね。
この船台の隣のドッグには新日本海フェリーの「はまなす」(舞鶴~小樽航路)が今日の日を祝う様に見ています。
今日の天気は薄曇りで、写真的に逆光でチョッピリ残念な写真に成ってしまいました。(テクニックが無いので勘弁して下さい)
船首ではオーナーと造船所の社旗が気持ち良くはためいています。
左から福寿船舶(株)、トヨフジ海運(株)、内海造船(株)
進水時の安全を考慮し一際大きなフロートが仮設置されています。また船尾ではタグボートも配置についてます。
支綱切断を行うオナー婦人に花束が贈呈され次に国旗掲揚です。
続いてオナーにより船名の命名です。除幕され船名が披露されました。
号鐘により進水作業開始です。作業員が配置に着き盤木の撤去です。
いよいよメイエベントの時間と成りました。オーナーにより支綱が切断され船首のシャンパンが割れました!。
船を止めているトリガーのロックが解除され進水して行きました。
進水台の上にはベアリングだけが残っていました。
船台の近くにはこのボールベアリングとなる鉄球と枠が有りました。
建造中の写真も少し有るのでUPします。
車両を多く積む構造上の関係から船首部の船底が絞られているので随分大きなフロートが仮設設置されてるのが良くわかります。
頂いたニュースレターからの転載です。
<特徴>
1.車両の搭載は、船尾両舷と船体中央左舷に設けたショアーランプ扉から船内に入り、艙内ホールドランプを経由して、各所定のデッキまで自走して行います。
2.本船は1層のリフタブルデッキを含む8層の車両倉を有し、乗用車、トラックおよび重車両等の積載が可能となっています。
3.電子制御主機関(ME-C型)を採用し、燃費低減および低負荷での燃焼状態改善を図っています。
4.風洞および水槽試験を行い、風圧抵抗の低減と推進抵抗の少ない流体船型を採用しています。さらに、省エネ装置として下記の各種装置を備え付けています。
・波浪中抵抗増加低減装置「STEP」 ・低摩擦型省エネ塗料
・船尾省エネフィン ・船首カバー
・ラダーバルブ付き吊り舵 ・5翼可変ピッチプロペラ
<主要目>
全 長 約 169.99 m
全 幅 28.00 m
深 さ 24.89 m
満 載 喫 水 6.75 m
総 ト ン 数 約 14,000
車両搭載能力 ( 乗 用 車 ) 約 2,000 台
車 両 倉 車両甲板(リフタブルデッキ1層含む) 8層
最大搭載人員 18名
主 機 関 MAN B&W 8S50ME-C9.6 1基
連続最大出力 11,400kw x 117.0min-1
航 海 速 力 約 21.0 ノット
航 路 九州 ~ 東北
船 級 日本海事協会
起工年月日 令和1年5月15日 完工年月日 令和2年6月中旬
今日も楽しい一時を福寿船舶(株)、トヨフジ海運(株)、内海造船(株)さん有難うございました!
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