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2021年10月

2021年10月30日 (土)

海上自衛隊 掃海艇「つのしま」因島出港 令和3年10月

Dsc_13101 海上自衛隊 掃海艇「つのしま」が10月30日、早朝JMU因島工場を出港しました。

出港の汽笛が聞こえしばらくすると岸壁の向こうから「つのしま」が見えて来ました。

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Dsc_131512 我々の正面に来る頃には丁度逆光に成って見え難いですが逆に「つのしま」からは順光で我々の事が良く見えるはず。そこで取り出したのが手旗信号。自衛艦旗とUW旗を掲げ、メンバーが帽子を振っているので私は堤防に上がり手旗信号を送りました。

”左帽振れ!”のタイミングで心を込めてメッセージを送りました。

”ニンム ガンバッテクダサイ ヲゲンキデ サヨウナラ”と。

そうすると「つのしま」から返信が有りました!。

Dsc_13151_2 逆光と私の望遠レンズの倍率が200mmなんでこれが精一杯。

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Dsc_13191_2 こんな風に通常では考えられない様なコミュニケーションを隊員の方と取れる事が最高な気分です。何時もながら艦橋からの”左帽振れ!”の号令では上記写真、左の赤いストラップの艇長をはじめ甲板上の隊員皆さんからの答礼もいただき感激です!。

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Dsc_13261 何時もなら面舵に取り、燧灘から神戸に帰るはずなのに今日は取り舵で因島大橋方面へ。私は急いで追い掛ける事にしました。

ギリギリで間に合いました。

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Dsc_13431 安芸灘から呉に向かいました。

阪神基地隊のH.Pによると「つのしま」は阪神基地隊(神戸)の第42掃海隊に属し「なおしま」と共に大阪湾および紀伊水道における警戒監視と爆発性危険物の処理などの任務を行っているそうです。

掃海艇のスペック(主要要目)海上自衛隊のH.Pから転載します。

基準排水量:510t、 

主要寸法:長さ54m、幅:9.4m、深さ:4.2m、喫水:3.0m

主機械:ディーゼル2機2軸、 馬力:1,800ps、 速力:14kt

主要兵装:22ミリ機関砲x1、掃海装置一式

乗員:約45人

入港の時もお出迎えしました。

Dsc_10811 何時もの様に燧灘から備後灘に「つのしま」が来ました。

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Dsc_10941 我々に自衛艦旗と艇長が帽子を振ってくれました。

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Dsc_11051 訓練支援艦「てんりゅう」の向こうの岸壁に。

丁度その時、午前8時の自衛艦旗の掲揚時間に。

Dsc_11121 艇長をはじめ隊員の皆さん今回も沢山の感動を有難うございました!。

掃海艇「つのしま」の航海のご安航をお祈り致します。

2021年10月21日 (木)

「飛鳥Ⅱ」因島大橋通過 令和3年10月

Dsc_1365 令和3年10月20日、「飛鳥Ⅱ」が高知へ行く道中、瀬戸内海クルージングで因島大橋を通過しました。コロナのせいで去年の11月振りの通過です。

備讃瀬戸を12ノットで抜け、お昼には備後灘を10ノットほどで航行しているのでエスコート船との待ち合わせ時間の調整かな?時間が有るので昼食を摂って因島大橋へ。何時もの様にUW旗を掲げ最初の1枚。

Dsc_13441 若干、浮島現象も有って百貫島が正に🍙に見えます。

備讃瀬戸からこちらに向かう船は本線航路から最短ルートで真っ直ぐ来れれば良のですが百貫島の左には定置網が有るのでそれを避ける様に航路変更しなければ成りません。

Dsc_13501 百貫島を過ぎる頃にはエスコート船としてタグボートと合流しました。

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Dsc_13541 赤白の吹き流しがエスコート船の目印です。「飛鳥Ⅱ」は巨大船のため狭い航路では航行が制限されるのでエスコート船が事前に航路の確認と障害と成る船舶への航路変更や移動のお願いをします。

巨大船の「飛鳥Ⅱ」がわざわざ、この狭い布刈り瀬戸や安芸灘を航行するのは来島海峡の航行は200mを超える巨大船に義務付けられた1つに、潮止まりの日中など決められた時間帯にしか航行出来ない制約が有るためです。

一際大きく白く美しい「飛鳥Ⅱ」がやって来ました。

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この時点では未だ返礼旗のUW1旗は掲げられていません。

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Dsc_13791 我々の目の前で乗組員の方がUW1旗を揚げてくれてます。感激です!。

また因島大橋を通過する時には”長声いっぱーつ!”を頂き、皆で大きく手を振りました。その時の様子を見ると乗客の中にUW1旗で返礼をしてくれる人や手を振ってくれ嬉しく思いました!。

Dsc_137812 見送りをしている我の写真を撮っている人もいました。

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Dsc_137112 手を伸ばせば届きそうな橋桁の様子を乗客の皆さんが撮っています。

Dsc_13731 レーダーマストが橋桁に接触しそうです!。

因島大橋のクリヤーハイト(大潮満潮時における海面から橋桁までの高さ)は50m有ります。以前、BSの豪華客船の船旅で「飛鳥Ⅱ」の船長が初めて因島大橋を通過する時に問題無く航行出来るのは分かっていても、その時はヒヤヒヤしながら航行しましたと、言われていたのを覚えています。喫水も特に浅くもなく通常の状態の様ですね。

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今日は”ハンターズムーン”満月の大潮です。満潮から2時間ほど経った時間に航行したので潮汐を見ると80cm程下がった程度です。備讃瀬戸より遅い速度でこちらに向かって航行したのはリスク管理の観点から少しでも安全にと、この時間にしたのかな?。

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Dsc_13971 今日も楽しい、ひと時を船長をはじめ乗組員、乗客のみなさん有難うございました!。

「飛鳥Ⅱ」のご安航をお祈り致します。

2021年10月20日 (水)

「フェリーたかちほ」進水式 内海造船(株)因島工場

Dsc_12901 令和3年10月20日(水)11時、大安吉日の今日、内海造船(株)因島工場に於いて宮崎カーフェーリーの「フェリーたかちほ」の進水式が有りました。

今回の進水式も新型コロナのため非公開のため場内での観覧は出来ず工場沿い道路の塀越しだったり、法面に今迄に無い人達が居ました。平日にも関わらずカーフェリーと言う事でTwitterなどで今日の進水式を知った島外の人達も集まって来たようです。

会場は既に準備も整いあとは式が始まるだけです。

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何時もの様に内海造船、社長のエスコートにより主賓の入場を拍手でお迎えです。

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Dsc_12651 いよいよ進水式の始まりです。 まず国旗掲揚です。

Dsc_12681 内海造船、宮崎カーフェリーの社旗そして日の丸が掲揚されました。

続いて船名の命名がオーナーによって行われ、除幕されました。

Dsc_12701 次に儀式としての進水式作業が行われました。船首に有る盤木(船を支えたり土台と成る大きな木片)の撤去。下記写真は盤木を撤去し配置に戻る作業員。

Dsc_12781 上記、写真の上に居る作業員が重要な役目を果たします!。

Dsc_127812 この時、ワイヤーが張った状態である事が分かります。

安全装置が解除され主賓により支綱が切断されました!。

Dsc_12811 シャンパンが割れると上記、作業員によってロックが解除されます。

Dsc_128512 ワイヤーが切り離されると船は船台を滑るように降りて行きます。

Dsc_12861 そして船首に居る作業員が船が動いているのを感じ”くす玉”を割ります。

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Dsc_13121 新しい船が生まれた瞬間です!。

右下の突端では無事進水したよ!と言う?旗が振られています。

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Dsc_13201 その後、進水式を見届けて関係者による記念撮影が行われていました。

宮崎カーフェリーの社旗は舵輪をベースにMの字が描かれてますね。

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Dsc_13261 左舷の船首、船尾にランプウェイが有るのが分かります。

Dsc_13301_2 またファンネルに前身の日本カーフェーリー時代の鳥のマークが復活しています。

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この後、艤装岸壁に接岸しました。

「たかちほ」のスペックです。

総トン数:14,200t、全長:194m、幅:27.6m

旅客定員:576人、トラック:163台、乗用車:81台

船台上には既に2番船「ろっこう」のブロックが並んでいます。

Dsc_13321 船首船底のブロック

Dsc_13341 バウスラスター(上下が逆の状態です)

Dsc_13331 2番船の「ろっこう」の進水式も楽しみです。

今日は場外からでしたが「フェリーたかちほ」の進水式に立ち会えて良かったです。

2021年10月18日 (月)

「にっぽん丸」因島大橋通過 令和3年10月17日

Dsc_12871_2 「にっぽん丸」が生口島観光を終え神戸港へ帰港する所を因島大橋で待ち構えました。

16時30分出港予定で、日の入り17時31分だったので、どうにか明るいうちに来て欲しいと祈のりながらパソコンで16:40に動き出したのを確認し自宅を出発。10分ほどで現地に到着し30分待っても船影は見えずその内、灯台も点灯し、やきもきしながら時計を見ると日の入り時刻に!と、丁度その時!!

Dsc_12621 UW旗を掲げ、十数人の人達と共に”来たー!”の歓声とシャッター音。

Dsc_12641 濃紺と白のバランスの取れた美しい船体が見えました!。ファンネルカラーのオレンジが一際目立ちます。ファンネル(煙突)は商船会社それぞれの特徴を表しています。サンフラワーと同じこの色は商船三井グループの会社です。

初めて目の前で見る「にっぽん丸」にワクワクです。

Dsc_12671 後方から照らされる日没の太陽光に照らされて少し赤く染まる船体。

Dsc_12691 この時、ブリッジから乗組員の方がウイングに出てUW1旗を掲げ手を振ってくれました。同時に”長声いっぱーつ!”の汽笛を頂きました!!。もう感動で大きくこちらも帽子を振ってこたえました。

Dsc_12711 また乗客の方も手を振ってくれたり、見送りの我々を眺めたり写真を撮ってました。

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Dsc_127112_2 薄暮の状態と少し離れているので写真を拡大すると見えにくいですがご勘弁下さい。

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Dsc_12911 備讃瀬戸に向かい翌日、神戸港へ入港しました。

「にっぽん丸」の船長をはじめ乗組員の皆さん有り難うございました!

「にっぽん丸」のご安航をお祈り致します。

2021年10月 4日 (月)

令和3年9月29日 海上自衛艦「てんりゅう」因島出港

Dsc_11901 9月29日、早朝 海上自衛隊 ATS-4203 訓練支援艦 「てんりゅう」が点検整備を終え出港しました。

今朝もPCで船の動きを見ていると応援のタグボートが来航し「てんりゅう」の周辺を漂泊していたので、入港からも程々の期間が経っていたので出港と予想して何時もの堤防に行くと造船所にUW旗が掲げられていました。

Dsc_11661 海上自衛隊では午前8時には船首の日章旗と船尾の自衛艦旗を掲揚する事と成っており、船尾に隊員の方達が集まっており自衛艦旗を掲揚して出港みたいです。

艦橋からの”10秒前!”の号令で全員が「気をつけ」の姿勢としラッパ、君が代の吹奏で自衛艦旗に敬礼します。この厳粛な中で自衛艦旗に対する隊員の皆さんの敬意が伝わって来ます。

Dsc_11741 いよいよ出港です。

威勢の良いラッパの音に続いて”出港用意!”の艦内放送で離岸します。

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Dsc_11781 「てんりゅう」が離岸すると、その向こうに普段見る事は出来ないアメリカ海軍の音響測定艦「USNS LOYAL」が見えました。

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Dsc_11851 出港時は隊員の皆さんが船首から船尾に並んで整列し造船所の皆さんへの見送りに対しての答礼が行われます。

Dsc_11921 タグボートにより旋回し、いよいよお別れです。

Dsc_11941 艦橋からの”左帽振れ!”の号令で隊員の皆さんが作業ヘルメットを振っています。

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Dsc_119712 これだけの隊員の皆さんからの”左帽振れ!”はとても感動します。写真下段(艦橋)左から2番目の赤いストラップが辛うじて分かりますが、この方が艦長です。

ブリッジの上のコンパスデッキには赤い腕章をした隊員の人達が居ますが”初任海士”の皆さんです。海上自衛官として入隊し基礎課程を修了し部隊実習として乗艦しているピカピカの新入隊員の皆さんです。

Dsc_12051 左端の隊員の方は記録員の方?我々を撮影しているような?。

Dsc_12101 沖合に薄っすら見えるのが海上保安庁のPLH09「りゅうきゅう」が沖縄からやって来ました。この後、入れ替わりに入港しました。

Dsc_12161 海上自衛隊 訓練支援艦「てんりゅう」の艦長を始め隊員のみなさん有り難うございました。「てんりゅう」のご安航をお祈り致します。

海上自衛隊のH.Pによる「てんりゅう」の主要要目を転載します。

基準排水量:2,450t

主要寸法:全長:106m、幅:16.5m、深さ8.6m、喫水:4.1m

主機械:ディーゼル4基2軸、 馬力:12,500ps、 速力:22kt

主要兵装:62口径76ミリ速射砲x1、対空射撃訓練支援装置一式

乗員:約140人

8月19日の入港時の写真を貼ります。

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 入港時は歓迎のUW2旗を掲げてお迎えしました。

Dsc_09461 艦橋からは艦長と副長が帽子を振ってくれました。

Dsc_093412 赤・青の双眼鏡のストラップの方が艦長、青のストラップの方が副長です。

Dsc_09521 我々の真ん前に接岸するようです。向こうに見えるのはアメリカ海軍の輸送艦「CARL BRASHEAR」です。

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