MOS-306掃海艦”えたじま”が就役し1年が経過しドッグ入りのためJMU因島工場での点検・整備を行うため2月初旬やって来ました。
母港である呉基地より安芸灘から布刈瀬戸へ
UW旗を掲げ帽子を振ってお出迎えすると何時もの神対応の返礼をして頂きました!。
この時は未だ造船所の入港とは知らなかったので造船所への入港時の写真は撮ってません。
MSO(掃海艦)-306「えたじま」主要要目は海上自衛隊のH.Pからの記載です。
基準排水量:690t。
主要寸法:長さ:67m、幅:11m、深さ:5.2m、
主機械:ディーゼル2基2軸
馬力:2,200PS
速力:14Kt
主要兵装:20mm遠隔管制機関砲x1、掃海装置一式
乗員:約50人
約1か月の点検整備を終え出港の時が来ました。
この時、同時に入港しているAOE-422”補給艦 とわだ”のマストにUW旗が掲げられています。
岸壁の向こうから出港用意!の号令と共にラッパの音も聞こえてきました。
もう少しこちらの方を航行してくれれば良いのですが右側航行なので仕方ありません。
捕鯨母船の日新丸の向こうには”掃海艇 つのしま”が係船されており、その向こうに”補給艦 とわだ”が係船しています。
”えたじま”は離岸と同時に”左帽振れ!”と見送りのJMU職員の方達に別れの挨拶をし沖合に出た所で”とわだ””つのしま”と我々に”左帽振れ!”の挨拶をしてくれました。
つかさず”えたじま”からはアリガトウゴザイマスの返信を頂きました。
”えたじま”の艦長をはじめ隊員のみなさん有難うございました。
"えたじま”のご活躍とご安航をお祈り致します。
今回も一般公開はされないので日時も公開されてませんが大安の満潮時間と言うパターンが基本なので見逃す事も無く場外からの撮影が出来ました。
進水式場への参加者の入場は先ず観光バス2台で神戸からやって来た一般の人達?そして宮崎から観光バス1台で同様に一般の人達が入場。
そして最後に内海造船の社長と主賓が乗った乗用車が到着します。
エスコートの内海造船の社長を先頭に宮崎カーフェリーの社長、そして支綱切断をする映画監督の河瀨直美さんです。
左端に内海造船、その隣に宮崎カーフェリーの社旗が掲げられています。
いよいよ進水作業の始まりです。
セレモニー用の船首盤木の取り外しに掛かります。
いよいよ河瀨直美さんによる支綱切断です。(残念ながら撮影出来ず)
進水すると船首で緑の旗を振っている人と護岸の先端で黄色の旗を振っている人が居ました。
進水式の後は参加者による記念撮影です。
撮影に来たメンバーの一人が手を振るとナント!河瀨直美さんが手を振って答えてくれました。
”フェリーろっこう”の仕様です。
総トン数:約14,200t、全長:142m、幅:27.6m
航海速力:23kt(約43km/h)、最大出力:8,570kw X 2
旅客定員:576名、搭載車量:トラック163台、乗用車81台、
車両甲板:4層、
・2機2軸2舵
・船首はバルバスバウ、船尾は双胴船型:推進性能と耐航性の向上。
・フィンスタビライザ、バウスラスター2基、可変ピッチプロペラ
・車両の搭載は船首・船尾の左舷ランプドア
・バリアフリー構造とし、車両甲板と乗降口にエレベータを設置。
写真で見る通り船の先端部分は絞られているのでバランスを崩しやすいので付属物を取り付け一緒に進水していきます。また船首部のテンションをこの部分で進水台に掛けます。↓
建造中の状態はこの様に沢山の盤木で支えられていますが進水式の時には盤木は外され上記写真の様に付属物で支えられています。下記写真↓
建造中はこんな感じです。
進水式の時にはベアリングが敷かれ付属物と台がワイヤーで固縛されテンションが掛かっています。船尾方向はこの様な構造物は付加されていないので満潮で浮いた状態で進水します。
船台の上にはボールベアリングが敷き詰められています。進水後はベアリングのみ残されてます。
こんな風にして進水していくのでゴーッという轟音がします。この音も進水式の迫力の一つです。
建造中のブロックの状態です。一般的に建造する時はブロックを上下逆さまで作っていきます。下向き作業なので天井に造作する配管、ケーブルラック(ケーブルを配線し支える・梯子の様に見える物)なども取り付け易く成ります。
フィンスタビライザの試験調整?
掃除機の電源コードの様にこれ以上引き出し注意・禁止の表示と思います。
通常は白色で規定mを現しているので。
新造船”ろっこう”が翌日(大安)、進水式を迎えるために岸壁を空けるため?予想外の出港でした。試運転も終わり4月15日の就航に向け何時出港してもおかしくない状態だったので。前日には社旗が掲げられていたとの事なので引き渡し(竣功)は済んでいたのでしょう。
朝一に何時もの様にPCで船の動きを見ていると”たかちほ”の前後にタグが配置されたのでこれは出港だな。何時もの堤防でUW旗を掲げ待ち構え。
2年後にはビルドアンドスクラップされる日新丸の向こうからタグに曳かれ
ここで主機起動しました。
そして、我々の目の前で汽笛長声いっぱーつ!頂きました!!。
何時ものメンバーもテンションだだ揚がり!手を振って返礼!!
そうすると乗組員の方がホイールハウスから出て来て手を振ってくれました。
船尾に掲げられた国旗が船出に相応しく凛々しく感じられます。
宮崎カーフェリー ”たかちほ” のこれからのご活躍と発展をお祈り致します。
船長をはじめ乗り組員の皆さん有難うございました!!。
”たかちほ”のご安航をお祈り致します。
”たかちほ”のスペックを追記します。
総トン数:約14,200t、全長:142m、幅:27.6m
航海速力:23kt(約43km/h)、最大出力:8,570kw X 2
旅客定員:576名、搭載車量:トラック163台、乗用車81台、
車両甲板:4層、
・2機2軸2舵
・船首はバルバスバウ、船尾は双胴船型:推進性能と耐航性の向上。
・フィンスタビライザ、バウスラスター2基、可変ピッチプロペラ
・車両の搭載は船首・船尾の左舷ランプドア
・バリアフリー構造とし、車両甲板と乗降口にエレベータを設置。
YTE14出港の早朝、同じ造船所にドッグ入りしているYDT04のマストに見たことも無い沢山の信号旗が掲げられました。左端のUW旗は分かるのですが右側に4文字の旗が3列揚がっている内容が読み取れません。
YTE14では回答旗が揚がっています。
8時に成り船尾に国旗が掲揚されました。
点検整備でドッグ中のYTE13の隊員の皆さんが信号旗を振ってお見送りしてます。
続いて4日後、YDT04が出港しました。
造船所、YTE13の隊員の方達へ、そして我々に”右帽振れ!”
仕様は全長:46m、幅:8.6m、深さ:4m、排水量:300t
そして大きな特徴として、掃海艇が機雷や不発弾の処理を行いますがYDT04は、その処理にあたる潜水員の輸送や作業支援を行う事を主な任務としています。潜水作業に伴うリスクとして一般的に潜水病がよく知られていますが病名的には減圧症と言う事が多いらしいです。原因は水中に潜るとその深度に比例して体の周りの圧力が高くなり、急激に浮上した場合や何度も潜水・浮上を繰り返すと血液中に溶け込んでいた窒素が気泡に成り血管を塞いだりする事により発症します。この様な症状を改善するための再圧チャンバーと言われる空気加圧室を装備しています。
YTE14とYDE04の皆さん今日も楽しい1日の始まりを有難うございました!!。
YTE14、YDT04のご安航をお祈り致します。
令和4年3月初旬、2か月ほどの点検・整備を終え輸送艦”くにさき”が出港しました。
何時もの様に堤防で待ち構えていると、造船所の停泊岸壁からラッパの合図と共に”出港よーい!”の号令が聞こえ一段と高揚感が増してきました!。
離岸すると造船所の人達へお別れの”右帽振れ!”が聞こえてきました。
岸壁に停泊している掃海艦「えたじま」と掃海艇「つのしま」そして我々に対して”左帽振れ!”をいただきました。
艦橋からは信号長が何度も発光信号を発してくれているので少し離れているけど双眼鏡でこちらを見てくれることを期待して手旗で「ニンム ガンバッテクダサイ」を送ると速攻で「アリガトウ ゴザイマス」の返信を頂きました!!。
何時もの様に感謝・感激です!。神対応ありがとうございます!!。
スターンゲート(船尾扉)の中は通常はホバークラフトが2隻収容されていますが「くにさき」の点検整備に合わせホバークラフトも玉野の造船所で点検・整備をしています。試運転後に備讃瀬戸に向かいホバークラフトをピックアップして母港、呉に向かいました。
先般、ニュースでトンガ支援へ行った輸送艦「おおすみ」が母港、呉に帰還しましたがドッグ入りのタイミングがずれていたら「くにさき」が支援に行っていたかも?。
LST4003「くにさき」の主要要目は海上自衛隊のH.Pによると
基準排水量:8,900t、乗員:約135人
主要寸法:長さ:178m、幅:25.8m、深さ:17m、
喫水:6m
主機械:ディーゼル2機2軸、馬力:26,000PS、速力:22kt
特殊装置:高性能20mm機関砲x2、
主要兵装:エアークッション艇x2
1月中旬の入港時の写真を貼っていきます。
本線航路を外れてこちらに向かって来ました。手前に見えるのは「くにさき」に搭載している内火艇(11m型 作業艇)が先にやって来ました。
「くにさき」の艦長をはじめ隊員の皆さん有難うございました。
輸送艦 「くにさき」のご安航をお祈り致します。
「いしかり」が点検整備を終え名古屋に帰って行ったのと入れ替えに「きたかみ」も内海造船(株) 瀬戸田工場にやって来ました。
朝早く太陽を背に受けて燧灘からこちらに向かって来ました。
UW2旗(歓迎)を掲げ帽子を振っていると汽笛長声いっぱーつ!を頂きました。また返礼のUW1旗も掲げて頂きました。
2019年1月就航の2代目「きたかみ」のスペックです。
総トン数:13,694t、 全長:192.5m、幅:27m、
最大速度:24.55kt(約45.5km/h)、エレベータ:2基
旅客定員:535名、トラック:166台、乗用車:146台、
10日後、点検整備を終え母港の名古屋へ向け出港の時が来ました。
全塗装され化粧直しした「きたかみ」が一段と美しく見えます。
我々の掲げたUW旗と帽子を振ってお別れをしていると「きたかみ」からも同じようにデッキに出て手を振って頂き、また長声いっぱーつ!頂きました!。
こんなにも楽しいコミュニケーションが出来る事に何時も感動しています。
コンパスデッキ(船の屋上)の左端に衛星アンテナのレードームが見えます。
アップすると皆さんご存じの会社名が。
で、これが何かと言いますと人工衛星とやり取りをして通信を行うために整備されています。携帯電波が届かない海上でもWifiが出来る様に成っています。
丁度3年前に就航されたばかりの「きたかみ」では乗船前に申し込みすれば24時間1,100円弱で客室でもWifiが使えるサービスが有ります。
この後、燧灘で試運転を行い夕方には母港、名古屋へ帰って行きました。
太平洋フェリー「きたかみ」の船長をはじめ乗組員の皆さん有難うございました。
「きたかみ」のご安航をお祈り致します。
1月の下旬、何時もの様にパソコンで船の航行を見ていると安芸灘を東航している掃海艦「えたじま」を見つけ、因島大橋を通過する所を撮影に出掛けました。後日、海上自衛隊のH.Pを見ていると令和3年度の機雷戦訓練と掃海訓練が2月初旬に伊勢湾で艦艇15隻と航空機で行われるとのプレスリリースを見て、これだったんだな~と。
我々の掲げているUW旗と自衛艦旗を視認し答礼”右帽振れ!”を頂きました。
この時「えたじま」の前方をプッシャーバージ(大きな桟橋の様なハシケをタグで押しながら航行している)が居るので狭い航路で追い越しも出来ず半速での航行なので手旗信号を送りました。”クンレン ガンバッテクダサイ”と送るとつかさず「アリガトウゴザイマス」の返信を頂きました!。
帽振れ!に続き手旗での返信もして頂き最高の瞬間です。周りに居るメンバーからも頻りにシャッター音が聞こえてます。
備讃瀬戸を抜け伊勢湾に向かいました。第3掃海隊の他の掃海母艦「ぶんご」と掃海艇「みやじま」は豊後水道を抜け向かった様です。
MSO(掃海艦)-306「えたじま」主要要目は海上自衛隊のH.Pからの記載です。
基準排水量:690t。
主要寸法:長さ:67m、幅:11m、深さ:5.2m、
主機械:ディーゼル2基2軸
馬力:2,200PS
速力:14Kt
主要兵装:20mm遠隔管制機関砲x1、掃海装置一式
乗員:約50人
訓練を終え母港の呉に向かう「えたじま」を待ち受けました。
艦長をはじめ隊員の皆さん今回もありがとうございました。
掃海艦「えたじま」の航海のご安航をお祈り致します。
令和4年1月28日、太平洋と日本海の両雄が少しの時間差で見る事が出来、メチャ満足のする1日と成りました!。両船ともドッグで、お化粧直しをして眩しく優美な姿で我々の目の前に現われました。
先に因島大橋にやって来たのは長距離フェリーの人気投票で常にトップを走る太平洋フェリーの「いしかり」です。
内海造船(株)瀬戸田工場での点検整備を終え真新しく成った船体は太陽に照らされ、その美しさが一層輝いて見えました。
何時もの様にUW旗を掲げ見送りをしていると返礼の汽笛”長声いっぱーつ!”そして操舵室から乗組員の方が出て帽子も振って頂きました!。
こんな対応してもらって、見送る側の我々も帽子を振って”ありがとうございます!”の返礼!!。
この時、コンパスデッキに居る乗組員の方は因島大橋を撮影し太平洋フェリーの公式Twitterに投稿されています。
この後、土生アンカーに錨泊している「すずらん」とランデブーし、燧灘で試運転を行い瀬戸内海から母港、名古屋へと向かいました。
「いしかり」を撮影し2時間もしない内に2日前にJMU因島工場での点検整備を終え停泊していた「すずらん」が抜錨し、こちらに向かって来ました。200mを超えるこんな大きな船が冬の日本海を28ノット(約52km/h)で航行するとは思えない、しとやかな感じでこちらに向かって来ました。
因島大橋を通過した所でレーダマストに返礼旗UW1が揚がって行くのがレンズをとおして見えました。
我々が帽子を振るのとUW旗を掲げているのをチャンと見てくれてたんだ。
粋な計らいに感激です。
来島海峡を迂回し母港の敦賀へ向かいました。
今日は何時ものメンバーみんな満足した1日でした!。
太平洋フェリー「いしかり」、新日本海フェリー「すずらん」の船長をはじめ乗組員の皆さん有難うございました。両船のご安航をお祈り致します。
寒波真っ只中の1月13日、「フェリーおおさかⅡ」がJMU因島工場での点検・整備を終え出港しました。
撮影する我々も寒さにジッと辛抱しながらの撮影です。
強風で旗も絡まりそうです。
強風の中でも難なくスムースに出渠しました。流石プロの仕事です。
急いで岸壁に移動してお見送りです。
燧灘で試運転を行い航路の北九州新門司港へと向かいました。
これより先の1月4日には「フェリーきょうとⅡ」が出港しました。きょうとⅡは代替船の「フェリーきょうと」が既に運航されており売船される予定?で正に1月13日の今日、最終運航のイベントが行われるとアナウンスされています。
残念ながら「フェリーきょうとⅡ」出港の撮影は出来ませんでしたが入港時の写真を貼ります。
「フェリーおおさかⅡ」のご安航をお祈り致します。
「フェリーきょうとⅡ」の新しい船出に今後も活躍と、ご安航をお祈り致します。
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