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2015年3月

2015年3月30日 (月)

因島公園 散策

Dscf0014春の陽気に誘われて桜の開花状況はどんなのか見て来ました。(^0^)

鯖大師の周りにも桜の木が有りますがごらんの様に未だ蕾の木が殆どです。咲いてる木も少し有りましたが1分程度でした。

後ろに見えるのが天狗山(207.3m)で山頂にはテレビ塔が有ります。またここより山頂に向かう登山道は”つれしおの石ぶみ”と言われ因島にゆかりのある文学者(今東光、吉井勇、林芙美子など)の小説の一文が刻まれている小路を散策する事が出来ます。

この鯖大師の言われは昔、旅僧が因島に立ち寄った時に漁師に鯖の施しをお願いした所、悪態を付きながら漁師は断りました。その後、漁師が魚が入っていた籠を見ると鯖や鯛など全ての魚が腐っていました。それに驚いた漁師は旅僧を探し深く懺悔しました。旅僧は漁師を許し腐った魚を海に放し、お加持すると魚は生き返って泳いで行ったと言う霊験です。大正時代に”村井才吉”さんが私財を投じ庭先にこの像を建てていましたが因島公園の整備に伴いこの地に移設されました。その頃と同じ様に鯖大師を囲むように四国八十八ヵ寺の石仏が並んでいます。街中に建立されていた時には私も小さい頃には近所だったので小さな境内で遊んだ記憶があります。

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石ぶみから瀬戸内を望む(眼下には造船所)

因島公園から見る夕日は因島八景の1つにも選ばれています。

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テレビ塔からの眺望。 (右)村上水軍像

2015年3月29日 (日)

奥山散策 (瀬戸内 因島)

 

Dscf1132因島で一番高い山と言えば奥山(観音山)390.2mです。昔からの山岳信仰の対象であった面影を残す様に山頂には沢山の石仏が祀られてます。関西に住んでいた頃には修験道の開祖で有名な役行者が修行したと言われる紀伊山地にある大峰山系の山々にも登りましたが登山中、良くホラ貝の音を聴く事もあり、その山頂にも仏様が祀られています。登頂すると達成感もあり自然と手を合わせています。

 

Dscf1163奥山へ登るコースは色々ありますが私は何時も中庄方面から登ってます。道路が整備されているので大山峠近くまでバイクで行ってます。

地域の人達が大切に守っている地蔵菩薩堂から歩いて大山峠を目指します。ここから峠までは僅か300m程です。峠までは昔の舗装道なのでガタガタ道ですがイノシシ狩の人はたまに峠まで軽トラで行ってます。

 

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お堂から少し行った所で道しるべが有ります。写真のように右は田熊、左は土生・三庄と書かれています。今のように道路やトンネルが無かった昔の時代は島を南北に行き来する大切な道だったんでしょうね!。この先、左の道を200m進むと大山峠に成ります。

 

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何時もの様に大山峠で土生方面からの同級生と合流し奥山山頂まで1.5kmの道のりを楽しみます。しばらく行くと右の階段状の登山道に成ります。写真では分かり難いですが結構な登りで慣れてない人はここでゼイゼイはぁはぁとワンコのように息を上げます。(^-^)その先も稜線に出るまで登りが続きます。階段状の登山道を上りきった中間地点になると案内標識があります。そこからは稜線を登り下りしながら開けた視界を楽しみながら進みます。その後、頂上まであと500m、200mの標識が出てだんだんと元気が出て来ます。頂上に近づくと道の傍らに仏様が並んでます。もう頂上は直ぐそこです。

 

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頂上は石仏と東屋が有り視界も開け瀬戸内海を一望出来ます。遥か遠く四国の稜線も見渡せ最高の気分です\(^0^)/

Dscf1134薄っすらと写真の中央の上あたりに見えるのが四国の稜線です。ここより1,500m以上も高い山々です。こんな景色見ながら珈琲飲むの最高ですよ!。

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昨日、作った標高標識は表に登頂記念、裏には我々の銘を入れました。

東屋に掛けているだけなので記念撮影をする人が使ってくれたら嬉しいです。と、そこで終わりだったのですが。。。無事帰宅し、明日は雨の予想だったのでワンコの散歩に行こうとした所、ジャージの上着が何処を探しても見つからず何処かで落としたみたい・・・。(>_<) 早速バイクで奥山に向かってUターン。結局道路にはそれらしき服は無く、仕方なく再登山開始!荷物は無いので結構早く歩けるけどホンマ登山道に落としたんかな~?と疑問を持ちながら進むが一向に無く、もうそろそろ頂上に近づいた頃、アッタ=!標識に誰かが引っ掛けてくれてる~!v(^^)v 多分、頂上で休憩していた時に登ってきた夫婦の方だろうな。ありがとうございます!。

Dscf1151300mここまで来たんで山頂まで行きました。本日2度目の登頂を果たしました!。しかし流石に疲れたな~。

少し前に、この標識に書いてる三庄町の観音寺からも登りましたが、この道は中腹から直登の登山道のため急な斜面で足元はズルズル滑り登りも下りも大変でした。普通は急斜面は階段状の道に成っていますが、ココはそのまま斜面のままなので下りは滑ったら下まで転げ落ちるかの様でスリルを感じながらの登山でした。

2015年3月27日 (金)

奥山 標高標識作ったよー!

1もう10年以上も前に仕舞い込んでいたコッピングソー(日本語では電動卓上糸鋸盤と言った方が女子でも分かるかな?)を出してチョット日曜大工を楽しんでみました。この電動工具は衝動買いで2~3回使っただけです。

材料は手元に有る物を使って作ります。文字はカマボコ板を加工する事にしました。その他は倉庫に有った板・ペンキ類のみです。

 

 

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フリーハンドで紙に書いた文字をカマボコ板に映し、鋸で切り抜きます。

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細かいところはカッターやドリルで加工します。

1_4どうにか失敗せず切抜きが出来ました。我ながら、ほぼ初めてにしてはまあまあの出来かな?と。

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切り抜いた文字に錆び止めの茶色を塗ります。ベースと成る板に銀色を塗り、ペンキを乾かした文字をボンドで貼り付けました。念には念を入れ剥がれない様にグルーガンで補強します。 出来たぞ=! \(^0^)/

 

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明日、奥山に設置して来ますぅ~!

 

2015年3月25日 (水)

立石山 散策 (生名島)

 

1因島の土生港前の長崎水道を隔てた直ぐ向こうが生名島です。そして見える山が立石山です。生名は愛媛県で手前の因島は広島県で目の前の長崎水道が県境と成ります。

本日は天気も良いんで気晴らしに同級生と生名でニ番目に高い立石山(138.6m)に散策に行く事にしました。

長崎桟橋からフェリーに乗り5分ほどで対岸の立石港に着きます。大人:70円(片道)

立石山は神霊が宿る山として、瀬戸内海の航海の安全や、豊漁、豊作の祈願が行われてきた山で山頂には弥生時代の祭事を行っていた遺跡も出たそうです。

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登り始めの取り付き道の脇の桜は早や3分咲き程度にまで開花し春の訪れを感じます。しばらくすると子安歓音寺のお堂があり中には軸と仏像が祀られていました。2人してお賽銭をお供えし手を合わせました。ここからは、つづら折りの道が続きます。遊歩道に整備された道中には色んな仏様が所々に祀られてます。

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一番奥の切り返しの所に仏様が祀られてます。お堂からは15分ほどで頂上です。山頂には大きな岩が並べられたかの様に成っています。石神(いしがみ)神として崇められた石、磐座(いわくら)神が天から降りてきて座る石、磐境(いわさか)神域の境に並べられた石、で構成されているそうです。

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今日の珈琲タイムはこの磐座の上です。凄い景色がエエで~!と一生懸命撮影する”まるたま君” http://blogs.yahoo.co.jp/juku764021

1_8インスタントのカフェオレとカプチーノですが最高の景色と鶯の鳴き声を聞きながら美味しく優雅なひと時を過ごしました。

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向こうに見えるのが桜で有名な岩城の積善山です。積善山には三千本もの桜があるそうです。

1_10山頂と反対側には展望台があり最高の景色を見ることが出来ます。 現在は生名・佐島・弓削島の3島が2本の橋で繋がってますが平成30年代には生名と岩城島が橋で繋がるそうです。予想図では写真中央の突端に橋が掛かる見たいです。

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生口橋も普段と違う方向から見ると全く違った雰囲気に見えるから不思議だな~。生口橋は建設当時は世界一の斜張橋でした。

おっさん2人は次は何処へ出没するんでしょうか?。。。(^o^)

2015年3月24日 (火)

安政柑祭り(瀬戸内 因島)

 

F1000411_2安政柑は八朔と同様に因島の田熊町で発見された柑橘です。その実は八朔よりも1.5~2倍と大きく、中には1kg以上の果実もあり果汁が多く甘いのが特徴です。名前の由来は安政年間(江戸時代)に発見され栽培が広まった事によるそうです。文旦から派生したものとも言われて増すが自分個人の感想では文旦と八朔を足して2で割った様な味かな~?。

亀甲山八幡宮の境内には橘神社が有り安政柑の原木を祀っている事から毎年(今年で4年目ですが)安政柑祭りを行っています。

今年は3月22日(日)に第4回の安政柑祭りが地元の人達を中心に賑やかに行われました。境内では柑橘類や安政柑を使った大福や小さいお子さんには、わた菓子などの販売もしていました。

 

 

F1000378田熊町内の安政柑畑の傍の道路に面して安政柑の句碑が建てられています。

9時30分から亀甲山八幡宮の境内にある橘神社で厳かに例大祭(柑橘・菓子の神様)と安政柑顕彰祈願が執り行われました。

私も法被を着た氏子さん達の後ろで写真を撮りながら一緒に参加させていただきました。

 柑橘類では安政柑が一番好きです!。

 

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宮司さんは横笛を吹き、巫女さんは笙(しょう)といわれる笛を吹いて優雅な雅楽を奏でていました。雰囲気は平安王朝。神主さんの祈祷が無事終わり次に氏子総代で代表者の方が一番先にお参りしますが、そこで私やってしまいました!(>_<) 代表の方が2礼して拍手を打つより先にフライングして打ってしまいました(ToT) 。他所の人が賽銭を入れたタイミングで先にお願い事した気分でした。←チョット違う? 

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橘神社の直ぐ後ろには安政柑の木と一段と小さな小みかんの木?が植えられていました。ピンポン玉ほどしか無い! *きんかんじゃ無いですよ。

祈願祭も無事終わり恒例の神楽が有るらしいので、どんなか一目見て帰ろうかな?と椅子席が空いていたけど直ぐ帰れる様に立ち見してました。

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左は悪魔祓い  右は八重垣の舞(家庭繁栄と豊穣を祈る舞)

田熊神代神楽団と言って地元の有志一同で伝統を守っているそうです。

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(左)蛇との戦い   (右)蛇退治(頭を一突き)

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(左)子弓の舞      (右)恵比寿の舞

全然興味なんか無かったのにオッサンに成ったせいか結局最後まで見入ってしまいました。楽しかったな~。神楽が終わると三宝に祀られていたお供えを、来場者全員に配ってくれました。

2015年3月22日 (日)

因島 土生小学校 閉校式

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 平成27年3月22日 尾道市立土生小学校 閉校記念式典がありました。            校歌と記念碑

明治6年3月1日に対潮院に創立され、そして平成27年3月22日に閉校式が有りました。実に142年と言う長い歴史に幕を閉じました

閉校記念式典には親子2代、3代の卒業生は普通に4代・5代以上の家庭の人も居るんでしょうね~!。単純に見積もっても15,000人以上の卒業生は居ると思います。

私達の頃の全校生徒は約1,500人で言わばマンモス校でしたが年々児童数も減少し1割程度に成り来年度からは近隣の土生・三庄・田熊町の小学校が統合し4月からは土生中学校跡地に新しく因島南小学校として開校されます。土生中学校は平成22年3月に閉校し旧:因島高校の跡地に今回の統廃合と同様の3町で平成22年4月に開校しています。

今日は最後の日と言う事で特別に校内を見学させて頂く事が出来ました。私も因島土生中トリ・イヌ会のメンバーとして同級生達と40年以上も前の懐かしさや思いでを語らいながら校舎内を見て廻りました。

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教室、昔のままです。でも在校生の減少から殆どの教室は使われていません。

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プラネタリウムは1度見たかな~?屋上の白のマーキングは天下町人を思い出すな~。クラブ活動の朝練じゃ無いのに朝早く登校してドッジボールをしていて相手のボールから逃げるのに正対しているので後ろ向きに転んで後頭部を打って涙流していたの思い出すな~。

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中庭には海水の水槽が有ってカブトガニが居た記憶が、この渡り廊下の先には木造の建物が有り2Fには図書館、1Fは保健室と教員室が有ったな~。

校舎内には昔を思い出す写真が飾られていました。

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今と成っては古い校舎も趣を感じます。 昭和39年と言う事は校舎の屋上の1964の数字か校庭の人文字に自分も入って居るはず。。。

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ポルノグラフティーの新藤さんがビデオレターで小学校の思い出を話してくれた職員室の裏に有った恐竜?動物のオブジェが写った写真。 最後は校歌を校庭で在校生と卒業生で合唱。朝夕~映えて♪~天~狗の山も~♪

Dscf1093_3 最後は皆で風船を飛ばして別れを惜しみました!。

ありがとう!因島土生小学校 そして、さようなら! (^-^/"

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2015年3月21日 (土)

早起きは3文の得!?(因島 外ノ浦)

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今朝は大潮だったので5時前から起きて何時もの様にワンコとパン食べて釣りのテレビ番組を連荘で見て6時過ぎにバイクに載って出動!。曇ってるんでチョット暗いな~ただ今朝も寒く無かったんでラッキー!(^0^)

行き先は因島の東海岸方面、外ノ浦にしよう!。霞んだ向こうに因島大橋が見える。大潮なんで海は凄くひいてるな~。写真では分かり難いけどアオサが一面にビッシリやー!。

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アオサで足元が滑りやすいので気を付けて。

早速岩場でワカメを収穫!。5分ほどでタッパーに一杯。

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 帰りはペットボトルの水で手と足元を洗って。

晩御飯のおかずは今朝採ったワカメを使った味噌汁とマカロニサラダです。 (^_^)

Photo_9因みにキャベツの上に載っているのは家庭菜園で作った水菜とパセリです。

ワカメは鮮やかなグリーン色になりました。

午前中は奥山(390m)にハイキングに行って久し振りに運動したのに晩ご飯、食べ過ぎました。 (>_<)

 

 

2015年3月19日 (木)

少しリッチにコーヒータイム!

F1000391アウトドアでも美味しい珈琲を飲むのが楽しみなので出来る限り写真の様なセットを持参しています。荷物を軽くする時はステンボトルに、お湯を入れてインスタント系のカプチーノ類を持って行きます。

最近は毎週末に近くの山に同級生とハイキングに行っているので山頂でコーヒーを飲みながら日頃のタワイの無い話で盛り上がってます。(関西風に言ったら山へ茶でもシバキに行こうか!)喫茶店の珈琲より美味しい!\(^0^)/

 

F1000458釣りも趣味なのでオニギリを持って行く事が多いですが時にはラーメンなども屋外で食べるのも美味しいです。(^_^)

普段家で食べても余り美味しく感じない物でも屋外で景色を眺めながら食べると食欲がわいて何故か美味しく食べられます。やっぱり非日常な自然と開放感がエエんかな~?。

 

2015年3月16日 (月)

ワンコと散歩 (瀬戸内 因島)

Fuji_camera_273_2天気が良い日にはワンコの散歩で大浜の海岸か奥山ダムに行きます。奥山ダムは因島のバス釣りのスポットに成っている様です。狩猟シーズンには因島で一番高い奥山(338m)を後ろに控えているため猟犬の吼え声と共にパーン・パーンと猟銃の発砲音がします。先日、ハイキングに行った時に峠で友人と待ち合わせしていると雑木林でガサゴソと嫌な気配がしたと思ったら1mを越えるイノシシが現れヤバイ!(>_<)どうしようか!?と一瞬、イノシシが突っ込んで来たら、その場でジャンプしてやり過ごそうか?木に上ろうか?と考えましたが目と目が会った瞬間、大声を上げると一目散にイノシシの方から逃げて行きました。何回もハイキングに行っている同級生からは漫画じゃないんだから真上にジャンプしてやり過ごすって有り得んやろ~!って笑われてます(^^ゞ

Photo暖かい日には春の風を感じながら波打ち際を散歩すると気持ち良いです。この日は何処かの学校の野球部が砂浜で練習しており、このシーン以前も有ったな~と(-_-;多分同じ野球部や!。波打ち際を歩いて練習している近くに成ると順番に学生さんが帽子を取って礼をしながら”こんにちわ!”と元気よく挨拶をしてくるので,コッチも無視する訳にもいかずコッパ恥ずかしい気持ちで相手にチャンと聞こえる様に大きい声で”こんにちわ=!”と挨拶するけどこの先未だ部員は何十人も居るし!・・・白々しくUターンする訳にも行かず前進有るのみ!。結局20回以上は挨拶しました。しまった!帰りは?。。。砂浜を避け普通に歩道を歩いてUターンしたけど砂浜から見れるので結局同じ様に挨拶しながら帰りました。若者が何かに一生懸命打ち込む姿はイイですねー!。 それに比べ今の自分は・・・。(-_-メ

2015年3月15日 (日)

白滝山 散策(瀬戸内 因島)

1白滝山の山頂から瀬戸内を見渡すと眼下には因島大橋や沢山の島々が広がり箱庭の様な景色から因島八景にも選ばれています。

因島八景は他に大浜埼灯台から布刈瀬戸、大浜海岸から八重小島を望む、因島水軍城、六松公園からの多島美、因島公園から見る眺望、水軍スカイラインから地蔵鼻への眺望、梶の鼻から因島大橋への眺望があります。

 

 

1_2白滝山は標高227mの岩山から成っており古くから修験道の修行の場でした。
現在、麓から山頂に掛けて五百羅漢(実際には700体ほど)が祀られていますが、その創建は今から約185年前、柏原伝六と、その弟子達によって作られました。五百羅漢の中には自分に似た仏様がいらっしゃるとも言われてます。

フラワーセンターからの旧ルートでは駐車場からは618m、25分の歩行になります。駐車場の直ぐ上に伝六さんのお墓が有り、そこから参道に成ります。少しすると立派な石造りの仁王像が出迎えてくれます。その先は二股に分かれており右側は八十五番札所八栗寺経由で山頂に向かいます。

しばらくすると”くぐり岩”と言う大きな岩がずり落ち?人が歩ける空間を作ってくれています。この直ぐ上に八十五番札所が有ります。

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山頂では観音堂が有り十一面観世音菩薩と白衣観音像が祀られています。また観音堂の裏には”恋し岩”と呼ばれる岩も祀られています。この岩のいわれは、重井の村に恋に落ちた若者二人が結婚を誓っていました。そこに相撲の巡業が訪れ素質を見込まれた若者は3年したら立派な相撲取りになって迎えに来るとの約束をして上方へ旅立ちました。

1_4約束の3年を過ぎても若者は帰ってこず娘は悲嘆にくれ海に身を投げて死んでしまいました。若者は一生懸命修行し”白滝”と言う立派な力士に成り村に帰って来ましたが、娘は身を投げて死んだ事を知り嘆き悲しむ枕元に白滝山の観音様がお立ちになり、そのお告げにより身投げした海で娘の化身の岩を見つけ、五十貫(約190kg)はあろうかというその岩を一人で山頂の観音堂まで運び一生を掛けて供養したそうです。(T0T)

悲しい逸話があったんですね~。

私には、この岩はどうしてもミロのビーナスに見えてしまうんです。

 山頂には鐘楼が有り訪れた際には必ず梵鐘を1つ、ついてます。 重井町内には心地良い鐘の音が響きわたります。

 

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釈迦三尊像

右、文殊菩薩(知恵を司る仏) 中央、お釈迦様(一切の願いを受け入れて下さる温容なお姿) 左、普賢菩薩(全菩薩の上首として仏の教化済度を助けます)人々を教え 導いて迷いから救うこと。