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2021年10月 4日 (月)

令和3年9月29日 海上自衛艦「てんりゅう」因島出港

Dsc_11901 9月29日、早朝 海上自衛隊 ATS-4203 訓練支援艦 「てんりゅう」が点検整備を終え出港しました。

今朝もPCで船の動きを見ていると応援のタグボートが来航し「てんりゅう」の周辺を漂泊していたので、入港からも程々の期間が経っていたので出港と予想して何時もの堤防に行くと造船所にUW旗が掲げられていました。

Dsc_11661 海上自衛隊では午前8時には船首の日章旗と船尾の自衛艦旗を掲揚する事と成っており、船尾に隊員の方達が集まっており自衛艦旗を掲揚して出港みたいです。

艦橋からの”10秒前!”の号令で全員が「気をつけ」の姿勢としラッパ、君が代の吹奏で自衛艦旗に敬礼します。この厳粛な中で自衛艦旗に対する隊員の皆さんの敬意が伝わって来ます。

Dsc_11741 いよいよ出港です。

威勢の良いラッパの音に続いて”出港用意!”の艦内放送で離岸します。

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Dsc_11781 「てんりゅう」が離岸すると、その向こうに普段見る事は出来ないアメリカ海軍の音響測定艦「USNS LOYAL」が見えました。

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Dsc_11851 出港時は隊員の皆さんが船首から船尾に並んで整列し造船所の皆さんへの見送りに対しての答礼が行われます。

Dsc_11921 タグボートにより旋回し、いよいよお別れです。

Dsc_11941 艦橋からの”左帽振れ!”の号令で隊員の皆さんが作業ヘルメットを振っています。

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Dsc_119712 これだけの隊員の皆さんからの”左帽振れ!”はとても感動します。写真下段(艦橋)左から2番目の赤いストラップが辛うじて分かりますが、この方が艦長です。

ブリッジの上のコンパスデッキには赤い腕章をした隊員の人達が居ますが”初任海士”の皆さんです。海上自衛官として入隊し基礎課程を修了し部隊実習として乗艦しているピカピカの新入隊員の皆さんです。

Dsc_12051 左端の隊員の方は記録員の方?我々を撮影しているような?。

Dsc_12101 沖合に薄っすら見えるのが海上保安庁のPLH09「りゅうきゅう」が沖縄からやって来ました。この後、入れ替わりに入港しました。

Dsc_12161 海上自衛隊 訓練支援艦「てんりゅう」の艦長を始め隊員のみなさん有り難うございました。「てんりゅう」のご安航をお祈り致します。

海上自衛隊のH.Pによる「てんりゅう」の主要要目を転載します。

基準排水量:2,450t

主要寸法:全長:106m、幅:16.5m、深さ8.6m、喫水:4.1m

主機械:ディーゼル4基2軸、 馬力:12,500ps、 速力:22kt

主要兵装:62口径76ミリ速射砲x1、対空射撃訓練支援装置一式

乗員:約140人

8月19日の入港時の写真を貼ります。

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 入港時は歓迎のUW2旗を掲げてお迎えしました。

Dsc_09461 艦橋からは艦長と副長が帽子を振ってくれました。

Dsc_093412 赤・青の双眼鏡のストラップの方が艦長、青のストラップの方が副長です。

Dsc_09521 我々の真ん前に接岸するようです。向こうに見えるのはアメリカ海軍の輸送艦「CARL BRASHEAR」です。

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2021年9月19日 (日)

「第六はる丸」しゅん功 因島出港 令和3年9月16日

Dscn06911大安吉日の今日、春山海運(株)所有、大王海運(株)運航の「第六はる丸」が竣工し内海造船(株)因島工場を出港し母港である四国中央市に向かいました。

造船所内では引き渡しの歓迎式典が行われたそうです。

今日は正しく乗組員の皆さんによる「第六はる丸」の処女航海の日です!。

そのお祝いもあり、私は何時もの場所でUW旗(ご安航を祈ります)を掲げお見送りをしました。

お昼前に汽笛、長声いっぱーつ!が聞こえ、造船所の見送りの人々との別れを告げたのち、点検整備で入港した訓練支援艦「てんりゅう」の向こうからやって来ました。

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Dscn06931 ピカピカの真新しい船体の全容が見えて来ました。

Dscn06941 この後、私の掲げたUW旗に気が付いてくれ返礼のUW1旗を掲げると共に汽笛、長声いっぱーつ!を頂きました!。それだけで感激なのに操舵室から船長がデッキに出て来て、UW1旗を掲げてくれた船員の方と手を振ってくれました!!。

Dscn06981 この時、感激でこちらも一生懸命、帽子を振って答えました!。なので写真撮り忘れました。

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Dscn07051 この後、「第六はる丸」は無事母港へ入港し、翌日からは定期航路へと就航しました。

「第六はる丸」のこれからの、ご活躍とご安航をお祈り致します。

2021年7月 9日 (金)

海上保安庁 巡視船PL-03「くだか」因島出港 令和3年7月

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那覇海上保安部、所属のPL-03「くだか」が6月初旬、入港し約1か月の点検整備を終え7月2日、母港へ向け出港しました。

Dsc_05951 2隻のタグで船首と船尾を曳き離岸します。

Dsc_05991 離岸前には既に発電機を運転し自船内の電気を給電しています。離岸したこのタイミングで1号主機を起動しました。続いて2号主機を起動。

Dsc_06011 船舶の場合は船首に近い配置から1号・2号とし左右対称に同じ位置にある場合は右舷側を1号機とします。ディーゼルエンジンの場合は起動した時や低負荷時には写真の様に黒煙が出易くなります。ディーゼル機関では小型の船舶を除き殆どの船舶は圧縮空気を使用したエアー起動です。

しばらくしアイドリング状態に成るとこんな感じです。

Dsc_06021 目の前で離岸作業を行った造船所のドッグマスター、作業員が離船します。

Dsc_06071 いよいよ那覇に向け出港です。

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造船所の見送りの方達への挨拶の後、我々にも同じ様に帽子を振って頂けました!。

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「くだか」のスペックは以下の通りです。

総トン数:1,200t、全長:91.4m、幅:11m、速力:20kt

兵装:船首35mm単装機銃、船橋前20mm多銃身機銃

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「くだか」の入港、入渠の写真を貼ります。

6月7日、はるばる沖縄からやって来ました。土生アンカーに錨泊です。

Dsc_06481 翌日、まさかJMU因島工場に入港するとは思っていなかったので急いで出動!。

Dsc_06621 自走でタグのサポートを受けながら入港。そして岸壁に接岸。

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Dsc_06842 2日後、入渠です。

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Dsc_07031 後日の乾ドッグの状況です。

Dsc_07041 船首に2基のバウスラスターが有るのが分かりますね。アンカーも取り外されチェーンも同時に点検整備されているようです。

Dsc_07052 今回も楽しいお見送りが出来ました。

船長を始め乗組員のみなさん有難うございました。

PL-03「くだか」のご安航をお祈り致します。

 

2021年7月 5日 (月)

「さんふらわあ きりしま」因島出港 令和3年6月

Dsc_06041 6月18日、JMU因島工場に点検整備のため入港し26日には出港しました。

何時ものパターンで出渠し、そのまま燧灘で試運転を行い翌日、母港へと帰って行きます。

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Dsc_05851 急いで堤防に行くと既に目の前に

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Dsc_06101 試運転を行い翌日、母港へと向かいました。

「さんふらわあ きりしま」のご安航をお祈り致します。

「さんふらわあ きりしま」はship of the year 2018 大型客船部門賞受賞しています。

シップオブザイヤーはその年に建造された、各船舶部門に於いて技術・芸術・社会的要素を評価し最も優れた船を表彰したものです。

「さんふらわあ きりしま」の仕様は以下の通りです。

全長:192m、幅:27m、総トン数:13,659t、速力:23kt

旅客定員:709名、大型トラック:121台、乗用車:134台

特徴:二重反転プロペラ(CRP推進システム)とエンジンまたはモータによりプロペラを回すハイブリッド推進システムによる省エネ。(入出港時は電気推進モータにより効率的で細やかな速度制御が行え、航行時はディーゼル機関による推進によるそれぞれの長所を生かした運用による。)

霧雨に霞む「さんふらわあ きりしま」の入港時の写真を貼り付けます。

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最近の長距離フェリーは非日常の船旅を楽しめるように豪華客船の様なゴージャスな吹き抜けのエントランスホールや展望浴場が有り、また客室はプライベート空間を重視した作りに成っており一番安価な運賃でも昔のような雑魚寝のイメージは無く「きりしま」の場合は1人分のスペースごとにマットレスが有りカーテンで仕切られる様に成っており、もう少しお金を出すとカプセルホテルのような個人空間を得られる部屋も有り、とても安くストレスの無い船旅が出来る様に成っています。

2021年6月25日 (金)

海上保安庁PLH-31「しきしま」因島出港 令和3年6月

Dsc_0392 海上保安庁最大級の巡視船PLH-31「しきしま」がJMU因島工場に5月初旬入港し6月中旬、点検整備が終わり因島を出港し母港である鹿児島海上保安部へ帰港しました。

2隻のタグボートに曳かれ離岸。

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Dsc_03831 「しきしま」の向こうに見えるのは緊急入港した「あざれあ」です。

対空レーダを備え威風堂々とした姿はカッコいい!。

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見送りに来ている造船所職員の方達とのお別れの挨拶です。

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Dsc_03911 次は私達の目の前に来ると同じように皆さんで手を振ってくれました。

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Dsc_0399 UW1旗もレーダマストに掲げられ雰囲気が盛り上がるな~。

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「しきしま」の仕様は以下の通りです。

総トン数:6,500t、全長:150m、幅:16.5m、深さ:9m

兵装:35mm連装機銃x2基、20mm機銃x2基、

主な装備:ヘリコプター2機搭載、対空捜索レーダ1基。

船首・船尾部の35mm連装機銃、艦橋前部両舷の20mm機銃

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Dsc_077020mm 後部甲板ヘリコプター格納庫上部の35mm連装機銃

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レーダマスト頭頂部のレーダはヘリコプター搭載船には装備される対空レーダ

下部2基は航海用レーダ。その下、海上保安庁唯一の対空捜索レーダ。

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PLH-31「しきしま」がこの様に重装備されているのは今から30年ほど前にニュースでも報じられていたフランスからのプルトニュウム輸送の警護にあたっていたからです。また当然、極秘任務でアフリカ大陸を迂回する無寄港による航海だったそうです。

初めて見たPLH-31「しきしま」は護衛艦と見間違うほどの重厚感のある船体はカッコ良かったです。

船長を始め乗組員の皆さん有難うございました!。

PLH-31「しきしま」のご安航をお祈り致します。

ドッグ入りし、塗装が行われ喫水線下の船底周りのスラスター、舵、プロペラ等の点検整備が終わった「しきしま」が出渠する時の写真を添付します。

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2021年6月23日 (水)

名門大洋フェリー「ふくおかⅡ」「きょうとⅡ」出港 令和3年6月

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 JMU因島工場に名門大洋フェリーの「ふくおかⅡ」と「きょうとⅡ」が点検整備のため最後のドッグ入りをしました。

名門大洋フェリーのホームページを見ると2隻の代替船が建造中で「きょうとⅡ」の代替船は既に5月13日に「命名・進水式」が行われており「フェリーきょうと」と命名され12月には就航予定です。「ふくおかⅡ」の代替船は2022年3月に就航予定だそうです。船体も一回り大きく成った、新しい船を早く見てみたいですね。

5月下旬に、まず「ふくおかⅡ」が入港しました。

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Dsc_04511 造船所への入・出港は沖合でドッグマスターが乗り込み船長の代わりに操船指揮を行います。

大型船の場合はタグ3隻がセットで行動します。1隻は常に船尾でブレーキ役です。本船が微速前進で自走している場合は両舷のタグはロープを渡しておりイザという時に備えます。

Dsc_04541 入港に際し歓迎のUW2旗を掲げました。

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Dsc_04641 この後、接岸せず直接ドッグ入りです。

後方に見える橋は”ゆめしま海道”の1つ「生名(いきな)橋」です。

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Dsc_04731 この後、スムースに入渠しました。

1週間ほどした6月初旬に出渠、出港しました。

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再塗装され綺麗に成っていますが工期も短く、車で言うところの12か月点検と言ったところでしょうか?。

いよいよ出港です。

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Dsc_05311 小高い山の上から駆け下り何時もの堤防で待ち受けていると日新丸の向こうからやって来ました。

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Dsc_05411 出港に際してのUW旗に対してUW1旗を掲げてくれます。

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Dsc_05491 この後、燧灘で試運転を行い定期航路へと帰って行きました。

「ふくおかⅡ」と入れ替わりに「きょうとⅡ」が翌日、入港しました。

Dsc_06081 何時もの様にUW2旗でお迎えしました。

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Dsc_06171 我々の掲げたUW2旗に気が付いて返礼のUW1旗を掲げてくれました。

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Dsc_06311 急いで小高い山に登り入渠の様子も見ます。

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Dsc_06441 ドッグ入りの時は両サイドに有るガイドレールに遊動滑車を取り付けワイヤーを船体でターンさせドッグ後方の中央に設置されたウインチで巻き取ります。この時、本船後方のタグでテンションを掛けながら本船の位置を調整しながらウインチでワイヤーを巻き取ります。

出渠の場合はタグで引っ張りウインチでテンションを調整しながらワイヤーを送り出します。そうする事により本船が安定して出し入れ出来ます。

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Dsc_06471 いつも通りスムースにドッグ入りしました。

10日程して出港です。

あいにくの雨と風で撮影は大変でした。

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 雨の中、デッキに出て我々の見送りに応えて頂きました!。

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Dscn04641 燧灘で試運転を行い定期航路へと向かいました。

今回も感動させていただきました。

「ふくおかⅡ」、「きょうとⅡ」の船長を始め乗組員の皆さん有難うございました!。

「ふくおかⅡ」、「きょうとⅡ」のご安航をお祈り致します。

2021年6月17日 (木)

第42掃海隊「なおしま」因島出港 令和3年6月15日

Dsc_04541 海上自衛隊 阪神基地所属の掃海艇MSC-684「なおしま」がJMU因島工場での点検整備を終え出港しました。

マストには桜星1つの隊指令旗が掲揚されていました。1等海佐である第42掃海隊指令が乗り組んでいる様です。第42掃海隊は掃海艇「つのしま」と「なおしま」の2隻で編成され阪神基地を母港としています。

我々が待ち構えている場所から少し離れている、造船所の見送りの方達への出港の合図である汽笛、長音一声が聞こえてきました。

しばらくすると緊急入港した新日本海フェリー「あざりあ」の向こうからやって来ました。

Dsc_04441 係船位置が遠くだったので速度も上げ右側航行に倣い我々の位置から遠目に航行しています。

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Dsc_04481 自衛艦旗とUW旗を掲げた我々にも気が付いて頂き艦橋から”左帽振れ!”の号令により甲板に居る隊員の皆さんから大きく帽子を振って頂きました!。

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Dsc_04691 燧灘で試運転を行い本線航路から来島海峡を経て呉に向かいました。

MSC(掃海艇)-684「なおしま」主要要目は海上自衛隊のH.Pからの記載です。

基準排水量:510t。

主要寸法:長さ:54m、幅:9.4m、深さ:4.2m、喫水:3.0m

主機械:ディーゼル2基2軸

馬力:1,800PS

速力:14Kt

主要兵装:20mm機関砲x1、掃海装置一式

乗員:約45人

2月中旬、本線航路から外れ備後灘に向かっているのを知り写真撮影に向かいました。

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Dsc_12831 こちらに向かって来ました。回答旗を掲げてくれました。

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投錨しました。どうやら錨泊のようです。

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Dsc_13041 何時もの様に自衛艦旗とUW2(歓迎)を掲揚しました。

翌、早朝JMU因島工場に入港しました。

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Dscn03271 翌月、入渠しました。

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乾ドッグの状況を見に行くとこんな感じに成っていました。

煙突の上部が無いようです。エンジンのO.Hのために排気管などと一緒に取り外したんでしょうか?。

51_1 今回も掃海艇「なおしま」の入出港を楽しませていただきました。

第42掃海隊指令、艇長および隊員の皆様ありがとうございました!。

「なおしま」のご安航をお祈り致します。

2021年6月16日 (水)

「日新丸 」因島出港 令和3年6月11日

Dsc_0748 令和2年12月8日の入港から半年に及ぶ長いドッグ入りを終え6月11日、造船所の人達に見送られながら出港しました。

今回の出港は近年では珍しく事前に広報され通常の出港風景を見る事が出来ました。

これから太平洋の日本EEZ内(200海里)でナガスクジラ科の体長14mのニタリクジラ150頭と体長18mのイワシクジラ25頭の商業・調査捕鯨を行います。

Dsc_0719 タラップが取り外されいよいよ出港です。

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Dsc_07211 離岸し向こうに見えるのは海上保安庁で最も大きいPLH31 「しきしま 」です。

Dsc_07251 見送りの造船所の人達と、お別れの挨拶です。

我々もUW旗を掲げお見送りです。

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Dsc_07331 我々にも沢山の人達に大きく手を振って頂きました!。

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Dsc_07551 本線航路へ向かい太平洋へ。

今日、何時もの様に?保安庁の「みちなみ」が通り過ぎて行きました。

対岸にはパトカーが止まっていました。

Dsc_0708 何時も出港の日は色んな動きを見て、そろそろかな?と予想しています。

食料・物資の搬入

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Dsc_059867 燃料の補給 信号旗のB(給油中)が掲げらタンカーが横付けしてます。

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Dsc_065768 これで、いよいよ出港も近いな!と思っていると意外にも初めてネットで出港日を知る事が出来ました。我々の様に一般の人も見送りに来るのかな?と思っているとメンバー以外に男性2人が来ました。

実は去年の8月初旬にも入港し9月下旬に出港しています。

入港時の様子です。

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Dsc_16481 向こうに見えるのは海上自衛隊 訓練支援艦「てんりゅう」です。

この時も保安庁の巡視艇「うきかぜ」が巡行してました。

Dsc_16381 ドッグ入りの様子です。

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数か月後に再入港のため?ドッグ入りしたのにケレン塗装がされず出港しました。

Dsc_00281 地味に出港です。

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Dsc_00361 3か月も経たない12月初旬に入港です。

Dsc_04371 待っているとアレ!?保安庁の船じゃないな~。

Dsc_04231 今日の入港とは関係無い漁業取締船「うわかぜ」でした。

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Dsc_04441 このタイミングで目の前を広島県警の「せとちどり」が通り過ぎて行きました。

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Dsc_04481 今回も我々の目の前に接岸するようです。

そうすると何時もの様に海上保安庁の巡視艇「からたち」が。デッキから我々を見ている?撮影?している様です。

Dsc_04521 我々は純粋に入港の歓迎と撮影に来ているだけなので問題ありません!。

Dsc_04564202 8月の入港時と同じ訓練支援艦ですが「てんりゅう」は点検整備を終え既に出港し、入れ替わりに同型艦のATS-4202「くろべ」がやって来てます。

この後、滞り無く接岸しました。

後日の入渠です。全塗装されて久し振りに綺麗に成りました。

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Dsc_11641 後ろも、ピカピカです。

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今日も、とても感動するお見送りが出来ました!

船長を始め乗組員の皆さん有難うございました!!。

「日新丸」のご安航をお祈り致します。

2021年5月26日 (水)

RoRo船「第六はる丸」進水式 内海造船 因島工場 令和3年5月25日

Dsc_0416 令和3年5月25日(火曜)大安吉日の今日、RoRo船「第六はる丸」の進水式が行われました。

先日、竣功した「第五はる丸」の二番船となるそうで、その仕様と運航形態などは同一と思われます。船主、管理者および運航者は「第五はる丸」と同じとすれば大島海運(株)船主、東洋商船(株) 管理(春山海運 株式会社のグループ会社)、大王海運(株)運航と成ります。Dsc_03791 今日も新型コロナのせいで非公開での進水式と成りました。

でも進水式の日は基本的に大安で、道路から造船所内が見渡せるので新造船が、くす玉や紅白の幕、満艦飾に飾られ明日が進水式というのは分かるのと、式時間は満潮に合わせてるので時間も予想出来ます。今日も予想通り満潮時間頃から始まりました。

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Dsc_03801_2 写真を見ても分かる通り厳粛な雰囲気の中、来賓が入場し、主賓ご夫妻を内海造船の社長がエスコートし拍手で迎えられました。

Dsc_03841 何時も通り国旗掲揚から始まりました。

Dsc_0387 左から内海造船(株)・東洋商船(株)・大王海運(株)・日章旗が掲揚されています。

*東洋商船(株)は春山(しゅんざん)海運グループ会社と言う事で同一の社旗を使っています。

Dsc_0390 続いて盤木の撤去です。そして安全装置の解除行われました。

Dsc_03861 白旗で確認しながら手順通り進行していきます。

上で走っている人が安全装置へ向かっています。(この人がシャンパンが割れたタイミングでロックを解除すると船が船台を滑り降りて行きます。)

Dsc_03881 いよいよ主賓ご婦人による支綱切断によりクライマックスの始まりです!。

Dsc_03851 重りの綱が切断されリボンが結ばれているシャンパンが割れます。

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Dsc_04371 日章旗を始め、各社の社旗も進水式を祝うかのようにはためいています。

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Dsc_04521 船体を直接タグが押すことが出来るエリヤで押しています。

沖合で旋回し、左舷で艤装岸壁に接岸しました。

その頃、記念撮影が行われていました。

我々が撮影している所を見て関係者の方が手を振ってくれ、挨拶のお辞儀までして下さいました。(写真を撮るの忘れてました。)有難うございました。

Dsc_04471 今回、進水した「第六はる丸」はつい先日、15日に竣功した「第五はる丸」の2番船に成るようです。*このブログに「第五はる丸」の出港の風景を記載しています。

「第五はる丸」のスペックを記載します。

全長:177.9m、幅:27.4m、深さ:23.3m、

総トン数:12,500t、車両搭載能力:13mシャーシ(トレーラーの荷台)160台

乗用車:258台、速力:21kt、船級:NK(日本海事協会)

建造中の撮りためた写真が有るので貼り付けます。

227dsc_14411船首のバウスラスターが分かります。

310dsc_12411 横揺れ低減装置のスタビライザーです。↓(フィンは船体に収納状態)

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プロペラと舵は未だ装備されてません。2基のスターンスラスタが設置されてます。

310dsc_12391 船首のバウスラスターとで横移動が行えるので離岸・接岸が自船のみで行えそうです。

311dsc_12491 船首の開口部から見えているのはバウスラスターの電動機かな?。

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420dsc_02641 船名の下書きしてます。↑ 

進水式10日前です。↓錨が未だ装備されていませんね。

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船名の下に三角柱の様な構造物が取り付けられていますが、これはSTEPと言って波浪時における船体に当たる波をここで受け止め両サイドに撥ね除け荒天時における航行中の抵抗を低減出来る省エネ装置です。(特許取得済みだそうです)

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今回も新しい船の誕生に立ち会え感動しました!。

「第六はる丸」進水式おめでとうございました。

そして今は、「第六はる丸」の船出をUW旗を掲げ、お見送りしたいので「第五はる丸」が進水式から丁度4か月で竣功したので「第六はる丸」の竣功は9月下旬の大安吉日かな?と予想してます。

2021年5月19日 (水)

第3掃海隊「えたじま」「みやじま」因島大橋通過 令和3年5月8日

Dsc_0304 2021年3月16日「あわじ型」の3番艦として引渡しが行われMSO-306「えたじま」が掃海艦として就役しました。

今回初めて因島大橋を通過する所を待ち受けしました。私にとっても初めて見る「えたじま」にワクワクです。

第3掃海隊は令和2年6月12日、掃海艇「あいしま」が舞鶴地方隊隷下の第44掃海隊に編入されました。それにより掃海母艦「ぶんご」と掃海艇「みやじま」の編成に成りさみしい思いをしていました。そして10月1日には掃海菅制艇「ながしま」「ゆげしま」が任務を終え除籍され、それによって101掃海隊も解隊され因島大橋を通過する掃海艇は「みやじま」だけに成りショックでした。

それが掃海艦「えたじま」が第3掃海隊に編入され初めての因島大橋通過の雄姿を見る事が出来ました。

Dsc_02911 「えたじま」と「みやじま」の編隊により三原瀬戸から布刈瀬戸にやって来ました。

Dsc_02981_3 自衛艦旗とUW旗を掲げお見送りです。

Dsc_02991 「えたじま」の艦橋から自衛艦旗を携え我々に向かって大きく振ってくれてます。

モチロンこちらも大きく帽子を振っています。

そうすると操舵室から”右帽振れ!”の号令が掛かりました!。

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Dsc_03051 最高な気分です。

Dsc_03081 このタイミングで手旗信号で”ニンム ガンバッテ クダサイ”と短いメッセージを送ると「えたじま」から”受信しましたよ!”の返信が有りました!!.

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Dsc_03151そして”アリガトウ ゴザイマス”の返信を頂きました!。

「えたじま」のマストには桜星1つに三角の切れ込みが入った隊指令旗(甲)がはためいています。これは1等海佐である第3掃海隊指令が乗り組んでいる事を表しています。

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艦尾には掃海装置一式が装備されています。

Dsc_032011 掃海艦艇は機雷を除去する事を任務としていますが「えたじま」は潜水艦をターゲットにする深深度機雷を除去する能力・装備を有しています。

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MSO(掃海艦)-306「えたじま」主要要目は海上自衛隊のH.Pからの記載です。

基準排水量:690t。

主要寸法:長さ:67m、幅:11m、深さ:5.2m、

主機械:ディーゼル2基2軸

馬力:2,200PS

速力:14Kt

主要兵装:20mm遠隔管制機関砲x1、掃海装置一式

乗員:約50人

続いて掃海艇「みやじま」がやって来ました。

Dsc_03251 「みやじま」からも艦橋から自衛艦旗を大きく振って我々の応援に答えてくれました。同じ様に手旗信号を送ると「みやじま」からも受信確認と”アリガトウ ゴザイマス”の返信を頂きました!。

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下の写真は”ア”の一画目を現しています。

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下は”サ”の一画目です。Dsc_03281 掃海艦「えたじま」、掃海艇「みやじま」の信号長による手旗信号は写真でも見て分かる通り手が真っ直ぐ伸び、またハッキリとした角度で現され相手に分かり易く表示されている事が分かると思います。今回も友人が撮ってくれた動画を見ると、流れるような動きで流石プロの手旗は違うな~と感心しきりです。

以前、友人が撮ってくれた自分の手旗の動画を見ると隊員の皆さんに注目され緊張し、また頭で文字を手旗に変換しているので途中で止まったりギコチナイ動きに成って笑ってしまいます。頭で考える事なくスーッと体が自然に手旗信号を発信出来る様に成るにはマダマダ練習が足りないようです。

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Dsc_03391 「みやじま」は先月、点検整備を終えJMU因島工場を出港した際にもお見送りをしました。こんなに早く再会出来るとは思っておらず嬉しかったです。

「みやじま」は「えたじま」の航跡をトレースするように2隻は備讃瀬戸に向かいました。

Dsc_03421 第3掃海隊指令をはじめ「えたじま」艦長、「みやじま」艇長および隊員の皆さま今回も何時もの様に神対応、有難うございました!。

掃海艦「えたじま」、掃海艇「みやじま」のご安航をお祈り致します。