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2015年10月

2015年10月29日 (木)

尾道散策 (古寺巡り5)

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西国寺の仁王門から続く参道の階段を上り、金堂の有る境内には古寺巡り4でも紹介した、お堂以外にも未だ有ります。このオブジェの向こうに見える向島の岩屋山と今までに紹介した浄土寺・千光寺とも何やら関係が有るみたいです。

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このオブジェの隣には鐘楼、手前には十三仏が祀られています。

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十三仏は亡くなられた人を極楽浄土に導いてくれる仏様です。法要などで軸が掛けられているのを見た事が有ると思います。

金堂の背面には、子もらい地蔵 が祀られています。

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次は金堂の裏手の石積みの高台に向かう階段を上がります。そこには沢山のお堂が建立されています。このお堂は大師堂です。弘法大師が奉られています。逆光なので分かりずらいですが右手前には右手に剣を持った不動明王が祀られてます。

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不動堂には不動明王立像が中心に祀られています。左は准胝観音菩薩坐像。

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このお堂の前には力石が置かれてました。

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試しにチョッと持ったけどウンともスンとも動く訳が無いです!。ヽ(≧Д≦)ノ

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通常は開けられていない門の横にはお百度参りの百度石が建てられています。

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次はもう少し上に有る三重塔へ行きます。道中や裏山の摩尼山には摩尼山八十八ケ所として仏様が安置されています。

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永享元年(1429)足利六代将軍・義教によって建立された三重塔です。

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秋の空に映えて美しいです。またこの塔の裏手にはひっそりと五輪塔が有りました。

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ここまで来たので千光寺からの光を受けたと言われる頂上付近に有るタンク岩へも行ってみます。道中は先程の八十八仏が案内してくれます。

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巨石が連なっていました。一番上に有る岩が平面に成っており尾道水道に面しています。タンク岩の由来は、戦車に似ているから!だそうです。昔話的には合わないな~。(*´Д`)

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西国寺の仁王門に掲げられている藁草履は仁王様のたくましい足にあやかろうと願掛けの草履が奉納されスポーツや足腰の悪い方が参拝に来られるそうです。この仁王門から金堂に繋がる参道の両側には桜が植えられており春に成るととても美しいです。昔来た時はまさしく春の陽気に誘われて来ました。その時は沢山の人で賑わっていました。

今日はここまでです。part6をお楽しみに!。\(・ω・)/

2015年10月27日 (火)

尾道散策 (古寺巡り4)

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西国寺の仁王門は人の背丈以上もある大きな藁草履で有名です。

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尾道を代表する西国寺。まさしく見所満載のお寺さんでした。ヽ(゚∀゚)ノ また参道に隣接した持善院や金剛院も訪れる価値は大です!。 ヾ(*ΦωΦ)ノ

西国寺の山門をくぐると108段の階段が立派な金堂に向かって続いています。仁王門から少し行くと左手に持善院への階段が有ります。

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山門を入ると左手に直ぐ本堂が有ります。そして目に付くのが厄除けと招福の臼と杵が対で参拝する所に有ります。これは何なんかな~?。 (´・д・)

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臼の蓋に書き物が有りました。私は勿論!書いている通りにしてお願いをしました。 ( ^∀^)/

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本堂に関心する内容と、歳をとった時のホッコリする内容が書かれていました。 (´∀`)

自分は何歳まで生きるんかな~?。

参拝を終えて西国寺の参道に戻り少し行くと右手に金剛院への参道が有ります。

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隣は再建中?新築中?で立派な本堂が出来上がっています。こちらのお堂で礼拝します。

正面扉の格子から中を覗いて、え~エ~! (゜∀゜)

Dscf04301大きなカラス天狗のお面がコッチを見てます。 (# ゚Д゚)

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また、お堂の裏に廻ると!

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真ん中の3つが三天狗さんと言われ石で作られています。この天狗さんを持ち上げる時に願いを掛けながら持ち上げ、軽く持ち上がると願いが叶うと言う言い伝えがあります。5つ並んでいる上の写真の左端のお面を願いを掛ける前に持つとムチャクチャ軽くてアレ!!(゜д゜)って感じで軽く持ち上がって、何か軽すぎるな~!?石や無いな~と思いながら石膏?。次に左から順番に持ち上げると流石にサッキのとは全然違う! (*'へ'*) ズッシリと重いけど微妙な感覚。大きな、お面なので重いと言えば重いし軽いと言えば軽い感じ!。お願い事は先ほど訪ねた持善院での事が頭にフッと過り、健康長寿で周りの人に迷惑を掛けずにポックリ逝く様にお願いしました。 (´人`)

礼拝を済ませ西国寺の参道に戻り歩みを進め108段の階段を上りきると金堂です。

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礼拝を済ませ次のお堂へ。左手奥には尾道護国神社(左)と加茂明神社がお祀りしています。お寺さんなのに神社も同じ境内にあるんですね~。

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108段の階段を上って直ぐ左には英霊殿が有ります。

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今回はここまででーす。 続きをお楽しみに!!。 (゚▽^*)ノ

2015年10月23日 (金)

尾道散策 (古寺巡り3)

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日本における多宝塔の起源は高野山の壇上伽藍にある根本大塔に有ると言われているらしく、そのため多宝塔の多くが真言宗系の、お寺に多く有るそうです。和歌山に居た時に和歌山市の隣の岩出市に根来寺(真言宗十八本山の一つ)にも国宝の多宝塔が有りました。

616年に聖徳太子によって創建され来年、開創1,400年を迎える浄土寺は本堂も国宝に指定され長い歴史により文化財も沢山収蔵されています。

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阿弥陀堂(国重文)と多宝塔(国宝) 境内には沢山の鳩が遊んでいます。

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境内には、この様に鳥居が二つ並んで建っていました。鳥居は神社を象徴するものとしてお馴染ですが神仏習合の影響により、この様に寺院にも設置されています。

何か気が付きましたか?。普段、神社仏閣に参拝している人の殆どが気が付いて無いと思います。 鳥居には大きく分けて2種類の鳥居が有ります。2本の石柱を支えるように平行して上下2本の石材が有りますが下側の作りに違いがありますね~。左側の鳥居は伊勢神宮に代表される神明鳥居と言います。そして右側は安芸の宮島で知られる厳島神社の大鳥居を明神鳥居と言います。皆さんも神社仏閣を訪れた時に少し気にして見て下さい。(このブログで”高野山 その3”の中でも総石作りの霊屋が有りましたが、あの鳥居も2種類ありました。)

前回からの流れで順路から浄土寺は最後の方ですが、今回、一番最初に訪ねたので忘れない内にUPしました。前回からの順路で次は福善寺です。

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残念な事に一番このお寺さんで有名な山門を撮影するの忘れてました(≧∪≦*)

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境内に大きな松の根が有ってブラシで磨いてみました。

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また境内には鷲が翼を広げた姿のような立派な”鷲の松”が有ります。

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このお寺の山門の横にも参道が有りますが、そこには昔”時をかける少女”で撮影されていた”タイルの小路”がかろうじて残っていました。(´A`。)

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路地を歩いてるとノスタルジックな懐かしい昭和を展示していました。

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太陽も千光寺の方に沈みかけているので今日はここまでです。バイクを置いている駅方面に向かって久し振りに本通り商店街を歩いて帰ります。

尾道を代表する食べ物と言えば尾道ラーメンですね!。本通、海岸通、尾道駅周辺にと沢山のお店が有ります。私は30年以上前に当時から一番店で有名な行列の出来るお店で初めて尾道ラーメンを食べました。尾道ラーメンを全国区に押し上げたお店の1つだと思います。この日は夕方だったので、行列は有りませんでしたがコンスタントにお客さんの出入りが有りました。私はオニギリを食べて2時間も経ってないんで残念ながらパスしました。

そう言えば以前、テレビでラーメン人気店1番を決めたのが和歌山ラーメンでそのお店も以前から人気で何度か行った事ありますが人の好みなんで何とも言えませんが、私的には同僚に教えてもらったお店が無茶苦茶美味しかったな~。職場では一時期みんなでラーメンを食べに行くのが流行ってラーメン店巡りをして固麺どころかハリガネとか言って1~2分しか湯がいてない麺を食べて自慢していた同僚がいました。(^ω^*)

 女子に人気の有る帆布さんのお店が有りました。私も若かれし頃、通勤時に帆布のショルダーバックを使っていました。

インフォメーションセンターも有りました。

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尾道駅前の海岸通りは芝生がはられイベント会場としても使われる様に整備され観光客も瀬戸の海を見ながら潮風に吹かれていました。

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尾道古寺巡りはこれでチョッと休憩です。この続きは気が向いたらまた写真撮りに行きます。その時までお楽しみにー (ノ*゜ー゜)ノ゜

2015年10月22日 (木)

尾道散策 (古寺巡り2)

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千光寺を下って来ると天寧寺の三重塔が有ります。元は五重塔だったんですね~。

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見事な五百羅漢が並んで圧倒されます。自然と手が合わされます。本堂の中も見る事が出来ました。本尊の左右に襖絵の獅子と龍の墨絵も立派でした。見所満載のお寺さんでした。

千光寺ロープーウェイの傍には艮神社(うしとらじんじゃ)が有ります。天然記念物にも指定されている樹齢900年とも言われている幹周りが約7mの大楠に圧倒されます。ここの境内では時をかける少女ふたりのロケも行なわれています。

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次は妙宣寺へ行きます。

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境内には枯山水の様に砂が敷きつめられています。

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次は慈観寺です。牡丹寺として有名で、また珍しい夫婦松があります。

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善勝寺の境内には四国八十八ヶ寺の御砂霊場が有り1周する事により巡礼を体験出来ます。

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また仏様の後ろには三鈷の松が有ります。落ち葉をを拾って持ち帰ろうとパンフレットに挟んでいたら落としてしまいました! (TヘT)

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大山寺へ行きます。ここは受験生の参拝が多いそうです。

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この梵鐘のところでNHKの朝の連続テレビ小説”てっぱん”の撮影が行なわれてましたね~。遠く向こうにロープーウェイが見えます。

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次は御袖天満宮です。学問の神様である菅原道真を奉っています。隣の大山寺と境が無く敷地が繋がって知らない内に境内を行き来してました。菅原道真が大宰府に就く途中、尾道に立ち寄った際に里人に親切にしてもらったお礼に衣服の袖を渡された事が、この神社名の由来だそうです。拝殿まで55段の階段が続きます。

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そしてこの階段を見てアッ!(☆゜д゜)と感じた人が沢山居る事だと思います!。

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大林監督の「転校生」で主人公の高校生男女が、この階段を転げ落ちて身体が入れ替わったんですね!。何か、あの光景が目に浮かびますね~。(´∀`) アベックがそのマネをして階段の途中で抱き合った状態で写真を写すのが当時は隠れたブームだった見たいです。今も写真撮る人いるのかな?私が訪れた時は誰も居なくて良かったです。もし頼まれたら、そんなカメラマン嫌だ!! (# ゚Д゚) その後も「てっぱん」で、おのみっちゃん(瀧本美織さん)がバイオリンを弾いていましたね。遠いあの頃にタイムスリップしてみたいですねー!

今日はここまでです。 また続きをお楽しみに! (゚∇^*)

2015年10月21日 (水)

尾道散策 (古寺巡り1)

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尾道と言えば文学と、お寺の町ですが尾道を代表する小説の1つに林芙美子さんの放浪記が有ります。この石碑に刻まれている文章は故郷を離れ久し振りに帰省した時に誰でも感じる古里への思いが表されています。この像は尾道駅から本通商店街に行く途中に有ります。

秋晴れの中、以前もお寺巡りをした事が有りますが久し振りに訪ねて見ました。尾道駅から林芙美子像を見てJR上の歩道橋を渡るとこんな可愛い小鳥が居ました!。(´∀`)

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昔は何処にでも沢山いたのに最近はあまり見掛ける事が少なく成りました。どうしたんかな~。スズメの直ぐ先に、こんな案内図が有りました。

Dscf04091尾道駅の待合所に有る観光案内所で古寺巡りのパンフ貰ってやって来ました。

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先ず最初に訪れたのは持光寺です。にぎり仏で有名ですね。

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Dscf04181古寺巡りのルートは写真の通り道標(みちしるべ)や歩道がタイルに模した舗装で区別し古寺めぐりの順路で有る事を示しています。また、道中トイレや休憩所がポケットパークと言う名称で整備され観光客にとって親切な観光巡りに成っています。

尾道は坂の町としても有名で狭い土地に家が入り組んでいるため道路と言うより路地を巡る事に成ります。

 

次は光明寺です。

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宝土寺です。

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途中、志賀直哉の旧居が有りました。入場料が要るので外観を見るだけ。

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平山郁夫画伯の”しまなみ海道五十三次スケッチ”ポイントです。

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歌人、中村憲吉、終焉の家です。

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次は千光寺です。玉の岩の上に有った如意宝珠は何処へ行ったんでしょうね~?

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観光で来た若者達も礼拝していました。他のお寺にも有ったんですが大きな数珠が井戸のツルベ落としのように掛けられ、それをそれを引っ張ると数珠の隙間が有るので玉がカチャカチャと音をたてます。正面の上に滑車が見えます。数珠は多分108の玉だと思います。

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先日、行った石鎚山の鎖場をまた登って来ました! ヽ(´∀`)ノ

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100円の浄財を納めイザ挑戦!Gパンは思った様な屈伸が出来ないので危なかったー!

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山頂で、ご本尊に手を合わせました。山頂からの眺望は最高です。

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玉の岩の裏手にも如意宝珠に似たような鏡岩が有りました。前住職からの言い伝えでは如意宝珠の明かりを、また朝日を西国寺山頂に有るタンク岩に反射させたとの伝説の鏡岩だそうです。

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現地で見た時は単に岩を削っただけでイマイチだったのですが今、写真で見ると確かに輝いてますね~! ヾ(゚д゚* *゚д゚)ノ

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本堂のご本尊と祀られている秘仏の千手観世音菩薩の手と繋がった紐がここに有ります。この紐に触ってお祈りするとご利益が有るとか・・・本堂の正面の礼拝する所にも有るので離れたここでお参りする人は居ないと思いますが。。。

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Dscf04751プラッスチックハンマーが設置されており私も叩きましたが岩の中が少し空洞に成っているみたいでした。

これより少し登ると展望台が有ります。

猫の小道?狭いって事かな?歩いたけどキャットウォークの様な高く狭い道でも無かったし?。

展望台に上がって来ましたが私には関係の無いオブジェが有ります。

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お決まりのハート形の鍵に2人の名前が書かれています。

Dscf04711左手には恋人の聖地も有りますが、どうせ1人で行っても仕方ないので文学のこみちを行きます。

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この道は因島公園にあるつれしおの石ぶみと同じ様に遊歩道の岩に文学者の代表する小説の一文が刻まれています。

 

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Dscf04891本尊が毘沙門天さんで七福神の一人(商売繁盛の神様なので、まるたま君の商売繁盛を祈りました。)

近くに公園が有り遅い昼食を取りました。

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何時ものオニギリ弁当です。家庭菜園で取れたミニトマトと味噌汁が増えました。

食事中は余り考えて無かったけど食べ終わって屋外で、お椀を使って、お弁当を食べるのって傍目から見たら変ですよね~!(ฺ-ω-)

古寺巡り2につづく。。。(お楽しみに!)\(^○^)/

 

2015年10月19日 (月)

高野山 (その3)

1奥の院は弘法大師が835年3月15日から永遠の禅定(座禅瞑想)に入り予言通り21日寅の刻に御入定されました。そして未来永遠に迷える者、苦しむ者を救済するために瞑想に入り、今も祈り続けています。そのため高野山の中でも最も清浄な場所と言われています。

そして、お大師様のそばで供養されたいと願い皇族・公家・戦国武将など時代を超えて20万基を超える、お墓や供養等が立ち並んでいます。

この写真の五輪塔(供養塔)は高さが6.6mあり奥の院では最も大きい事から一番石といわれています。この供養塔はNHKの大河ドラマのヒロインで取り上げられていた江姫(徳川二代将軍秀忠の正室であり豊臣秀吉の側室淀君の妹)です。

五輪塔は上から空輪(宝珠形)、風輪(半月形)、火輪(三角形)、水輪(円形)、地輪(方形)から成っています。これは仏教による五大要素を表しているそうです。宗派によって要素が違うみたいです。重量を軽くするため?中は少し空洞に成っているようです。

奥の院への、お参りは表参道(御廟まで約2km)と裏参道(御廟まで約1km)が有ります。一般的には広い無料駐車場が有るのと御廟までの道のりが近いことから裏参道からお参りする方が多くいられます。(足腰の弱い年配の人が多いためかな?)

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こちらは表参道の入口にあたる一の橋です。ここから奥の院へお参りに行きます。お大師様はここまで送り迎えに来てくれると言われており合掌一礼してお参りします。この写真から見える様に橋を渡ると樹齢何百年もの大杉が出迎えてくれます。そして諸大名の立派な供養塔が立ち並んでいます。

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戦国時代を代表する武田信玄とその子、勝頼(左)の供養塔です。

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そして少し歩くと信玄とライバルにあった戦国大名で最強と言われた上杉謙信の霊屋(たまや)が有ります。(子の景勝も祀られています)

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参道の脇には弘法大師が休憩のため腰を下ろした腰掛石が有ります。六角形の枠で囲っている中の石です。

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井伊掃部頭と言えば幕末の彦根藩主。安政の大獄で桜田門外の変で暗殺された井伊直弼の事です。

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薩摩島津家供養塔(四番石:4番目に大きい供養塔)

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戦国大名で独眼竜と呼ばれた伊達正宗の供養塔も有ります。

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豊臣秀吉の側近として有名な石田三成の供養塔

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陸奥国の藩主であった佐竹義重の霊屋。卒塔婆形の角材を並べ壁にした珍しい霊屋です。

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初代、市川団十郎 (この付近に明知光秀の供養塔も有ります。)

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ほぼ中間地点に成る中の橋です。

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中の橋を渡ると汗かき地蔵のお堂が有ります。汗かき地蔵は黒い石に地蔵さんが彫られていて人々の犯した罪や苦しみを慈悲により変わって受けて下さり汗を掛かれているように見える事から汗かき地蔵と言われています。時にその石の表面が濡れている事があるそうです。

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このお堂の右側に姿見の井戸が有ります。この井戸を覗き込んで自分の姿が見えない時には3年以内に亡くなってしまうと言う言い伝えが有ります。私も何度か覗き込んでいますが、この通り今でも大丈夫です!。

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この先は43段の階段に成っています。覚鑁坂(かくばんさか)または三年坂とも言います。予想された方もいるかも?そうです!この坂で3度転ぶと3年以内に亡くなると言われています。私が子供の頃に墓場で3度転ぶと亡くなると言われてましたがここからきたのかな?。

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三年坂を撮った辺りに高さ90cmほどの禅尼上智碑の供養塔が有ります。耳を当てると極楽の声に似た音が聞こえるとか!?私も耳をあてましたが何も聞こえて無かったような?そもそも極楽の声ってどんなの?。

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この坂の頂上付近にパナソニックの供養塔が有ります。この奥に経営の神様で有名な松下幸之助さんの供養塔も並んで有ります。

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この先には興山応其上人廟(こうざんおうごしょうにんびょう)が有ります。応其上人は織田信長に続いて高野山を攻めた豊臣秀吉を説得し高野山を焼き討ちから守るとともに高野山に多大な貢献を行ないました。

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ここまでは表参道から入場された方が参拝出来ます。この先で裏参道と合流し裏参道からの道を突っ切ると最初に紹介した江姫の供養塔が有ります。これからは奥の院へお参りに行かれる人達が見る事が出来ます。

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二番石となる浅野家の供養塔です。浅野家と言えば播州赤穂の浅野家が有名ですがこちらは本家筋に成ります。

参道にはこのように化粧を施されたお地蔵さんもおられます。

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高野山には宗派を超えた方々の供養塔が有ります。浄土真宗の開祖、親鸞聖人や浄土宗の開祖、法然上人です。

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江戸時代百万石もの石高を有した最大の外様大名であった前田家金沢藩。その前田利長の三番石。

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奥の院内で一際目を引く霊屋が有ります。越前松平家初代当主である松平秀康と母公を祀る霊屋です。その作りは全てが石で作られている事です。初めて見た時はとても不思議に感じました。

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階段を上った先の広い敷地に天下を取った豊臣家の供養塔が有ります。

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そして、参道のその直ぐ先にひっそりと織田信長の供養塔も有ります。

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忠臣蔵で有名な浅野内匠頭の供養塔も有ります。

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水向け地蔵さんが清浄な玉川を背に並んでいます。地蔵菩薩、不動明王や観音菩薩が並んでます。供養所で水向塔婆を求めご先祖の供養を行ないます。

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御廟橋までやって来ました。この橋は36枚の石板で作られており橋全体も1枚として数え金剛界37尊を表し石板の裏には各仏様の梵字が刻まれています。この橋の向こうには荘厳な世界が待っているかのような霊域を感じ穏やかな気持ちに成ります。

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この橋を渡ると弘法大師御廟の霊域に入ります。ここもお大師様が送り迎えに来られると言われており参詣者は、合掌一礼してお参りします。ここから先は当然、写真撮影は禁止されていますので写真はここまでです。この先に見えているのが灯籠堂です。堂内には1,000年近く燃え続けている二つの「消えずの火」が有ります。1つは白河上皇が献じたもので、も1つは自らの髪を切り売って献灯したと伝わる貧女の灯です。

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この燈籠堂へ続く参道の左側に”みろく石”が有ります。小さなお堂の中に、みろく石がおさめられていて周りが格子に成って一部から手が入る様に成っており片手で、みろく石を一段上の棚に持ち上げる事が出来ると願いが叶うと言われています。私もお参りする度に挑戦しましたが全て成功してます。(数年前に石が一回り大きく成りました)

みろく石の反対側には春日局供養塔が有ります。

そして燈籠堂に一番近い左手奥には歴代天皇陵が有ります。

燈籠堂に入る時に、入口にも置いていますが、お坊さんから塗香(ずこう)を一つまみ頂けるので、それを手の平に塗りこむ様にして、けがれを除きます。燈籠堂の中に入り正面に立つとお堂の背面の扉が開けられているので、そこには御廟が現れています。礼拝を済ませ裏手に有る御廟に向かいます。御廟では四国八十八箇所を満願成就したお遍路さんなど沢山の方が熱心に礼拝しています。そして最後は燈籠堂の地下に有る、お大師様に一番近づく事が出来る祭壇が有ります。(弘法大師は窟の中に入定されているので祭壇からの水平方向線上にいらっしゃり一番近くで礼拝できます。)

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建物の前に小さなお堂が有りますが、ここには嘗試地蔵(あじみじぞう)が祀られています。弘法大師は今も生きながらに禅定に入っている事から食事をして頂くため毎日午前6時と午前10時30分の2回、ここで味見して頂き御廟へ運ばれます。

これより、裏参道からの供養塔・碑をUPします。みなさんご存知の有名企業です。

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この新明和工業株式会社さんは自衛隊で使われているUS-2と言う飛行艇を作っている事で有名になりましたね!。何と言ってもロケットの供養碑ですから一番目立ちます。

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この供養塔は特段変わってませんが両サイドを見て下さい!コーヒーカップが有りますね!UCCでおなじみの上島珈琲さんです。 ヤクルトさん、福助さん。

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この他にも沢山の有名企業の供養塔・碑が有ります。

高野山も2004年7月に熊野・吉野・大峰とともにユネスコ世界遺産に登録され日本を訪れた外国人観光客が日本で行きたい観光地として常にベスト10に入っています。高野山はパワースポットとしても有名ですが心穏やかな自分を感じることが出来る聖地です。

和歌山を旅行する時は大阪方面からだと高野山→龍神温泉(美人の湯で有名で入浴するとハンパ無い!ヌルヌル感がして肌はスベスベで入浴後は身体中ポカポカです。)→白浜温泉・アドベンチャーワールド(日本で唯一、親子パンダが居る総合レージャーランドです)が基本かな?。もう少し足を伸ばすと本州最南端の潮岬と熊野三山、那智大社(日本一美しいと言われる那智の滝)がお勧めです。

2015年10月17日 (土)

石鎚山 登山

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10月15日(木)10年以上振りに石鎚山登山をして来ました。\(^ ^)/私としては4度目の石鎚山登山です。写真は、お決まりのアングルで西日本最高峰石鎚山(天狗岳)1,982mです。中国地方の最高峰は鳥取県大山(剣が峰)1,729m、九州地方では登山をしない人でも縄文杉に会いに行きたい屋久島に有る宮之浦岳1,936mです。関西地方では石鎚山と同じ修験道の開祖である役行者ゆかりの地、奈良県大峰山系の八経ヶ岳1,915mです。私も関西に居た頃には大峰山系の山には色々登りましたが八経ヶ岳は未踏峰です。

当日は朝6時に、まるたま君の家に集合と言う事で前日は普通に寝ましたが何故か3時過ぎには目が覚めて、5時までは未だ2時間も有るので寝ようとするも逆に余計目が覚めて寝れないパターンに(´ω`)。まるたま君は遠足に行く時の様にワクワク感からか?1時間も早く目が覚めたー(^―^)と楽しそうに言ってたけど。5分前にまるたま君、家へ着いたら既に2人は準備万端で早く行こう!と言う感じです。私は少しでも荷物を軽くするために事前に1人づつカップラーメン・コーヒーカップ・レーション(行動食:休憩時のエネルギー補給のお菓子類)・水500ccを2人に持たせ途中のコンビ二で各自がオニギリ2個を買いました。

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何時も瀬戸内海側から見る四国山系ですが今日は画面中央にある小島の真上に有る石鎚山を目指します!(v^ー°) 朝6時過ぎに出発し一路、石鎚山登山の表参道にあたるロープーウェイ乗り場を目指しカーナビの指示に従い出発しようとすると、まるたま:昨日ルート設定しようとしたけどルートは有りません!って表示されてダメじゃったー!、あんせい:事前にメールで終点を何処に設定するか、また分かり易い様に過去に行った人の駐車場の写真付きのブログのアドレスで見たら分かったろ~!?、まるたま:検索で石鎚山が出てきたんでそこにしたらダメじゃった=!、あんせい:まさか!車で石鎚山登る訳でも無いんで、そりゃ無理じゃろー!(>д<;)チョッと画面出して、まるたま:石鎚山で検索した画面を出す。あんせい:石鎚山の下に石鎚山温泉って有るやん!ここ・ここ!!。と言う事で事前に調べていた距離と時間でロープーウェイ下に有る駐車場に行ける設定が出来ました。  かくして少しツマヅキながらも出発しました・が、前日までの天候とは裏腹に空は鉛色の厚い、うろこ雲が重なり合い朝日を見る事も出来ず晴天の中で気持ち良く登山したいのに3人共テンションちょっと下がり気味(_ _|||) 事前に山頂の温度や天気予報と天気図を見て今日にしたのにな~。四国に入り高速でも下道でも時間は余り変わらないので一般的な下道を走行しているとカーナビ君が高速を走らせようと私の頭に有るルートと違う方向に指示を出してくるけど無視して進むと新しいルート検索をしてくれるハズなのに、どうしても高速道を指示してくるので、まるたま君に再設定をお願いすると”ワシも使い方よう分からんのよ!”って。(☆゜д゜) あんせい:え~え!じゃあ地図は?まるたま:地図なんか無いでー!あんせい:まあエエかー、大雑把やけどマサカのためにパンフレットの簡単な地図切り取ったの有るし。その後、無視されたカーナビ君は機嫌を損ねたのか当初の予定時間を大幅に超える到着3時間のルートを表示してました。頑固な持ち主に似るんかな~と思いながら・・・T君は後ろの席で昼食のオニギリ食べてるし!そんなこんなで、どうにか予定通りの2時間で到着。駐車場で500円を支払いロープーウェイ乗り場へ。

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ロープーウェイ乗り場の案内ゲートをくぐると最初に現れたのがこの、お堂です。

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そして、お堂の正面には弘法大師と岩座に座り頭巾を被り一本歯の下駄、右手に錫杖そして左手には巻物を持った役行者さんの像が祀られています。

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平日の始発時間の8時20分のロープウェイに予定通り乗る事が出来ました。

Dscf03111今回は国定公園の指定60周年にあたるため?記念の木製ストラップがオマケで付いてました。ラッキー!。 (*^ー゚)v

ここのロープウェイは標高455mから一気に1300mまで登ります。そのため3度ほど耳がツーンとしました。そう言えば穂高に行った時も同じやったな~。(どちらも日本で有数の標高差を持つロープーウェイです。)

石鎚山は西日本の最高峰で中国地方の山より高いため日本海で発生した雪雲が中国山地(1,300mほど)を通り抜けると石鎚山系にあたり雪を降らす事からスキー場も有ります。なのでロープーウェイは通年運行されています。

今日の歩行予定時間はロープウェイ乗り場で貰ったパンフレットにも書かれている標準的な、上り:3時間30分、下り:2時間30分です。

標高差:674m。弥山(1,974m)-ロープーウェイ成就駅(1,300m)

歩行距離:約4,500mです。

ロープーウェイ成就駅(じょうじゅうえき)を8時30分に今日の登山者の先頭で出発し足取りも軽く2人のワクワク感がヒシヒシと感じられます。1kmほどの距離なのに予定時間より10分も早く石鎚神社中宮成就社に着きました。

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早速3人でお参りを済ませ、次は隣に有る遥拝殿では今日の登山が無事に終える様にお願いしました。

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祭壇の向こうに、これから登る石鎚山が見えます。

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心を新たに気を引き締め神門をくぐり抜け、ここからが登山の開始です。

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2人のテンションは高く、しばらくは下り道が続くので速過ぎると思いながらも付いて行くと次の遥拝の鳥居に15分の所、11分で到着。ここは、コレより先、石鎚山に登れない人がここで参拝する所です。何時の間にか天気も回復し、より2人のテンションはUPしました。

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この後も2人の歩行速度は速く、しばらくすると今度は八丁坂と呼ばれる上りに成りました。以前の登山では坂道だったのが延々と続く木製の階段が整備されていました。階段は腿を上げるため坂道に比べメチャ疲れます。行けども行けども階段は続き1/3ほどの行程で私の心は音を立てて折れてしまいました(´Д`) そんなんで、この辺の写真は有りません。まるたま君にザックを交換してもらいヘロヘロに成りながらも2人の後を付いて行ってる状況です。唯一、撮った写真もピンボケです。

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まるたま君に貰った写真↓未だ元気な頃、紅葉を見ながら、またブナの原生林では疲れた身体にパワーを貰おうと大きなブナに抱き着いたり。LOVE注入も欲しいかな?(=^_^=)

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神門から55分で試しの鎖74mに到着です。T君は左手が動かないんでどうしようかな~?と言っていたけど、折角ここまで来たんじゃけー登らんといけんやろー!と無理に引き込みました。

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下がT君、真ん中が私のザックを背負ってる、まるたま君。3人共、無事試しの鎖を上り切り見晴らしの良い夜明かし峠に出ました。屏風のように岩肌が正面に見えるのが山頂です。

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夜明かし峠は、その昔は今の様にロープーウェイも有る訳も無く、また登山道も整備されてない時代に、山頂へお参りに訪れる人達がここで夜を明かした事によるそうです。

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夜明かし峠は標高1,650mほどです。これより少し歩き再び階段状の登山道に成ると標識が有りました。

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成就社からここまで2.6kmを1時間半。あともう少し頑張ろう!。 (^ ^)/

この後、一の鎖33mを難なくクリヤーして土小屋との分岐に有る鳥居を通過します。

Dscf03381_2この鳥居の直ぐ上に二の鎖小屋が有り1年前に立派なトイレも出来ており女子でもトイレの心配無く登山することが出来ます。ここのトイレは環境配慮型の汚水処理がされている様です。山ではトイレの運用のために使用した時にはチップが必要です。ここでは100円でした。大峰山系の行者還岳に有る非難小屋だったかな?でも同じ様なトイレが整備されてました。山に人が入るとトイレによる環境の問題が心配されます。瓶ヶ森方面を見る。

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次は二の鎖65mに挑戦です!。

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 私は岩場に成ると元気が出て2人を追い越して上からもパチリ!。ここも難なくクリヤー!この鎖場の直ぐ上に一の鎖68mが有りますが、鎖場の小屋の改修工事?と山頂での工事とで立ち入り禁止に成ってました。仕方ないので迂回路を行く事にします。

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この鎖場を登りきると山頂:弥山1974mに到達しますが迂回路は立派な階段に成ってます。コレまでの写真で何か気が付きませんでしたか?。何時の間にか先頭が入れ替わっているのを!何時も裏山へトレッキングに行った時は、オイちょっと休憩しょうでー!とか、お前らシンドウ無いんかー!?とか何時もドベ(方言でビリ)で、はぁはぁゼイゼイ言っているのに何故か今回は最後の登りで勢い良く先頭に立ち2人を引っ張って行ってます。まるたま君と2人して不思議な世界を感じてました・・・。(。-_-。)  

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迂回路を上りきると稜線に出ます。そこには開けた石鎚山からの四国の峰々が連なり森林限界のため?緑の絨毯を敷きつめた様に感動の景色が広がります。

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この稜線の直ぐ上が山頂、弥山1、974mなので早速、山頂神社にて3人で手を合わせました。この時11時25分。ロープーウェイの成就駅から4.5kmほどを3時間で登りきる事が出来ました。あ~しんどかった=!(´∀`) 山頂ではTシャツ1枚で十分な暖かさでした。

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少し早いけどランチタイムにしました。持って来たカップラーメンと途中コンビニで買ったオニギリ2個を食べ食後のブラックコーヒーで乾杯し山頂からの絶景を楽しみながら、しばしの至福の時間に浸るこの満足感 (*´∀`*)

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 食後は今日の最終目的の西日本最高峰の天狗岳1,982mに挑戦です!。

Dscf03611_22人とも写真ではピースサインをして余裕の感じですがここまで来るにも結構時間が掛かってます。なんせ高所恐怖症なので手や足を動かすより口ばっかり動かしてるんで。この先には殆どの人が恐怖を感じる岩場が待ち構えています。

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大きな岩が平なのですが写真の様に全体的に傾いていて滑りやすいんです。そしてそこでは先頭を行っていた私が2人をボンヤリ待っていると女子3人と男子1人のグループがやって来ました。男子は1人の女子を誘導すると天狗岳頂上へ行ってしまいました。本命の彼女だけ連れて行ったん!?残された2人は、這いつくばって恐怖で身動きが取れない状態で”きゃー!怖いどうしよう!”と声を上げてました。優しいあんせい君は手はここ・足はそこに置いて次は、ここに手を持って来て、足をそこに置いてと、教えてあげて女子2人は難所をなんとかクリヤーしてお礼と共に頂上に向かいました。私の立っている直ぐ横は断崖絶壁で50m以上は切れ込んでいます。

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我がチームの男子2人はと言うと当然のごとく四つん這いに成って身動きが取れない状態。T君がサッキよりも口での講釈が多くなり手足は固まったまま。T君が先頭なので後ろの、まるたま君もどうし様も無い状態で、余りに高いんでお尻がムズムズして恐ろしいとか言ってるし。そんなんで、あんせい君からは叱咤激励が飛びました!サッキも女子が通過したんやからエエ男が恥ずかしいで=!早よ来んと渋滞するで=!(`Д´*)とサッキの女子とは全然違う対応。(^m^ ) どうにか2人も根性決めて無事に通過し西日本最高峰へ!\(^ ^)/

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    まるたま君と2人で、これより先の南尖峰へ行く事にしました。

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この後、3人共無事、弥山に戻り本当にホッとしました。経験の無い2人を軽いと言いながらもザックを担いだまま危険な岩稜地帯のトラバースをさせたのは大きなミスでした。反省です。

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弥山から瓶ヶ森方面(東)を見ると自分よりも下に雲が有ります。2,000m程の山でも雲を上から見れますよ!。

下山は上りより足腰に負担が掛かります。ただ足を交互に出せば自然と進む事が出来るので周りの景色を楽しみながら降りることが出来ます。紅葉が綺麗です。

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結局下りは山頂を13時40分に出発しロープーウェイ乗り場に着いたのが15時35分。2時間で着きました。車では登山を終えファイト1発で乾杯!     \(^ω^\)

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そして、まるたま君家に着いたのが18時頃。心地良い疲労感を残しながら楽しい1日を3人で分かち合えた日でした!。

Dscf03871そして当日の活動量計の数値です。実質ザックを担いでの登山なので実際はこの数値の何倍あるのかな~?

交通費

 軽ETC往復 :3,840円

 ガソリン代:3,000円

  駐車場代:500円

    合計:7,340円

1人あたり≒2,500円+ロープウェイ代1,950円

その後の後日談。今日も恒例の裏山トレッキングでT君がメチャ元気良かったです!。

\(@^0^@)/行きも帰りも最速記録でした!。どうなったんやろ~!???。