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2016年1月

2016年1月25日 (月)

雪の白滝山 (因島)

Dscf00751 (平成28年1月25日(月)朝、家の窓から外を見ると幹線道路を走る車も無く一面に銀世界が広がっていました。近年に成って温暖な瀬戸内でも積雪により、しまなみ海道も通行止めに成る事が有り、今朝もテレビのニュースや交通情報が画面の下にスクロールして出てるのを見ると不謹慎ながらワクワクして車で因島八景の1つである白滝山へ行って来ました。実は2日前と先々週の土曜にも天気が良かったので行ったばかりですが雪が降るとまた違った景色を楽しむ事が出来ました。写真は展望台の所に有る梵鐘から重井(しげい)の町を見下ろしたところです。7時30分に朝日を浴びながら鐘を1つ突きました!静寂に澄んだ空気の中に鐘の音が響き渡り実に気持ちの良い朝です。

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Dscf00551今日のルートは因島フラワーセンター近くの白滝フラワーラインから山頂直下の駐車場へ。この頃は未だ満月が輝いていました。新雪の道を走るのは気持ち良いですよ!ここからは徒歩7分で山頂へ行けるお手軽コースです。

写真の のぼり に書かれているように”白滝山と五百羅漢”は「にほんの里百選」にも選ばれている様にとても見応えのある景勝地に成っています。観光で因島に来られる事が有ったら季節を問わず是非ここに立ち寄って自分にそっくりな羅漢さんを探したり瀬戸内の景色を楽しんで頂きたいです。

今日の白滝山登山(たかが7分の散歩コースですが) (^_^ゞ は一番のりでした!。帰る頃には2番手のカメラマンさんが来ました。

 

駐車場からの取り付け道を進み参詣道に合流すると何か動物の足跡が有りました。

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上2枚の写真の足跡は何なんかな~?普通は4本足なんで左のように左右に足跡が付くはずなんやけど?・・・

左の足跡は参詣道を真っ直ぐ進んでいます。この足跡を辿るように私も歩みを進めます。

二日前に来た時にオバちゃんからサッキうり坊が居たんで気を付けてね!と言われたのを思い出して次は猪の足跡でもあるかな~?とキョロキョロしながら、何か居たら直ぐに写真も撮れるように準備万端。

不規則な階段状の山道で滑べって転ばないように長靴の足裏全体で雪を踏みしめながらの登山です。

 

山門の階段も上り、結局足跡は山頂に有る本堂に向かっていました。

Dscf00641この足跡の主も参拝に来たんかな~!? オンアロリキャソワカ 3遍唱えました。

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Dscf00681釈迦三尊像 (普賢菩薩、釈迦如来、文殊菩薩)

Dscf00691 過去七仏(かこしちぶつ)お釈迦さま以前に心理に目覚め仏様に成られた方が6人居ました。その仏様です。

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三大師座像 (達磨大師:禅宗の開祖、弘法大師:真言宗の開祖、道元承陽大師:曹洞宗の開祖) 石仏の雪が凍って朝日に反射しキラキラ輝いて綺麗でした。

Dscf00771阿弥陀三尊像 (勢至菩薩、阿弥陀如来、観音菩薩)

展望台より因島大橋を望む(しまなみ海道の道路は除雪されているがこの時は未だ通行止め)

Dscf00781朝日を浴びてオレンジ色に染まる羅漢仏

Dscf00761↑伝六夫婦の背中越しに撮影。

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帰り道は反対側の因島大橋へ抜ける白滝フラワーラインを走りました。因島八景の1つ八重子島からの因島大橋を写して見ました。

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島内の道路はこんな感じでした。真っ白な状態なのにトンネルへの峠道(トンネル坑口の温度計はー10℃を指してました)を二輪で両足を出してゆっくり通勤する人やノーマルタイヤで恐る恐る運転する人、急坂道をタイヤを空転させながらも登ろうと挑戦している人など意外にも沢山の通勤チャレンジャーが居ました!。事故をしてから後悔しても遅いのに、やむにやまれぬ思いが有っての事だと思うけど・・・。因みに私の車は軽四じゃけど4駆+オールシーズンタイヤなんでアイスバーンじゃ無い限りOK!なんで今日は通勤アッシー君をして、帰りに新雪を走りに白滝山へ行きました!。

当日、軒下に置いていたバケツの水が凍っていました。夕方には溶けて中の氷が取り出せましたが、その厚さは2cmも有りました!。

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去年の写真                                一昨年の写真

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2016年1月21日 (木)

能島 村上水軍 (禅興寺 伯方島)

Dscf04521 瀬戸内 村上水軍の1つ能島村上水軍の菩提寺は伯方島にある禅興寺さんです。このお寺は能島村上水軍の祖である村上雅房公によって創建されました(創建当時は臨済宗でしたが現在は曹洞宗)。そして本堂内には雅房公夫妻の位牌が祀られています。我が家のお墓もこちらに有ります。ここのお寺も立派な本堂で開放的です。正面の扉を開けて本堂内を見学することが出来ます。ご本尊は聖観世音菩薩が祀られていますが常に厨子の扉が閉ざされているので拝見した事が有りません。そのため、お前立ちとして本堂左手にこの観音様が祀られているのかな?。

Dscf4581山門への階段左の大イチョウは秋に成ると沢山の銀杏をつけます。

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上記説明にも書かれている立派な楠木がこちらです!。

Dscf04531楠木は神社仏閣で御神木として良く植えられていますが樟脳の原料としてまた医療のカンフル剤に成ったりします。知らんかったな~。女子は悪い虫が付かない様に葉を持ってたら良いかも?(=^_^=)

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Dscf04651 雅房公夫妻の五輪塔のお墓です。
伯方島も因島と同じ様に山城や見張り所が多く有ったようです。

Dscf04541伯方島には大三島橋が掛かっている鼻栗瀬戸と、鵜島との間の船折瀬戸と言われる非常に潮流の早い2つの水道が有ります。

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Dscf04681ここは整備されキャンプ場に成っています。夏には沢山の家族連れも訪れています。

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Dscf04771 左が鶏島そして前方の右手に見えるのが能島です。向こうは大島。

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能島をUPして見ると島全体が城で有った事が分ります!。 (゚д゚)

Dscf04711島全体が台地状に成っており、そこにはまさしく城が有った事が偲ばれます。

能島村上水軍に関する資料は大島の宮窪にある村上水軍博物館で見る事が出来ます。

2016年1月10日 (日)

因島 村上水軍 (金蓮寺・青影山城址)

Dscf045811村上水軍は室町時代から戦国時代の約260年に渡り芸予諸島を中心とした瀬戸内海を支配していました。これら水軍は付近を航行している船から通行料を取ったり、水先案内や海上警護を行なっていました。また時には諸大名に臣従(しんじゅう:主君につき従うこと)し水軍として海戦に大きな力量を発揮していました。村上水軍は今治の来島村上家、能島村上家、因島村上家の三家が有りました。今回は歩いて因島村上水軍(戦国時代には毛利氏に臣従)の菩提寺である金蓮寺を訪ねてみました。小学校の時に社会見学か何かで来た時以来です。写真の通り水軍城(観光施設)に隣接した金蓮寺(こんれんじ:曹洞宗)です。写真のお堂には観音様(観世音菩薩または観自在菩薩:真言はオン アロリキャソワカを3遍、唱えました)が祀られています。

Dscf045911そしてこのお堂を取り囲む様に三十三観音さまが祀られています。

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ここでも”ぼけ封じ観音さま”に手を合わせお願いしときました。前後しましたが、最初に仁王さんに挨拶して参拝します。

Dscf045711 門を通り本堂で参拝します。

Dscf046311 境内には十一番札所、藤井寺のお堂も有りました。中を覗くとお大師さんが祀られていました。

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そして境内に有る案内標識に従って村上水軍の墓所へ向かいます。

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Dscf046611説明文に書かれている当初は隣町の外浦町(とのうらちょう)に金蓮寺は有ったと言う事でチョッとドライブがてら見てきました。真ん中の奥まったところ。左手には本因坊秀作さんの菩提寺が有ります。手前のキャベツ畑は元々は海だった所です。

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カメラのデータを間違って削除してしまったので昨日に続き今日も青影山を登って来ました。青影山の山頂275.7mには村上水軍ゆかりの青影城の本丸跡や遺構が残されています。この1年で20回以上は青影山に登っていますが今日は初めての登山ルートで登って来ました。中ノ庄町からの登山ルートでは島外からの人はこの標識の所に駐車している人もいるようです。この先の標識が有る交差点の所に新しく消防署が作られています。

Dscf049211 この標識の手前50mほどに青影山登山という標識が有るので真っ直ぐ上に行けば良いです。柑橘の畑を横目に見ながら軽トラが走れる農道を進みます。畑を通り過ぎ少しすると案内標識が有りました。ここから登山道に成ります。

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Dscf047011落ち葉の絨毯と言うより布団と言って良い位に落ち葉が積もっています。
サクサクと落ち葉を踏みしめながらの登山は心地良いです。しばらく行くと今度は頂上に有るべき青影城の説明看板が道路脇にたて掛けられていました。残念だな~!。

Dscf047111 初めての登山道なので同じ山を登っていても新鮮な感じで気持ち良く登山できました。

Dscf047611途中、枯れ倒木も有ったりしてある意味、なかなか趣が有ってエエな~。綺麗に整備された登山道より自然に近い感じの方が非日常を楽しめるもんな~。
今迄、本格的な登山やハイキングに色んな山を登って来ましたが時には残念な登山もあったりします。もう直ぐ頂上や!と思ったら登山道とは反対側に道路が整備されてて車が走ってたり、一般車は進入禁止だけど砂防工事で工事用道路が作られ延々とその道路を歩くのは苦痛以外何ものでも無いです!。

階段状の坂道をしばらく行くとベンチの有る鞍部(稜線の下がった所)にやって来ました。写真の右手から登って来ました。

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Dscf047711反対側に行くと田熊町に下ります。山頂まではもう直ぐです!。毎週土曜は同級生と青影山か奥山に登っていますが、その時は山頂でコーヒーを飲んだりレーションを食べて楽しんだり日頃の運動不足と何時かまた行くであろう?日本アルプス登山に備えトレーニングを兼ねて12kgほどの荷物を背負ってますが今日は手ぶらなのでメチャ早いです。

Dscf047911登山道を登りきって山頂方向を見た所です。山頂は木立の先に有ります。何時もこの東屋でコーヒーを沸かして飲んでます。次が本当の山頂です。

Dscf048111ここから中ノ庄町方面を見ると遠く向こうには因島大橋の主塔が見えます。
そして手前に広がっている平地の殆どは村上水軍が謳歌していた時代には海でした。今では信じられないかも知れませんが左下に向かって道路がT字に交差してますが(チョッと大きい建物が有りますが島内の新しい消防署が建築中)村上水軍のお墓の説明書きの様に、ほぼその内側まで深い入り江に成っていたらしいです。 埋め立てし過ぎやろ=!と思ってしまうのは私だけ!?。その頃に比べ人口は何倍に増えているんかな~??。

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因島では観光イベントとして村上水軍を題材とし沢山の水軍武者による”いんのしま水軍まつり”として”島まつり”、”火まつり”、海まつり”の3部構成で、お祭りをしています。昨年初めて見学し、このブログにアップしているので見てない方はこちらから。

2016年1月 1日 (金)

平成28年 初詣 (明けまして おめでとうございます)

Dscf04401 みなさん 新年 明けまして おめでとうございます!
一年の計は元旦に有り!と言う事で地元の八幡さんに御参りに行って来ました。 

ここは因島 中ノ庄町の熊箇原八幡神社です。今から約1100年前に創祀(そうし:神様を最初にお祀りした時、神社の起こり)した格式高い神社です。

Dscf04411 鳥居をくぐる前に一礼し、手水舎でお清めをして御参りします。

Dscf04421一の鳥居の向こうに随神門が見えます。

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随神門の中には若神・老神が祀られています。

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随神門で礼拝し4の鳥居をくぐると拝殿が見えてきました。

Dscf04461一般的な作法に則り、まず鈴を鳴らして”参拝に来ましたよー!”と神様にお知らせします。次にお賽銭を入れ、二礼二拍手(今年も平穏無事な一年でありますようにと、お願いし)一礼しました。

熊箇原八幡神社は御祭神として応神天皇・神功皇后をはじめとする五神と熊野十二神が祀られています。広い境内には拝殿や本殿など沢山の祭殿が配置されています。

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来た道を帰ります。随神門の向こうに水軍城が見えます。

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一の鳥居を出て一礼し八幡さんをあとにしました。

昼からはワンコの散歩に大浜の因島アメニティー公園へ行きました。小さな子供達がお正月らしく凧上げをしていました。

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皆さん年末ジャンボ宝くじ買いましたか!?

Dscf04361夢は夢で終わってしまいました!(´Д`)。300円で何買おうかな~(^-^)。